新たな日米関係に向けて 真珠湾国立記念碑と広島平和記念公園の姉妹公園協定締結

新たな日米関係に向けて、平和への願い

6月29日、東京の駐日米国大使館において、ラーム・エマニュエル駐日大使と松井一実広島市長がハワイ州の真珠湾国立記念公園と広島県広島市の平和記念公園との間の姉妹公園協定に署名した。

この協定に至るには、G7広島サミットで核保有国を含む各国首脳が被爆地・ヒロシマを訪問したのがきっかけだったという。

この協定締結について「私が昨年、広島平和公園のゲストブックに書いたように、広島での教訓は、私たちを戦争のない、平和に開かれた世界へ導く北極星でなければなりません。それは真珠湾にも当てはまります。この新しい姉妹公園協定は、真珠湾と広島を訪れてその歴史を学び、今後のより良い方向性を描くアメリカじんと日本人のコミュニティを拡大するでしょう。」とエマニュエル大使はコメントしている。

2016年、現職の米国大統領として初めて広島を訪れたバラク・オバマ元大統領は、この協定について祝辞を贈っている。

「安倍首相の真珠湾訪問と私の広島訪問は、両国間の同盟を深める重要な一歩となりました。本日のこの合意は、新たな歴史的効果を記念するものです。日米両国の国民を結びつけることによって共通の過去を持ち、平和と協力に基づいた共通の未来を築くことが可能となりました。」

また、この協定の締結を支援した真珠湾国立記念公園を有するハワイ州のジョシュ・グリーン知事は次のようコメントを寄せている。「この協定は、平和、文化、観光、教育の促進におけるこれら二つの公園の協力を広め、世界が常に平和を維持できるようにするものです。将来の世代を世界的な紛争から守り、平和を守ることの重要性を忘れないでください。」

日米間での姉妹公園における協定締結は、2016年に締結されたゲティスバーグ国立軍事公園と岐阜関ヶ原古戦場記念館の協定締結に続いて二件目となる。

より強固になる日米の平和に関わる協定には大きな期待と感謝が各地から寄せられている。

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