三浦文彰&ヴァルヴァラ ヴァイオリン&ピアノコンサート

2009年、わずか16歳で世界最難関と言われるドイツハノーヴァー国際ヴァイオリンコンクールを制し、世界の注目をあびた三浦文彰も今年30歳を迎えた。色々なタイプのピアニストと共演してきた三浦が尊敬しているというピアニスト、ヴァルヴァラと組んで日本での初共演を果たした。

今回のコンサートは3月4日、5日の2日間に開催され、三浦とヴァルヴァラはバッハのヴァイオリンソナタ第3番、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第3番とショスタコービチのソナタ、ベートーヴェンのソナタ第9番「クロイツェル」を演奏した。

このコンサートに際し、三浦文彰はヴァルヴァラについて「優れた能力のピアニストであると同時にいい意味での厳しさがある」と語っている。その言葉通り、コンサート会場には張り詰めた空気が漂い、綿密でスリリングかつヴィヴィッドな音楽が演奏された。

このコンサートには日本を代表する巨匠、徳永二男、ジョーン・ミッチェル・ファン・デル・フリードオランダ大使夫人、山本節子van gulik 、服部悦子、エリザベート・ベルタニョーリ・オーストリア大使、女優の大原ますみらが姿を見せた。

これからも二人の世界的な活躍に期待したい。

コンサート後、徳永次男先生および外交団などに囲まれる三浦文彰

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