チリ産ピスコ 日本初テイスティングイベント
日本では、チリのお酒といえばワインを思い浮かべる方が多いかもしれないが、ワイン以外にもチリには特別な美酒がある。
そのひとつが、ピスコだ。
マスカットを原料としたフルーティーな蒸留酒で、チリ北部のアタカマ州と、それに隣接するコキンボ州の2つの州で生産されたぶどうの蒸留酒のみが原産地呼称に関する法律によってチリ産ピスコと名乗ることが認められている。
そんな特別感のあるお酒、ピスコを紹介するイベントがチリ大使館商務部(ProChile日本オフィス)にて開催された。
チリ・アタカマ州から5つの生産者を招き行われたイベントは、チリ産ピスコの日本初のプロモーションとなる。
今回紹介されたピスコは以下:
- Pisco Armidita – Primer Encanto (40%) / ウアスコ・バレー(輸入元:ブエンモスト株式会社)
- Pisco Bramador – Leyenda Atacameña (40%) /コピアポ・バレー(輸入元:ブエンモスト株式会社)
- Pisco Prófugo – Doble Destilado (43%) / ウアスコ・バレー(日本未輸入)
- Pisco Paitanas (40%) / ウアスコ・バレー(日本未輸入)
- Pisco Jahir Saba (40%) / ウアスコ・バレー(日本未輸入)
アジア域内では中国が主なマーケットで、昨年は約2万リットル(23万米ドル)が輸出された。日本への輸出量はごく僅かで、2022年は約3,000リットル、金額にして約3万ドルの輸出実績であるチリ産ピスコ、今後日本でも楽しめる機会が増えることに期待したい。
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