ベルギーと日本、在日ベルギー大使館で友好160周年を祝う 高円宮妃久子殿下がご臨席
在日ベルギー大使館は金曜日の夜、ベルギーと日本の外交関係樹立160周年を記念する格調高い記念レセプションを開催した。両国が長年にわたり共有してきた歴史と価値観、そして友好関係が現在、そして未来へと受け継がれていくことを実感させる、意義深い記念の機会となった。
レセプションはアントワン・エヴラー駐日ベルギー大使の主催により、外交団、日本政府高官、財界リーダー、文化関係者らを迎えて千代田区の大使館で行われた。高円宮妃久子殿下のご臨席により、この夜は、より一層特別な意義を帯びるものとなった。殿下のご出席は、日本の皇室とベルギー王室との長年にわたる深い結びつきを象徴するものであった。

感動的かつ思慮深いお言葉の中で、高円宮妃久子殿下は、人と人、そして国家と国家の間に築かれる友好と、長期的に育まれる協力関係の重要性について語られた。殿下は、ベルギーと日本の関係を国際友好の模範的な例と表現された。それは公式な外交だけでなく、相互尊重、文化交流、そして両国民間の永続的な親善の上に築かれたものである。
公式祝辞を述べた林芳正総務大臣兼日本・ベルギー友好議員連盟会長は、1世紀半以上にわたって築かれてきた両国の緊密な関係を振り返った。自由、民主主義、法の支配といった共通の価値をあらためて確認するとともに、半導体、水素エネルギー、洋上風力発電など、将来を見据えた戦略分野における協力拡大への期待を示した。また、2025年大阪・関西万博におけるベルギーの存在感にも触れ、ベルギー館を文化とパートナーシップの魅力を発信する象徴的な場であると評した。

エヴラー大使は挨拶の中で、2026年を「160年にわたる友好の歩みと、相互の信頼に基づく協力関係の成果を祝う年」と位置づけた。さらに、日本各地で予定されている周年記念行事の実現に尽力した、ベルギーおよび日本の企業、二国間協会、学術機関に対して感謝の意を表した。
レセプションでは、両国関係の出発点にもあらためて光が当てられた。その起源は1866年、江戸で締結された修好通商航海条約にさかのぼる。ベルギーは日本の開国後、いち早く正式な外交関係を結んだ国の一つであり、今日に至るまで世代を超えて関係を発展させてきた。
夜が更けるにつれ、ゲストたちは本場のベルギー料理を囲みながら親しく語り合い、豊富に用意されたベルギービールが会場に華を添えた。大使館内の温かく和やかな雰囲気の中、この周年記念レセプションは、これまでの歩みを祝うと同時に、未来に向けた友好関係をあらためて確認する場となった。
高円宮妃久子殿下のお言葉とご臨席によって印象づけられたベルギーと日本の関係は、過去の遺産として語られるものではなく、協力と信頼を積み重ねながら、現在、そして未来へと生き続ける関係であることを示していた。
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