日本語の歴史を学ぶ「日本語の歴史」展
東洋文庫ミュージアム「日本語の歴史」展
2022年5月25日(水)~9月25日(日)
近年、日本語を学ぶ外国人はとても多くなっている。日本語を母国語とする人々も、今、改めて日本語の歴史を学んでみてはいかがだろうか。
現在、六義園にほど近い東洋文庫ミュージアムで「日本語の歴史」展が開催されている。
この展覧会を見てみると、今、普通に使われている日本語は平安、室町、鎌倉、江戸時代に使われていた日本語とはかなり違うことが分かる。
仮名遣いの変化、アイヌ語、琉球の方言との比較など、展示内容は多岐にわたる。東洋文庫は東洋学の研究図書館であることから、貴重な資料を多く所蔵し、その中からの展示も多い。特に漫画の吹き出しの原型?をとどめた菅家物語の展示、琉球の神々に捧げる詩をあつめた「おもろぞうし」など、とても貴重な展示も多い。
東洋文庫ミュージアムは六義園にも近い。内部には大きな書棚があり、歴史的にも重要な数々の書籍が所蔵されている。そのレイアウトはとても美しく、心和む空間が演出されている。またミュージアムに併設されているレストランは、庭に面し、おいしいお料理を提供している。
都心の隠れ家として、静かに一日を過ごすのにお勧めのミュージアムだ。
東洋文庫ミュージアム公式HPはこちらから