アイルランドのミホール・マーティン首相訪日

アイルランドのミホール・マーティン首相訪日

日本との更なる関係と協力の深化にむけて

アイルランドと日本の外交関係樹立65周年を記念し、2022年7月に第15代アイルランド首相、ミホール・マーティンが訪日した。首相は、岸田文雄内閣総理大臣と会談し二国間関係をよりいっそう深めたほか、都内のホテルで開催されたレセプションに出席し、アイリッシュコミュニティのメンバーおよび日本のパートナーたちと親睦を深めた。

日本との外交関係樹立65周年を記念し訪日した、アイルランドのミホール・マーティン首相
日本との外交関係樹立65周年を記念し訪日した、アイルランドのミホール・マーティン首相

ミホール・マーティン首相がレセプションのスピーチで述べた通り、アイルランドと日本は1950年代からの長い友好関係がある。両国ともに世界的な課題に直面しつつも、緊密で温かく、また生産的な関係を続けている。この二国間関係は、民主主義、法の支配、人権の促進という共通の価値観に基づいていることに他ならない。

また、日本の経済的パートナーとの会談では、日本との強力な経済的互換性に基づき、アイルランドがイノベーション、デジタル、グリーン経済、ライフサイエンス、金融サービス、フィンテック、科学研究の分野で専門性を高めていることを述べた。

日本企業のアイルランドへの進出も多く、それによって投資と質の高い雇用が創出され、二国間の経済関係の更なる発展にも貢献している。

また、アイルランドはその文化でも広く知られており、世界的な作家、アーティストも数多く輩出している。アイリッシュダンスをはじめ、その国民的な文化もすばらしい。日本でもそうしたアイルランドの文化は深く愛されており、先日もジェイムズ・ジョイスのブルームズデーを祝った。さらに10月には、1995年にノーベル文学賞を受賞し、日本を愛した偉大な作家シェイマス・ヒーニーの名にちなんだシェイマス・ヒーニー賞の初の授賞式が行われる予定だ。同賞は、日本人作家またはアイルランド文学作品の日本人翻訳家に贈られる賞である。

ミホール・マーティン首相は、アイルランドによる長期的な投資や良好な二国間関係の象徴となる新しい大使館ビル「アイルランドハウス」プロジェクトを歓迎した。このプロジェクトを成功裡に導いたことには、両国の機関の緊密な連携があった。

ミホール・マーティン首相は日本滞在中、日本の緑茶をこよなく愛すると口にした。2024年にはアイルランドと日本の深い友好関係の証ともいえるアイルランドハウスがオープンする。そのオープニングには、是非ともミホール・マーティン首相に改めて来日し、ご出席いただきたいと願う。ぜひとも日本の人々と、おいしい緑茶を一緒に味わっていただきたい。

【関連記事】

セント・パトリックス・デーを祝って カヴァナ駐日アイルランド大使インタビュー

駐日アイルランド大使館 ブルームズデーと『ユリシーズ』刊行100周年を祝う

Similar Posts