アリーナ・ザギトワ「ハチとパルマの物語」の先行上映会に参加
平昌オリンピック フィギュアスケート金メダリスト、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手が来日し、3月23日に大館市で開催される、日露共同制作の映画、「ハチとパルマの物語」の先行上映会に参加した。
映画初出演のザギトワ選手がカメオ出演をする本作は、実話を元にした、ロシアの空港で置きざりにされた犬が、飼い主を忠実に待ち続けるというストーリーである。この映画の日本版は、日本だけでなく世界的に有名になった忠犬ハチ公の生まれた秋田県大館市で撮影された。
19歳の彼女は3年前、秋田犬保存会から秋田犬の子犬を贈呈された。贈呈式には安倍晋三首相(当時)が同席した。彼女は、秋田犬の写真を見て一目惚れし、両親にオリンピックで良い成績を残したら秋田犬を飼っていいかとお願いしたそう。そして見事オリンピックで優勝し念願の夢であった秋田犬を迎え、「勝利」を意味する日本語に因んで、勝(まさる)と名付けた。
これをきっかけに、大館市と映画製作委員会は、3月23日に行われた映画の先行上映会にザギトワ選手を招待するに至った。ロシアでは3月に公開開始しており、5月28日に日本でも上映が開始される。またザキトワ選手は東京で、映画使用楽曲に合わせたオリジナルパフォーマンスの撮影も予定している。動画は後日公開予定。
今回の共同制作によって、日本とロシアの友好関係はより深まることは間違いないだろう。
日本国内のコロナ感染症の状況と緊急事態宣言を考慮し、ザキトワ選手と参加者の安全はもちろん、感染症予防対策も万全な状態で開催された。
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