アンダーズ 東京 ホリデースペシャル

アンダーズ 東京 ホリデースペシャル

アンダーズ東京・虎ノ門ヒルズより、今年のホリデーシーズンを盛り上げるスペシャルメニュー・ギフトのニュース! 地上250mに設置されたイグルーで、他に類を見ないダイニング体験を楽しめるルーフトップ バー、『ザ タヴァン グリル&ラウンジ』のホリデーディナー、アフタヌーンティーセット、『ペストリーショップ』からはクリスマスケーキやギフトセットなどが登場! クリスマスマーケットから発想を得たテイクアウトのホームパーティセットは、プレッツェルやシュトーレン、ホットワインのスパイスで本場ドイツのクリスマス気分に。 お友達とホリデーをお祝いするのに最適な豪華なアフタヌーンティー。 香ばしいフォアグラのムースを詰め込んだトナカイ型のパイや、ラズベリーとマスカルポーネチーズ、ザクロゼリーで目にも美味しい5層のクリスマストライフルなどシェフが腕を振るったオリジナルメニューが楽しめる。 日本でも年々人気が高まっているシュトーレン、アンダーズ東京のオリジナルシュトーレンは、ラム酒とクルミに浸した5種類のドライフルーツをふんだんに使用。 ルーフトップ テラス クリスマス イグルー 期間: 2021/12/22 (水) 〜 24 (金)  ※2021/11/1(月)より予約開始 ザ タヴァン グリル&ラウンジ クリスマス ディナー 期間: 2021/12/23(木) 〜 25…

lady sukarno

第24回 ザ・グランド・インペリアル・チャリティ・バンケット

デヴィ・スカルノ夫人が第24回 ザ・グランド・インペリアル慈善晩餐会を目黒のホテル雅叙園 東京にて開催した。 期待通り、煌びやかな夜会ファッション、鮮やかな色、音楽、多彩なコース料理、素敵な出席者、そして最高のエンターテインメントで溢れる夜となった。 会場には、何百人もの政府関係者、外交官、ビジネスリーダー、ファッションデザイナー、芸能人が顔を揃えた。 サイレント・チャリティー・オークションでの日本赤十字社とAARジャパン(難民を助ける会)へ贈られる。 相変わらず優スカルノ夫人が歓迎のスピーチをし、続いて駐日メキシコ大使のメルバ・プリア閣下が乾杯の音頭を取った。メルバ・プリア大使は、クアラルンプールでの公式ガライベントで、当時のインドネシア大使として初めてスカルノ夫人に出会ったと語り、 スカルノ夫人と、慈善活動における夫人の多くのイニシアチブに対して敬意を表明した。 乾杯の後、マジシャンのMASA MAGICさんによるマジック・ショー、タンゴダンサーのクリスチャン・ロペスと堤崎尚子ペアによるダンス・ショーや、美川憲一さんのスペシャル・ショーなど、賑やかなショーが行われた。 スカルノ夫人と、彼女が支援する慈善団体による素晴らしい夜は大成功を収めた。

Vladimira Hirsch at the Embassy of the Czech Republic

Let’s Reconnect!『にっぽん-大使たちの視線』

『にっぽん―大使たちの視線写真展2021』が東京・六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペースにて開催、本年度の受賞作品がオープニングセレモニーにて発表された。 名誉総裁を務める高円宮妃久子殿下のご出席の元、表彰式が行われた。 今年の高円宮殿下メモリアル賞は、チェコ共和国大使館 次席のウラジミーラ・ヒルシュ様の作品『希望と熱意を込めて』に贈られた。 今年のテーマは『Let’s Reconnect!』。 外交共同体だけでなく、日本の友人や生活との繋がりを表現する作品が展示される。 式典では、受賞作品が次々と紹介され、会場は受賞者の歓喜と熱気で包まれた。 「今年は『Let’s Reconnect!』というテーマを選び、外交団とともに現在を振り返り、未来のビジョンを考える機会を提供しました」と選考委員長を務める中曽根弘文参議院議員は説明する。 さらに、 ルクセンブルク大公国駐日特命全権大使で写真展実行委員会の議長を務めるピエール·フェリング閣下は「2021年『にっぽんー大使たちの視線』のテーマを『Let’s Reconnect!』と選んだ際、2021年の間に再び人と人が再び『Reconnect(再び繋がる)』できることを期待していました。 』と語った。 開催情報 場所:六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース展示期間:2021年10月6日〜10日 六本木での展示終了後は下記にて順次展示神戸:公益財団法人 兵庫県国際交流協会名古屋:セントラルパーク セントラルギャラリー横浜:みなとみらいギャラリー(2022年3月) 『にっぽんー大使たちの視線』についての詳細はこちらから: www.diplomatseyes.com

『Les Couleurs en Jeu』 エルメス・ジャパン が美しい色に包まれる

『Les Couleurs en Jeu』 エルメス・ジャパン が美しい色に包まれる

 銀座メゾンエルメス フォーラムがジュリオ・ル・パルクの日本での初個展に大変身!”Les Couleurs en Jeu”日本語では『ル・パルクの色 遊びと企て』と題された特別展は、8月13日から11月30日まで開催中。 1928年アルゼンチンで産まれたル・パルク氏は1958年よりフランスに移住。1943年ブエノスアイレスの美術学校で学んでいた際に、コンクリートアートと、空間主義運動に興味を持つようになる。ラテンアメリカの芸術家の世代全体がメキシコの壁画家の比喩的な理想を提唱している間、ル・パルクは幾何学的な抽象絵画と大胆な色にもっと興味を抱く。1960年に、仲間の芸術家であるフランソワ・モレレット、フランシスコ・ソブリノ、イヴァラルなどと共ににヴィクトル・ヴァザルリと知り合う。 彼らは共に、孤独な芸術家の神秘化に反対し、代わりに視運動形態を通じて聴衆の積極的な参加を支持する芸術家集団であるGroupe de Recherche d’Art Visuel(GRAV)を結成した。 ル・パルクは、作品と鑑賞者との間に新しい関係を開くことに特に関心を寄せる。彼の作品の前では、観客はもはや、受動的で依存的な傍観者ではいられなくなる。 ジュリオ・ル・パルクの作品は、反復、回転、コントラストと変化の効果を探求し、躍動するイメージによる無限の空間識失調、遊び心のある視覚体験まで、さまざまな感覚で観客をアートの世界に参加させる。 『Les Couleursen Jeu』では、初期の絵画と、”La Longue Marche(ロング・ウォーク)”や”Lames réfléchissantes(反射ブレード)”などの象徴的なシリーズや、モービルと主要な現代美術フィギュアを組み合わせることで、彼の何年にもわたる作品・世界観に深く入り込むことが出来る仕組みになっている。 彼の日本で開催する初の個展となる本展示は、70年以上に渡るル・パルクの芸術の世界への貢献の鮮明な証拠となる。 まだまだ元気な92歳のル・パルクとの出会いをご堪能あれ。…

GUCCIの没入型エキシビション 「グッチ ガーデン アーキタイプ」

GUCCIの没入型エキシビション 「グッチ ガーデン アーキタイプ」

グッチ(GUCCI)が、ブランド創設100周年を祝して没入型エキシビション「グッチ ガーデン アーキタイプ(Gucci Garden Archetypes)」展を2021年10月31日(日)まで、東京・天王洲のB&C HALL・E HALLにて事前予約制で開催中。 Archetypes(アーキタイプ)とは、さまざまなイメージの源となる存在=元型をあらわす言葉であり、グッチの広告キャンペーンは、まさしくグッチの世界のアーキタイプとなるものだ。エキシビションでは、グッチの広告キャンペーンの世界を再現し、ブランドのクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレのビジョンを探検する壮大な旅へと誘う。 「この6年間の冒険に人々を誘い、空想の世界や物語、驚きやまばゆいきらめきをめぐる旅をともにするのは、面白いことだと考えました。そこで、広告キャンペーンの世界に入り込んだような臨場感にあふれる遊びの空間を創ることにしました。なぜなら広告キャンペーンは、私のイメージをもっとも明快に体現しているからです」と、エキシビションのキュレーターを務めるアレッサンドロ・ミケーレは語る。 最先端のテクノロジー、精緻を極めた職人たちの手仕事、革新的なインテリアデザインによって、複数の空間でそれぞれに異なる没入体験ができる会場内は、テーマごとに分けられた多数の部屋が通路でつながれ、多様で魅惑的なグッチの広告キャンペーンの世界が再現されている。 臨場感ある歴代広告キャンペーンの空間を体感してみてはいかがだろうか。 GUCCI GARDEN ARCHETYPES 会場 : B&C HALL・E HALL 東京都品川区東品川2-1-3会期 : 2021年9月23日(木・祝)– 10月31日(日)時間 : 11:00 –…

ロシア文化フェスティバル 2021

ロシア文化フェスティバル 2021

2006年に日露国交回復50周年を祝い、日露共同プロジェクトとして開始されたロシア文化フェスティバル。このプロジェクトは、両国にとって、良き隣人としての友情と二国間の多面的な発展を強化するための重要な役割を担ってきた。 >> 『Les Couleurs en Jeu』 エルメス・ジャパン が美しい色に包まれる<< 当時の両国元首によって実現され、プーチン大統領と小泉首相によって継続され、 安倍晋三前首相は日本組織委員会の委員長を務めた。 安倍氏の継続的な関与からも、両国関係の重要さがうかがえる。 例年、ロシア連邦により厳選されたアーティストや高官が日本に訪れ、合計50を超える展示会や文化公演などのイベントが開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で2020年のプロジェクトの多くは2021年に延期されていた。 しかし、両国にとって大きな意味を持つイベントであることを踏まえ、今年は十分な感染予防対策をとった上で、イベント開催が実現した。ショーや展示会は小規模な開催となったが、プロジェクトを通じて両国の文化的長所が素晴らしく融合していた。 今年のメインイベントは銀座ブロッサムにて公演され、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使と、安倍晋三前首相が出席した。 ロシア文化フェスティバル2021に関する詳細はこちら: 在日ロシア連邦大使館公式ウェブサイト

Egypt Embassy Charity Bazaar in Japan

エジプト・チャリティ・バザール 2021

毎年恒例のエジプト・チャリティー・バザール。コロナ禍での開催となった今回も、色鮮やかなエジプト文化が人々を魅了。 厳しい衛生管理を敷き開催された今年度のエジプト・バザール、今年も沢山のゲスト・友人・支援者が訪れ本場のエジプト文化を堪能した。 本場のエジプト料理、手工芸品、宝石、音楽が楽しめるエジプト・バザールは、故ビル・ハーシー氏のお気に入りでもあった。ビルは生前、エジプト・チャリティー・バザールは、幾度となく訪れたカイロの街、特にハーン・ハリーリ・バザールを彷彿させると語っていた。 アイマン・カーメル駐日エジプト大使とガーダ・ユセフ夫人、そして大使館のスタッフ、ボランティアの素晴らしいおもてなしを受け、ゲストは大変素晴らしい時間を過ごした。 カーメル駐日エジプト大使は、本国の紹介、そしてこの困難な状況下での駐日エジプト大使館の活動を紹介し、雑誌「東京ウィークエンダー」読者へ向けて以下のメッセージを送った。 「2020年という新しい年を迎えたと同時に新型コロナウイルスが流行し、私たちに多くの試練と生活様式の変更を強いてきました。そんな中でも、私たちは、困難な状況に直面しても尚、立ち直る努力を続けることで、人生の意味と目的に感謝することを学びました。 いつの日かこのパンデミックを思い返す時には、失ったものよりも、学んだ事が大きかったと気付くでしょう。」 駐日外交官など多くのゲストが参加した今年のエジプト・チャリティ・バザール。 日本からは河野 太郎元外務大臣の妻・河野夫人が参加し、カーメル駐日エジプト大使並びに、エジプト大使館の活動への支援を表明した。 カーメル駐日エジプト大使並びにガーダ・ユセフ夫人、またスタッフ・関係者の皆様へ、イベント成功の由、心よりお喜び申し上げます。 Visit: Embassy of Egypt Tokyo

Mrs. Kono Arab Food Bazaar

アラブ・フード・バザールでガザ支援

在日アラブ大使夫人会(SWAAJ)へ称賛の声。 今年の在日アラブ大使夫人会(SWAAJ)のイベントは、昨今のイスラエルとパレスチナの軍事衝突で被害を受けたガザ地区の子供達を支援することを目的に開催された。 伝統的なアラブ様式で造られた美しいアルジェリア駐日大使館にて開催された今年のイベントは、天候にも恵まれ、心地よい暑さがより一層中東の雰囲気を盛り上げた。 アラブ・フード・バザールでは、各国のブースが、それぞれ自国の料理や手工芸品を販売を行ない、ずらりと並んだ各国の家庭料理、出品された品々はあっという間に売り切れる人気ぶり。 東京都において、引き続き緊急事態宣言が発令されていることを受け、厳重なコロナ対策ガイドラインのもと、少人数での開催となったが、バザールは大成功を収め、日本の支援者や各国大使館関係者らが絶えず訪れていた。 元外務大臣の河野 太郎議員の妻、香夫人も、他の参加者と同じく、アラブ各国の料理を堪能し、在日アラブ夫人会(SWAAJ)のメンバーとの交流の時間をもっていた。 駐日アルジェリア大使の妻で、在日アラブ夫人会(SWAAJ)会長を務める、アミラ・ベンシェリフ夫人は、素晴らしい組織運営センスを兼ね備えた女性で、東京で数々のチャリティプロジェクトを遂行している。 「在日アラブ夫人会(SWAAJ)のメンバーの代表として、また私個人としても、この様な取り組みを通して、困難な状況にいる子供たちの為に行動を起こすことは、女性として、母親としての義務だと考えています。 今回、私たちの活動にご理解ご協力を賜った日本の皆様に感謝致します。」と挨拶をした。 今回のバザールでの収益150万円($15,000)は、UNRWAを通してガザの子どもたちに届けられる予定。 アミラ・ベンシェリフ夫人はじめ、在日アラブ夫人会(SWAAJ)の皆様、チャリティ・バザールのご盛会、誠におめでとうございます。 UNRWAについてはこちらから: UNRWA

Hatchi-Palma Alina Zagitova

アリーナ・ザギトワ「ハチとパルマの物語」の先行上映会に参加

平昌オリンピック フィギュアスケート金メダリスト、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手が来日し、3月23日に大館市で開催される、日露共同制作の映画、「ハチとパルマの物語」の先行上映会に参加した。 映画初出演のザギトワ選手がカメオ出演をする本作は、実話を元にした、ロシアの空港で置きざりにされた犬が、飼い主を忠実に待ち続けるというストーリーである。この映画の日本版は、日本だけでなく世界的に有名になった忠犬ハチ公の生まれた秋田県大館市で撮影された。 19歳の彼女は3年前、秋田犬保存会から秋田犬の子犬を贈呈された。贈呈式には安倍晋三首相(当時)が同席した。彼女は、秋田犬の写真を見て一目惚れし、両親にオリンピックで良い成績を残したら秋田犬を飼っていいかとお願いしたそう。そして見事オリンピックで優勝し念願の夢であった秋田犬を迎え、「勝利」を意味する日本語に因んで、勝(まさる)と名付けた。 これをきっかけに、大館市と映画製作委員会は、3月23日に行われた映画の先行上映会にザギトワ選手を招待するに至った。ロシアでは3月に公開開始しており、5月28日に日本でも上映が開始される。またザキトワ選手は東京で、映画使用楽曲に合わせたオリジナルパフォーマンスの撮影も予定している。動画は後日公開予定。 今回の共同制作によって、日本とロシアの友好関係はより深まることは間違いないだろう。 日本国内のコロナ感染症の状況と緊急事態宣言を考慮し、ザキトワ選手と参加者の安全はもちろん、感染症予防対策も万全な状態で開催された。 詳しくは下記リンクより: https://akita-movie.com/ https://en.wikipedia.org/wiki/A_Dog_Named_Palma

Toyohiko Nishijima and Shogo Kariyazaki

日本画家・西嶋豊彦&華道家・假屋崎省吾  スペシャルコラボレーション

日本画の新たな可能性を模索し続けている、日本画家 西嶋豊彦。彼は、花は見る人を幻想と、限りないインスピレーションの世界へと導いていると感じていると語る。 その思いの中、挑戦を続けていルうちに、絵画と生け花というユニークな組み合わせのアイデアを考案。 華道家として有名な假屋崎省吾さんと共に、三越日本橋本店にて『西嶋豊彦 日本画展 花のある一日 日本画といけばなのコラボレーション 特別展示 展覧会』を開催する。 この展覧会では、自然を愛し、素材を最大限に活用することに重点を置く西嶋豊彦、そして東京出身、24歳から生け花を始め、伝統芸術の中に豪華なアプローチを施すことで有名な華道家・假屋崎省吾の作品を楽しむ事ができる。 このコラボレーションは花の持つ美しさと人々をインスパイアする力を表現するだけではなく、もうひとつ深い目的があるという。 ディスレクシア(発達性読み書き障害)を持つ子供達の支援プロジェクト「Flower ball」 この展示会では、ディスレクシア(発達性読み書き障害)を持つ子供達の環境改善プロジェクトとして、独自の寄付活動を行う”フラワーボール”モチーフ作品100点が展示される。 美しい花々のパワーが詰まった作品を通して、子ども達をサポートする事ができればと考えた西嶋豊彦氏の描く花々は、その柔らかな色遣いと同じく、優しく子供達を支援している。 西嶋 豊彦 1966年滋賀県長浜市湖北町生まれ。自然の生き生きとした琵琶湖の近くの町で、木々や花々、虫や鳥たちに囲まれて育ったことが彼のアミニズムの基盤を作った。 高校卒業後は、仕事に就き芸術を学ぶ為に学費を自ら捻出し、大学にて画家・中野弘彦と出会い、哲学と絵画と創作の精神を教わる。 1993年の個展で画家デビューして以来20年以上、画家として活動。 彼の創作意欲は、日本伝統芸術に新しい表現法の可能性を模索しながら、常に進化をし続けている。 西嶋 豊彦…

Italian Embassy Charity Bazaar

イタリア大使館 チャリティバザー

駐日イタリア大使ジョルジオ・スタラーチェ氏の奥様、マテルダ・スタラーチェ夫人と日本YMCA同盟の大岩弘子さん主催の、チャリティーバザーがイタリア大使公邸にて開催された。 長く続いた緊急事態の中、多くの人々が、他者を支える新しい変化を求めていただろう。 コストコジャパン、イタリア大使館とイタリアコミュニティの支援によるチャリティバザーは大成功。訪れたゲストは、ポシティブさと善意に満ちた雰囲気の中、ショッピングやイタリア料理等も楽しんだ。 関連記事: 160 Years of German-Japanese Friendship 各国大使館関係者とその家族、そしてイタリアコミュニティのサポーターが多く訪れた今回のイベント、マテルダ・スタラーチェ夫人とボランティアの方々は、ゲストが楽しい時間を過ごしながら慈善活動ができるように全力を尽くしていた。 東京の中心地であることを忘れるような素敵な庭園、そして素晴らしい天気に恵まれた今回のチャリティ・バザー、お気に入りの商品との出会いに旧友との再会がある、素敵な1日となった。 今回のバザーでの全ての収益は、東京·大田区の社会福祉法人 お告げのフランシスコ姉妹会と、九州・大分県の児童養護施設 小百合ホームへ寄付される。 ご寄付のお申し出、チャリティ活動の詳細についてはイタリア大使館HPよりご覧ください→イタリア大使館

hermes Tapetum Lucidum

銀座メゾン・エルメス「輝板膜タペータム」落合多武展

エルメスはアート、ビジョン、スタイルの3つにおいて精通していることで知られいるが、2021年1月22日より期間限定でエルメス財団による、ニューヨークを拠点に活動する美術家 落合多武の個展を開催することになった。 彼の作品は、1990年の渡米直後より発表をはじめ、日本では国立国際美術館や東京都現代美術館コレクションのほか、ワタリウム美術館(2010)での個展や水戸美術館(2007)、原美術館(2009)でのグループ展や横浜トリエンナーレ2011への参加などを通して紹介されてきた。 関連記事: 160 Years of German-Japanese Friendship 落合多武の制作活動は、ドローイング、ペインティング、彫刻、映像、パフォーマンス、詩や文章の執筆や印刷物など、多様な形態をとりながら実践されている。 展示スペースの壁すらも、アートの延長として使用することでも知られている。 タイトルに掲げられている「輝板膜タペータム(Tapetum Lucidum)」は、夜行性動物の眼球内にある輝板(タペタム)という構造物を参照している。これは、網膜の外側に存在し、暗闇の中のわずかな光を捉えて反射する機能を持ち、猫の目が暗闇で光る現象として理解されているものだ。人間の視覚にはないこの輝板は、日ごろ、特段意識をしていないものから光を集め、一瞬の反射光を放つ、軽快でウィットに富んだ落合多武の表現なのだ。それらは断片のようでありながら、断片から全体像を常に揺り動かしてゆくように作用し、ひとつのナラティブに収束することがない。 今年の個展「輝板膜タペータム」では、彼の25年間の芸術作品が展示されている。 ドローイング、彫刻、ビデオから写真に至るまで、各芸術作品が持つものの繋がりや、無限の旅を体現した作品が見られる。 「暗い場所で光を反射し続ける眼球は、見られるものに対して中間地点にいる」と落合は語る。 その眼球の中をこの展覧会とするならば、その世界は見るものと見られるものが自由に交差する永遠の中間地点を象徴しているのかもしれない。 「輝板膜タペータム」 落合多武展  Tapetum Lucidum by Tam Ochiai …

Andre Koji in Tokyo

アンドリュー・コージ - 新役ストームシャドー

今回のゲストは、日本とイギリスのハーフで俳優、武道家、スタントマンでもあるアンドリュー・コージさんです。アンドリュー・コージさんは、「The Wrong Mans」や「Call the Midwife」などのテレビ番組や、最近ではシネマックスのアクションドラマ「Warrior」などで知られています。現在、GIジョーのスピンオフ映画「スネークアイズ」のために来日しています。ヘンリー・ゴールディングやサマラ・ウィービングなどと共演している本映画では、兄弟であり宿敵でもある、スネークアイズ(ゴールディング)と対決しなければならない忍者、ストームシャドーを演じています。新作ではこれまでのエピソードに比べて、文化的背景、日本刀での戦闘、忍者の文化、ロケーションなどがより本格的になっているとコージは語ります。日本とイギリスのハーフである彼は日本での滞在中に、大好きな日本食や名所を楽しみながら、自分のルーツや家族の伝統を確かめることができたそうです。映画は10月に公開予定です。 [00:50] スネークアイズの日本での撮影について[03:05] 新作映画について、ストームシャドーを演じてみて[05:41] 「Warrior」で演じたAh Sahmについて[08:21] イギリスでの生活について[10:17] 幼い頃、日本で過ごした日々について[11:20] 歳を重ねるにつれてのキャリアプラン[12:28] 日本で好きなレストランについて[13:40] 日本でのナイトライフについて – LEX TokyoとTaka Masuda[15:20] コロナについて思うこと[17:12] 日本滞在期間中に体型を維持する方法[18:18] 武道、カンフー、空手について…

日本初のプラスサイズのビューティーコンテスト開催!

日本初のプラスサイズのビューティーコンテスト開催!

日本初となるプラスサイズビューティーコンテスト「トゥデイズ ウーマン(Today’s Woman​)」の開催が決定。 ぽっちゃり女性に朗報! 美のカリスマであるスティーブン・ヘインズが、新時代の幕開けとして、日本初となるプラスサイズのビューティコンテスト「Today’s Woman」をスタート。本コンテストのモットーは「大事なのは洋服サイズやウエストサイズではなく、心のサイズ」。 これまで観客席であったり、舞台裏のサポート役であったり、なかなか舞台上には立つ機会のなかった女性たち。そんな女性にスポットを当て、ボディサイズに関係なく、女性がさらに輝き、自分らしく、特別な気分を味わえるステージになること間違いなし。 「Today’s Woman」が求める条件は、自分に優しく、人に優しく、そして世界にも優しくできる女性。応募資格は20歳以上の女性のみ。それ以外は洋服のサイズはもちろん、年齢、既婚・未婚なども問わない。 それらは美しさに関係がないと考える、スティーブンの真の美への追求の姿勢は本物だ。 自分の思いを発信したい、ドレスを着たい、友達が欲しいなど、応募の理由はどんなものでも可。グランプリやファイナリストになれば、イベントやメディアに出る機会もあるとのこと。 舞台に出て輝きたい方はぜひ、チャレンジしてみてほしい。 【「Today’s Woman」大会概要】 ■ 開催日:2021年10月24日(日) ■ 開催場所:都内 【応募資格】 ■ 20歳以上の女性 ■…

German Embassy in Tokyo

日本とドイツを結ぶ、160年間の友好関係

160年前、日本とドイツは海運、貿易、そして友好関係に関する条約である日米修好通商条約に著名し、この条約が日独外交関係の出発点として広く知られています。 ドイツ大使館 はアートエージェンシーTokyoDexと組み、日独関係に貢献した日独関係に深く貢献した先駆者たちに敬意を表し、日独関係の長い歴史を象徴する壮大な芸術作品を制作しました。 作品は昨年1月28日に完成し、ドイツ大使館は日独の豊かな歴史を描いた記念碑的な、過去最大規模のウォールアート(壁画)を公開。両国の160年の友情を記念しています。 TokyoDex のキュレーションのもと、大阪を拠点に活動している日本のアーティストユニットWHOLE9によって全長80メート ルあるドイツ大使館の外壁にウォールアートが施されるのは、今回で 3 回度めとなります。 この壁画は、医学・科学、文化、貿易・経済、音楽、スポーツ、政治の6つのセクションに分かれていて、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトや森鴎外などの開拓者や革新者、東ドイツの指揮者クルト・マズアや数々の賞を受賞した振付師、ピナ・バウシュなど現代のドイツを代表する人物が描かれています。 各セクションにQRコードが付けられていて、読み取るとドイツ大使館のインスタグラムアカウント (@germanyinjapan)にアクセスすることができ、詳細な情報を得ることができます。 この作品を通して、過去の記憶とともに明るい未来へのビジョンというつながりが生まれました。ドイツ人商人も活動していた出島、アジアで初めてベートーベンの交響曲第9番が演奏された板東俘虜収容所の記憶など、現在もドイツと日本が掲げる現在の多国主義、法の支配、民主主義や人権などを紹介することができました。 ドイツ連邦共和国大使館・総領事館のホームページ: https://japan.diplo.de/

Park Hyatt Tokyo

東京を代表するラグジュアリーホテル

東京が世界中の観光客を魅了し続ける理由。 象徴とも言える街の活気、多彩なエンターテインメントから、いつも世界中の「人気の旅行先」にリストアップされてきた東京。 今や世界的に名が知られる秋葉原、スクランブル交差点、浅草寺などの人気の観光スポットをはじめ 、日本ならではの雰囲気を味わえる築地市場やお花見、そして、都会的で洗練された生活の中でも常により良いものを追い求める日本人の発想力には目を見張るものがある。今回は、東京でも指折りの上質なホテルをピックアップ。ご自身や、大切なお客様の優雅な東京滞在のお役に立て頂きたい。 関連記事: Most romantic restaurants to celebrate Xmas ライフスタイルに関するトップリストの作成は常に編集者泣かせではあるが、東京のベストホテルリストとなると、更に世界のホテルの知識、ラグジュアリーへの知識が求められる。ここでは、半世紀に渡り日本と世界のトップシーンを追ってきた我々が厳選した、2020年・東京ラグジュアリーホテル・トップ10をご紹介する。 1:コンラッド東京 東京湾と歴史的ある浜離宮恩賜庭園の素晴らしい景色を望む、汐留ビジネス地区の中心部に位置するこの豪華なホテルは、伝統的な日本の墨絵風の桜の装飾が施された290室の広々とした豪華なスイートを誇る。ミシュラン獲得レストランや、トップクラスの館内施設を是非一度味わって頂きたい。 住所:東京都港区東新橋1-9-1  お問い合わせ、ご予約は公式HPより 電話番号:+81 3-6388-8000 2:アマン東京 都会の喧騒にうんざりしている方へはこちら。大手町タワーの最上階に位置する、正にサンクチュアリ。皇居、富士山、東京の高層ビル郡など、日本の街と自然を一望できるホテル。伝統的な和を用いたインテリアデザインで知られるアマン東京は、ダイナミックな都会と、繊細な日本文化の完璧なバランスで、ゲストに特別なリラクゼーションと静けさでおもてなし。 住所:千代田区大手町1-5-6 お問い合わせ、ご予約は公式HPより…

アフリカ・アラブ大使夫人会:日本YMCAを支援

アフリカ・アラブ大使夫人会:日本YMCAを支援

AWAAJ(駐日アフリカ大使夫人の会)とSWAAJ(駐日アラブ大使夫人の会)が日本YMCA同盟へ、心温まる支援の気持ちと寄付を行なった。 2020年12月14日、駐日アラブ大使夫人会(SWAAJ)が公益財団法人日本YMCA同盟を訪問し、日本YMCA同盟 代表理事・総主事の田口努氏と会談を行ない、日本YMCA同盟が取り組んでいる支援、サポートへの支援として寄付を手渡した。 また、12月2日には、駐日アフリカ大使夫人会(AWAAJ)が同じく日本YMCA同盟を訪問し、田口代表理事・総主事に寄付を手渡した。その際は、日本YMCA同盟・国際賛助会会長を務める中島加津子氏も式典に出席し、両団体の交流を深めた。 田口努総主事は歓迎スピーチの中で、日本YMCA同盟の長年にわたる地域社会、地域人々のニーズに応える様々な支援を紹介し、日本YMCA同盟は、今後も人権の擁護、正義と公正の追求、そして人々が他者の苦痛と喜びを分かち合える社会を発展させる為に尽力していくことを強く強調した。 SWAAJの代表を務めるアミラ・ベンシェリフ氏(駐日アルジェリア大使モハメッド・エル・アミン・ベンシェリフ閣下のご夫人)、AWAAJ代表のナンテナン・シラ氏(駐日ギニア大使サンクン・シラ閣下のご夫人)も深い称賛を表明した。日本YMCA同盟の、弛まぬ奉仕・献身の精神を称賛した。 YMCAへの深いご理解と、各国の大使夫人の強い連帯を取りまとめたアミラ・ベンシャリフ夫人は、本国アルジェリアでは、厚生省にて障がい児支援を担当するキャリアも持つ。その他の大使夫人も、それぞれに輝かしいキャリアを持ち、外交官夫人として赴任する各国で、その国々の人々を支援する活動にも参加されてきた経験を持つ。 (以下アミラ・ベンシャリフ駐日アルジェリア大使夫人からのメッセージを抜粋) 「駐日アラブ大使夫人の会を代表いたしまして、この大変センシティブな状況下におかれましてもたゆまぬ努力と、果敢に行動されております、公益財団法人日本YMCA同盟総主事の田口努様、光永尚生様、大岩弘子様、そして全国のYMCAの方々の活動を心より祝福し、讃えたいと思います。 SWAAJ(駐日アラブ大使夫人の会)のメンバーと私は、障がいをお持ちのお子さんたちに対するさまざまな活動に真摯に取り組んでいらっしゃるYMCAの活動に対して、大変興味と共感を覚えております。本日は、私たちが、女性、妻、母としての立場からも、深い連帯を表明するとともに、多くの人々の協力と時間をかけられてはじめて実現するさまざまな活動への深い敬意を表したいと思います。 今回、この未曾有の未だ人類が体験せざる新型コロナウイルスというパンデミックの下、資金難によりまして、たくさんの活動やイベントのやむを得ない中止、また多くの青少年のプログラムが延期されたことを、いただいたお手紙により知りました。 わたくしどもSWAAJ(駐日アラブ大使夫人の会)はこのような危機に際して、皆さんと共にありたいと思いました。火急のささえる必要性に迫られ、少しでもお役に立てればと思い立ち上がりました。 これらすべての理由により、そばに立ち、寄り添うこと、ささやかながら貢献させていただくことをすぐに決断いたしました。このことが、貴団体の崇高な活動において、最も支援の行きづらい、弱い層である若者や弱者への支援につながり、役立てられることを心から願っております。 最後に、これからも継続的に広く社会貢献活動を行う貴団体に感謝を表するとともに、SWAAJ(駐日アラブ大使夫人の会)も迅速な、必要に応じた対応をこれからも行うことをお約束したいと思います。」 日本YMCA同盟は、SWAAJとAWAAJのご支援・ご配慮に深く感謝し、引き続き地域、支援を必要とする人々、そして日本における価値ある活動の支援を行なっていくと決意を新たにした。 関連記事:National Council of YMCAs of Japan and…

Japan-Latin American and Caribbean Ladies Association (ADNLAC),

日本ラテンアメリカ婦人協会のお別れパーティー

駐日ボリビア大使館のイサベル・ダレンツ臨時代理大使が離日することになり、12月15日、日本ラテンアメリカ婦人協会メンバーによるお別れパーティーが行われました。 駐日チリ大使夫人のマリア・イエズス・へレロさんが日本ラテンアメリカ婦人協会を代表し、このお別れ会を主催しました。 メキシコ大使のメルバ・プリア閣下、墨田区議会議員の井上ノエミさん、マリア・アンパロ・バルベリス夫人さん、在日パラグアイ大使夫人のマリア・リズ・アキノさん、橋本龍太郎元首相夫人の橋本久美子さん(日本ラテンアメリカ婦人協会会長)、協会理事の渡辺真美さん、椿ナナミさん、長坂みどりさんが参加してくださり、オードブルを楽しみながら親交を深めました。 式典では、橋本久美子会長によってイサベル・ダレンツ臨時代理大使の功績をたたえる賞状と記念品が贈呈されました。 AWAAJ and SWAAJ in Support of the National Council of YMCAs of Japan

動物愛護団体のARK、Eva:クリスマス・パーティー

動物愛護団体のARK、Eva:クリスマス・パーティー

2020年12月6日、コロナ禍においてイベント開催に多くの困難がある中、動物愛護団体のARK(NPO法人アニマルレフュージ関西 )と、Eva(公益財団法人動物環境・福祉協会)は、デヴィ・スカルノ夫人の後援の下、セルリアンタワー東急ホテルにて第22回クリスマスパーティーを開催。大成功を収めた。 この夜のドレスコードは、クリスマスイベントならではの『緑・赤』と指定され、華やかに飾られた会場はクリスマス一色であった。MCを務めた俳優の谷隼人をはじめ、タレント・ファッションデザイナーとして活躍する神田うのさん、ファッションデザイナーのドン小西こと、小西良幸氏など、芸能・ファッション界の大物ゲストが多数参加した。また、ARK(アニマルレフュージ関西)に関わる里親、ボランティア、サポーターらも参加した。そんな豪華なゲストの中には、Eva(動物環境・福祉協会)の会長を務める杉本彩さん、ARK(アニマルレフュージ関西)のメアリー・コーベット会長代理の姿も見られた。 ARKの会長兼創設者であるエリザベス・オリバー氏は、コロナウイルスのリスクを考慮し、止むを得ず欠席となったが、クリスマスビデオメッセージにて参加者へ挨拶を行なった。メッセージでは、「動物の支援・救助」という責任に着実に取り組んでいる全ての人へ感謝と祝福を伝えた。オリバー氏がそこに臨席されておらずとも、会場には彼女の献身的な動物愛護への想いに溢れていた。 ARK会長代理のメアリー・コーベット氏と、Evaの会長を務める杉本彩氏も、ステージ上で乾杯を締めくくる挨拶として動物保護への思いを表明した。 ARKとEvaは共に、動物を愛する人々のネットワークを形成することを目的としたNPO、NGO組織で、人と動物が互いに幸せに暮らせる世の中を目的にしている。 マスク着用・ソーシャルディスタンスの保持・各テーブルへ透明パーテーションの設置など厳重なコロナ対策が講じた上で開催された今回のクリスマスパーティーでは、美味しいお料理に素晴らしいエンターテインメントはもちろんの事、高級美容液や高品質なハンドメイドジュエリーなどに至る沢山の寄付が集まった。参加者と支持者の方々の想いのこもった、美しいパーティーとなった。 各団体詳細は公式HPより: NPO法人アニマルレフュージ関西 公益財団法人動物環境・福祉協会Eva デヴィ・スカルノ夫人 オフィシャルブログ 【関連記事】 第24回 ザ・グランド・インペリアル・チャリティ・バンケット 多彩な音楽家を支援して プレコンサート開催

リシャール・ジョフロワ/調和・バランス・重奏感

リシャール・ジョフロワ/調和・バランス・重奏感

 リシャール・ジョフロワが新たに人生の情熱を傾けるという日本酒。彼の日本酒ブランド”IWA”について、コロナ禍での状況、そして彼が愛する醸造について語る。  ドン・ペリニヨンの醸造最高責任者として彼がワイン・シャンパーニュ界で残したレガシーは周知の通りだが、その実り多い約30年を経て、彼は、新たに見つけた情熱である日本酒の醸造を追求するため、ドン・ペリニヨンの責任者を辞職した。 日本での新たな始まり  1991年に初めて訪れた際に日本の魅力に恋をしたと語るジェフロイ、日本が彼のマインドとキャリアに与えた影響について語った。 「調和、バランス、重奏感(注:本稿ではComplexityを重奏感と訳す)についての考え方が、より深いものになりました。人生の新しい章を日本で送ることになったのは私にとって必然で、 ここが究極の場所だった、という事です。 他の場所に移ることは出来ません。私は人生を懸けて調和の美を追求してきましたが、これはどんなものにも当てはめる事ができる、哲学的な見方です。私のプロジェクトのモットーは”出発地は目的地”なのですが、日本は正に私の目的地と言えます。」 IWA 5 が造られるまで  日本酒の醸造技術を習得するために、ジョフロワは一流の職人、デザイナー、専門家からなる夢のチームを結成した。 富山で高く評価されている醸造所、『桝田酒造店』のオーナー桝田 隆一郎氏をパートナーとし醸造所を設立。そして桝田をジョフロワに紹介したという建築家の隈研吾氏、そしてブランドのボトルをデザインした敏腕プロダクトデザイナーのマーク・ニューソンと共にプロジェクトを開始した。  ジョフロワは、自信が成功した秘訣は、人を「組み立てる」能力にあると語る。 「私は長い間、ブレンダー(IWAで用いられているブレンド技法を用いる職人)であることをとても誇りに思っていると言ってきましたが、文字通りにワインや日本酒のブレンダーである以上に、 私は人と人をブレンドして組み立ててきました。人を組み立てる事は、お酒をブレンドするよりもっとやり甲斐があります。 私の生涯、キャリア全体、すべての中での最大の成功は、人々を繋げ、混ぜ合わせ、組み立てる事だと言えます。」  そんなブレンドの結晶である”IWA5”は、富山県立山町にある白岩という醸造所の地名に因んで名付けられた。「5」という数字について尋ねると、彼はそれが調和を表し、醸造の5要素『5種類の酵母、3種類の米、 米の産地(雄町・五百万石・山田錦)、酵母の繁殖、そして発酵』に由来していると説明した。 コロナ禍での醸造  私たちがそうであった様に、リシャール・ジョフロワもまた、パンデミックの影響で仕事に制約を受けた1人だ。現在フランスに留まっている彼は、30年前のドン・ペリニヨン時代から世界中を移動することが当たり前だった。フランスから出られない状況は、彼にとっても大きな変化であった。 「確かに、コロナは私の仕事に影響を与えました。私たち全員が多かれ少なかれ影響を受けたと思います。とても悲しく思います。…