ジャマイカ大使館「ジャマイカ料理・クッキングクラス−独立60周年を祝う」開催
ジャマイカは今年、独立60周年を迎えている。その記念活動の一環として、ショーナ=ケイ・リチャーズ大使及びジャマイカ大使館と港区が主催し、ジャマイカ料理のシェフによるクッキングクラスが開催された。
ジャマイカといえば、ボブ・マーリー、レゲエ、ブルーマウンテンコーヒーなどを思い浮かべる日本人は多い。しかし、少しでもジャマイカの食に触れた人々は、ジャマイカ料理のおいしさを絶賛する。
このシンプルで、味わい深くおいしい料理を引き立てるために、上質のラム酒を作り、食後にはおいしいブルーマウンテンコーヒーを飲むようになったのではないかと思うほどだ。
今回は、ジャマイカ料理のシェフ、リチャーズ大使の支援の下、港区男女平等参画センターにおいて、クッキングクラスが開催され、30名近い日本人が参加した。そこでジャマイカ料理のシェフたちが指導したのは、アキー・アンド・ソルトフィッシュ(ジャマイカ名物)、ジャークチキンとバナナフリッターなど代表的な料理の数々だ。いずれの材料も簡単に日本のスーパーマーケットで購入できる。缶詰のアキーとジャマイカの有名なジャークソースはインターネットでも購入できる。どの料理もとても美味しく、日本人の口に合い、「おかわり!」という声が出そうになる。
参加者たちは調理過程も、味も、十分に楽しんだ。ここで少し参加者の感想を紹介したい。
「ジャマイカ料理をいただく機会はなかなか無いので、シェフによる本格的なレシピを教わりながらの料理はとてもレアな体験でした。」
「シェフや大使館のみなさんはとても気さくで、料理中も「Great!」「Perfect!」などと声をかけてくださり、またそれぞれのグループの料理がうまくいっているか常に気にかけていて、細やかな配慮を感じました。」
「ジャークチキンをオーブンで焼く際、日本では温度の単位が「℃」ですが、「°F」の温度で設定してしまったため、倍近くの高温となりチキンがちょっとバーニングするというハプニングもありましたが、それもまた国際交流イベントならではの出来事と思います。」
「出来上がった料理はどれもおいしく、特にアキー&ソルトフィッシュは初めて食べましたが、フルーツと塩漬けの魚との組み合わせが相性よく気に入りました。」
「ジャマイカには行ったことはありませんが、料理を食べながら、美しいカリブ海とボブ・マーリーの音楽に思いをはせた時間を過ごしました。今度は自宅でもジャマイカ料理にチャレンジしてみたいと思います。」
「リチャーズ大使は本格的なジャマイカ料理を楽しんでいただこうと、詳細なレシピを準備してくださった。作り方は意外に簡単!今日の夜はジャマイカ料理が食卓に並ぶかもしれない!」
ジャークソースを販売する、Spice Road有限会社ホームページ:http://www.tinsandbottles-spiceroad.com/
ジャマイカ大使館ホームページ:http://jamaicaembassy.jp/indexJ.html
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