隈研吾とルービックキューブ

Kengo Kuma

ハンガリーの建築家、故エルノー・ルービックが発明したルービックキューブの40周年を記念して、日本のアーティストたちが東京の駐日ハンガリー大使館でコラボしました。

イベントは東京の青山にあるAoyamaTreehouseで開催されました。

Kengo Kuma overseeing his work with HIH Princess Takamado

このイベントには、国立競技場の設計者でもある、建築家の隈研吾さんも参加されました。隈研吾さんは、ルービックキューブを真似た回転式の家具を出展し、メインイベントのひとつとして多くの観客を沸かせました。

日本を代表するパティシエの一人である小山進さんは、パティシエとしての技術を活かしホワイトチョコレートを使って、ルービックキューブを再現しました。

350年の伝統を持つ陶芸家、大樋年男さんは、キューブの色を陶器に表現しました。

人気の折り紙アーティスト中島譲さんにも、マグネット付きルービックキューブを製作していただきました。他にも、有名なト照明デザイナーの石井幹子さん、コンテンポラリーダンサーの加藤花鈴さん、Tokyo’s Barのオーナーであるベン・フィディックさんなど、多彩なアーティストたちが駐日ハンガリー大使館での素晴らしいプロジェクトに参加しました。

Rubik's Cube Inspired Art Slider 2
Norbert Palanovics, the Ambassador of Hungary in Japan surrounded by artists

駐日ハンガリー大使のノルバート・パラノビチさんは、このイベントは「ルービックキューブ・インスピレーション・プロジェクト」の紹介であると語りました。

同席された高円宮妃久子様もルービックキューブの展示に感心され、「キューブは世界的な人気によって、国境を越えて私たちを繋いでくれた。」とおっしゃっていました。

ルービックキューブをモチーフにした特別なカクテルや軽食が用意され、来場者は会場の雰囲気と共に展示会を堪能しました。

展示品は、2020年11月25日から2021年2月までの間、ハンガリー文化会館で展示されています。終了後、作品はオークションにかけられ、その利益は慈善事業に活用されます。

Visit: Hungarian Youtube Channel
Hungarian Embassy in Tokyo: https://tokio.mfa.gov.hu/eng

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