エストニア大使、大きな成果を残して離任へ

2018年に着任したヴァイノ・レイナルト駐日エストニア大使が2023年7月に離任することになった。7月5日に白金の八芳園で開催されたフェアウェル・レセプションには、幅広い大使夫妻のお付き合いを示すかのように、多彩な業界から多くの人々が集まった。

5年間に亘るレイナルト大使の任期中には新型コロナウィルス感染拡大が起こり、多方面で活動が制限された。しかし、その間にもエストニアは世界のIT大国として日本で多くの注目を浴びていた。このレセプションにも、平井卓也初代デジタル大臣が出席し、乾杯の音頭を取った。

平井卓也 初代デジタル大臣
平井卓也 初代デジタル大臣
IT大国としても知られるエストニア大使夫妻と、日本の初代デジタル大臣
IT大国としても知られるエストニア大使夫妻と、日本の初代デジタル大臣

IT関連に続いて、文化面でもエストニアはその知名度を上げてきている。エストニア発のおしゃれでファッショナブルなファッション、雑貨なども百貨店などでのポップアップショップ開催などを通じて多く紹介され、大人気を得ている。また、エストニア、バルト三国にフォーカスをあてた料理本も人気が高い。

駐日ハンガリー大使パラノビチ・ノルバート大使(右)とレイナルト大使(中)
駐日ハンガリー大使パラノビチ・ノルバート大使(右)とレイナルト大使(中)

レイナルト大使とカイレ・ユルゲンソン夫人は日本に続いてトルコに駐在することも発表された。また、日本語が上手なアルゴ・カングロ公使参事官の離任も同時に発表された。

距離的に離れてしまうが、これからもデジタル、ITを駆使してレイナルト大使夫妻、カングロ公使参事官とは連絡を取り合いたい。今後も両国がより親しく、共に発展していくことを願ってレセプションは幕を閉じた。

Similar Posts