メキシコ大使館「テキーラの日」テキーラを知って楽しもう!

メキシコだけでなく、世界で長く飲まれているテキーラを記念したイベントがメキシコ大使館で開催された。

「テキーラの日」は、2006 年 7 月 24 日「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」がユネスコにより世界文化遺産に登録されたことを記念して、2017 年にこの日をメキシコ大使館商務部が「テキーラの日」と制定した。

メキシコ大使館「テキーラの日」イベントで紹介された「テキーラの父」

テキーラにはいくつもの有名メーカーがあるが、鶏のロゴで知られるサウザ社は歴史が古く、その創業者は「テキーラの父」とも呼ばれている。このメーカーによって1873年にテキーラは米国に初めて輸出された。その後、瓶詰による販売を拡大し、欧州にも輸出、世界的な名酒として知名度を上げていく。

その製造過程は、現在のSDGsブーム以前からすでに環境に配慮している。また、労働人口を創出し、メキシコの発展にも深く貢献している。メキシコでは、テキーラの産業に従事する人々も多く、その工場見学は海外からの旅行者にも大人気だ。

ストレートで飲むとアルコール度数が高いために、日本では危険なお酒と誤解されがちなテキーラだが、その味わい方はとても多い。亡くなった恋人を思って作ったカクテル、マルガリータ、ローリング·ストーンズのミック・ジャガーがこよなく愛したカクテル、サンライズもテキーラベースだ。

古い歴史を持ち、環境にも配慮、価格も手ごろで、人々の気分をリフレッシュさせるテキーラ。この夏はアルコール度数40度のメキシコの名酒を心行くまで楽しんでみたい。

【関連記事】

メキシコ観光サイト「VISIT MEXICO」日本語版サイトを新設

Similar Posts