駐日ベルギー王国大使館 ロクサンヌ・ドゥ=ビルデルリング特命全権大使に聞く。ポストコロナのサステナビリティ、女性の社会的地位向上、LGBTQの権利、文化的慣習の重要性とは?

Ambassador Roxane de Bilderling

ロクサンヌ・ドゥ=ビルデルリング駐日ベルギー大使は、このインタビューにおいて新型コロナウイルス感染拡大以降のベルギーと日本の文化的なつながりの強化、維持の重要性について語っている。その分野は、経済発展、持続可能なエネルギー利用という観点にとどまらず、女性の権利、ジェンダー平等、LGBTQコミュニティなど、顕著な現代的課題との関連にまで及ぶ。さらに漫画など、ベルギーと日本が共有する文化的慣習の重要性、美食、サイクリング、ジャズ音楽など、サブカルの分野でもベルギー文化の強みを支持することにも触れている。  

ロクサンヌ・ドゥ=ビルデルリング駐日ベルギー大使インタビュー

質問:ベルギーと日本は共通の価値観や関心を持っており、そこからも友好的な二国間関係を築いてきているとお聞きしております。最近の経済ミッションの訪日によって、その関係はどのように発展したのでしょうか。

最近、東京で行われた経済ミッションは大成功を収めました。ベルギー経済ミッションとしては過去最大規模の来日となりました。ミッションには企業、各業界団体、学識経験者など多様な分野から575名が参加しました。その目的は、グリーン・トランスフォーメーション、デジタル・トランスフォーメーションの課題の取り組みでは、クリーンで革新的な技術に明確に焦点を当て、両国間の経済関係を更新し、強化することにありました。現在は技術革新と脱炭素化における持続可能なビジネスと投資の機会の実施をフォローアップする必要があります。

私はこのミッションを通じ、ベルギーと日本との関係の深さと多様性を確認することができました。この3年間、私たちが取り組んできたことの集大成のような気がしています。

このミッションは現在のベルギー国王陛下の妹であるアストリッド王女殿下が率いています。その背景には、日本の皇室とベルギーの王室が非常に親密な関係にあることもあります。その関係性は両国の関係を近くする要因のひとつともなっています。

質問:日本における女性の社会的地位向上について、個人的なご見解やお気づきの点があればお聞かせください。

このテーマは、私たちの今回の経済ミッションの重要な側面でもありました。12月9日に、同志社大学で「ビジネスと人権-ビジネスにおける男女平等に対する若者の意識-」と称するセミナーを開催致しました。このセミナーは男女共同参画に焦点を当てたビジネスと人権に関する内容でしたが、非常に満足な結果が得られました。このセミナーのために同志社大学を選んだのは、ベルギーとの提携があったからです。同志社大学はベルギーと活発な交流があり、女性の学長がいる名門大学です。私たちは男女平等の問題、労働市場への期待、企業が女性を支援・登用するために十分な取組みを行っているかなどについて、学生たちに自分の考えや意見、認識を表明するよう学生に語り掛け、奨励いたしました。そしてその反応を聞いた後で、パネルディスカッションを行いました。このディスカッションにはパネラーとして、著名な女性経営者2名とベルギービジネス連盟の会長が参加しました。

日本では、女性が母親や配偶者としての役割とキャリアを両立させたいと考えていることもあり、この問題に強い関心を寄せていますね。私の個人的な経験からも、安心してキャリアをもつことは可能だと若い女性には伝えたいですね。私は幸運にも、サポートしてくれる夫に出会いました。もちろんこれは私の視点であって、他の女性も同じというわけではありません。私は闘う必要がありませんでした。このような機会に恵まれたことは、とても幸運でした。もしそうした私の経験が他の女性の役に立つのであれば、喜んで共有したいと思っています。

日本では、女性のロールモデルが少ないという共通の認識があるようです。多くの若い女性は今、男女平等を支持しており、また、それを推進する女性を日本国外に求めています。

ですが、日本にも良い例がいくつかあります。私が出会った多くのロールモデルと思える方々は、若い女性と意見を交換し、関わり合いたいと考えているようですね。ですが、そうするためのプラットフォームがいつも用意されているわけではありません。私たちは、男女平等と女性の社会的地位向上に関するイベントをいくつか開催しています。2年前には、STEM(「Science」(科学)、「Technology」(テクノロジー、実用学)、「Engineering」(工学)、「Mathematics」(数学))で活躍する女性についてのイベントを開催いたしました。その際、ロールモデルとなる方々を数名招待いたしました。また、この分野に関心のある女子高生を招き、少人数のグループでロールモデルとディスカッションも設けました。日本の若い女性にとって、このようなテーマについて相談できる人を見つけるのは難しいかもしれません。そういった背景もあり、彼女たちは本当に熱心でした。しかし、状況は変わりつつあると思います。私はよく他の女性大使や同僚と会い、この問題に関心を持っている人たちに声をかけるようにしています。日本は最近、「国際女性会議」の開催を終え、新型コロナウイルスのパンデミックに直面する女性の社会的地位向上について取り上げました。現在の日本政府はこの問題を推進し、支援することに熱心であることが明確になりました。

質問:大使は着任されて3年ですが、その間に世界経済の浮き沈み、新型コロナウイルス感染拡大状況も目の当たりにされていらっしゃいました。2023年に向けて、今、お仕事は通常に戻ったと感じていらっしゃいますか?

まだ通常な状態には戻っていないと思います。まだ新型コロナウイルスが意識にある人もいます。しかし、活動のレベルという点では、以前の状態に戻りつつあるのは確かです。また、伝統的行事が再開されつつあることも実感しています。人とのつながりも少しずつ復活しています。そういう意味では、私たちの今回の経済ミッションの来日は良いタイミングだったと思います。徐々にではありますがもどりつつあります。ですが、まだ新型コロナウイルスのパンデミックから完全に解放されたわけではありません。

Q:日本ではベルギーの文化はどのようにとらえられているのでしょうか。また、ベルギーへの日本人観光客は増えているのでしょうか?今年の動向はいかがでしょうか。増加傾向といえますか。

日本でのベルギーのイメージはとても良いと思います。まず、日本の投資家はベルギーにおいて強い存在感を示しています。日本のみなさんがベルギーに抱いているイメージは、高品質の消費財、仕事、観光、芸術という4つの要素が含まれており、また重要です。2015年10月にはブリュッセル – 東京間の直行便が再就航となったこともあり、日本のビジネス関係者、観光客にとってベルギーは非常に魅力的な国となっています。ベルギーの「チョコレートとビール」のイメージは、日本ではとても重要なブランドであり、さらに質の高いガストロノミー、工芸品、歴史と伝統の国としても捉えられています。私たちはこれまで、日本人観光客のベルギー訪問を制限したことはありませんが、ここ数年の渡航制限は観光客の来訪の妨げになってきました。現在では、すべての制限や措置が解除されています。ヨーロッパと日本を結ぶフライト便数にはまだ制約があります。これは多くの航空会社がロシア領空上空の飛行を避けているためで、ウクライナ戦争の影響が大きいと言えます。

質問:漫画『タンタン』など、両国で漫画の人気があることはよく知られております。日本ではベルギー文化のどのような点が重要だと思われますか。

ステレオタイプに対抗したいと思いつつも期待があるため、ある意味ステレオタイプを維持することになってしまいます。ベルギーといえば、チョコレート、ビール、フライドポテトなどにも代表されるように、ポジティブなイメージがあります。しかし、それ以外の側面も強調したいのです。例えば、ベルギーと日本が共有している文化的な側面には漫画が含まれます。この伝統的流れは、日本の漫画文化につながるものです。「タンタン」は、残念ながらフランスの漫画のキャラクターと間違われることもあります。他にも漫画『スマーフ』は知られているかもしれません。

しかし、それ以外にも私たちは非常に興味深い文化的側面を強調したいと考えています。ベルギー経済ミッションの期間中、京都でベルギーのアーティスト、ジャン・ミシェル・フォロンの展覧会も開催することができました。美しい絵画、彫刻、素晴らしい写真を制作するアーティストです。

また、「ベルギー文化のもう一つの大きな特徴はジャズです。サックスがベルギーで発明されたという事実がそれを物語っています。優れたジャズ・ミュージシャンが多数います。スポーツでは、サッカーベルギー代表の「赤い悪魔」も知られています。また、ベルギーはサイクリング文化でも知られています。私は日本で開催されるサイクリングイベントに数多く招かれています。そのひとつですが、さいたま市の「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」はベルギー人が出場し、優勝しました。現在の自転車競技の世界チャンピオンもベルギー人です。

質問:最近の文化トピックの中でも際立つものといえば、LGBTQだと思います。ヨーロッパの大使館がかなり熱心に議論しています。在日ベルギー大使館の公式スタンスをお話しいだけますか。

LGBTQは外交政策上、優先的に守るべき事項のひとつです。ですので、ベルギーは常にこの問題の最前線に立ち、同性婚を認めた最初の国のひとつです。私たちは常にLGBTQコミュニティの権利を擁護してきました。私たちの政府にトランスジェンダーの大臣も初めて誕生しました。私たちは、LGBTQコミュニティの権利の認知を強く推進しています。日本におけるLGBTQの状況について進化はしていますね。多くの自治体が同性婚を認めたり、その方向性を推し進めたりしているのを目の当たりにしています。私たちはこの分野の発展をどのようにサポートできるか、日本政府と話し合っています。まずは互いを尊重し、何よりも解決策をもたらすことを目指すパートナーとして、話し合いをしています。

質問:この点では日本は先進的なヨーロッパ諸国に遅れをとっているとお感じですか?

それが正しい表現かどうかはわかりかねます。しかし、LGBTQコミュニティの権利を認めるという点では、間違いなく日本は前進していると思います。まだ実現しなければならないことがある一方で、実現した事例もあります。さらにこの問題については引き続き協力していく必要があります。ご存知のように、EU諸国でも問題があり、まだ議論が続いているテーマです。私たち全員が進歩し、その過程を支援し、差別と闘っていかなければならないと思いますし、それが正しい道だと思います。

ワールドカップの話が出ましたね。政治とスポーツをあまり一緒にしてはいけないということは理解しています。しかし、ワールドカップのようなイベントは、基本的人権の尊重、例えば、誰かを愛しているという理由で、差別を受けないことを強調する役割を果たすことができると思います。私たちはこのことを強く信じていますし、必要があれば、それを再確認することが大切だと思います。

大使、どうもありがとうございました。

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