独立205周年を祝って!中米諸国が記念レセプションを開催

日本と中米諸国の代表者が国旗の前で並ぶ、独立205周年記念レセプション

1821年9月、現在のグアテマラ、エルサルバドル、コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラスを併せた地域が独立を果たした。本年は独立から205年目に当たる。このたび、独立205周年を祝うため、エルサルバドル、コスタリカ、グアテマラの各大使およびホンジュラスの臨時代理大使はレセプションを国際文化会館で共催した。

国際文化会館で行われた中米独立記念レセプションで、演壇から挨拶をするスピーカーと会場の様子

レセプションでは、駐日コスタリカ大使を務めるスッシ・ヒメネス閣下が諸国を代表して挨拶を行った。ヒメネス大使は昨年の日・中米外交関係樹立90周年に触れ、日本とは常に信頼できるバートナーとして、特別な関係にあることが言及された。中米諸国は日本が推進している「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」のビジョンを高く評価しており、今後はさらに関係を深め、戦略的パートナーシップを確立したいというビジョンもコメントされた。

このレセプションには日本政府から茂木敏充外務大臣が主賓として出席し、挨拶を行った。堀井巌外務副大臣が続いて乾杯の挨拶を行い、外務大臣政務官を務める英利アルフィヤ氏も出席した。茂木外務大臣もその挨拶の中で、互いの文化や多様性を尊重しつつ築いてきた日本と中米諸国の90年以上にわたる良好な友好関係を強調した。

日本の外務省関係者と駐日コスタリカ大使が並んで写る、中米独立記念レセプションの様子

レセプション会場には、日本政府関係者、駐日外交団や国際機関の代表者を始め、各界を代表する方々や東京在住の中米コミュニティに所属する人々が出席した。

中米独立記念レセプションに出席した外交団や来賓の様子

中米諸国と日本は地理的には決して近いとは言えない。しかし日本と中米諸国は現在、気候変動を始めとするグローバルな課題解決にも連携して取り組んでいる。距離的には近くはないが、両者の間には近い考えと共通した理念が存在する。共に法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化を理念として持っている。今後はさらに強固な友情と信頼を基盤として、中米諸国の「自律性」と「強靱性」はますます強化され、多くの課題の解決に向けて実際の成果へとつながっていくだろう。

このレセプションでは中米諸国を紹介する写真展、同地域の伝統衣装の展示を鑑賞する機会も設けられた。昨年の大阪万博の際も中米諸国のパビリオンには多くの人々が訪れた。今回もまた同地域の豊かな文化遺産や伝統を身近に感じる機会となった。

中米諸国の伝統的な織物の衣装を身にまとうゲスト、文化展示コーナーにて

中米諸国は今までも優れたコーヒー産出国として日本でも知られている。しかし、今後は豊かな自然、優れたアートなどにも大きな注目が集まってくることだろう。今後も日本と中米諸国のより良い関係はますますプラスとなるものを生み出していくことが期待される。

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