『ARTS for the future』ウィズコロナの挑戦

11月30日、NPOちきゅう市民クラブ及びK&Associates Internationalの主催で、『イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフと共演する「日露芸術美の饗宴」バレエガラ – コロナ禍における積極的な挑戦 – 』が開催されました。コロナ禍での入国制限の中、日本の文化庁を初め、4省庁及び在サンクトペテルブルグ日本総領事館の協力で、来日が実現しました。

この公演は、日露両政府がどんな時でも芸術文化で交流しようと始まった、ロシア文化フェスティバルの公式プログラムであり、かつ、文化庁の『ARTS for the future』の採択事業。コロナ禍で海外から招聘するのが困難な中、ホログラムという新しい技術を使って、バーチャルとリアルの共演という新演出が斬新でした。

『イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフと共演する「日露芸術美の饗宴」バレエガラ - コロナ禍における積極的な挑戦 - 』
『イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフと共演する「日露芸術美の饗宴」バレエガラ – コロナ禍における積極的な挑戦 – 』

ロシアバレエ界のプリンシパル、イリーナ・ペレンとマラト・シェミウノフは、2014年より両主催者と共に数々の日露交流教育事業を行い、これまで参加した日本の若手ダンサーは、プロとなり世界中で活躍しています。

2年ぶりの来日となったこの公演でも、多くの若手プロダンサーが参加した。また、『東京2020文化プログラム』の一環として、文化庁日本遺産大使を務める能楽師の大倉正之助氏(重要無形文化財総合指定保持者)が共演しました。

交流が希薄となってしまったこのご時世に、お客様との絆を築き、心の交流になればと、出演者のサインとメッセージを書いた紙飛行機が飛ばされたり、会場の全員との記念集合写真など、心に届く配慮が各所で感じられる公演でした。

全員参加の大迫力のグランドフィナーレは圧巻。

2021年12月24日〜2022年1月18日まで、インターネットで有料配信されます、会場に足を運べなかった方は、この機会に是非ご視聴されてはいかがでしょうか。配信期間中、お好きなタイミングでログイン後13日間ご視聴いただけます。

配信チケットの購入は、こちらから(カンフェティ HP) 

主催:NPOちきゅう市民クラブ、K&Associates International
企画・プロデュース:川島佳子
構成・演出:イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ、川島佳子
ホログラムディレクション:上田聡(Fusion Wall)
レインボウ スワン レイク、葦笛 指導:鎌田真帆 (M BALLET- school of dance arts -)
後援:ロシア連邦文化省、ロシア連邦国際文化科学協力庁、在日ロシア連邦大使館、ロシア文化フェスティバル組織委員会
協賛:シルビア        
助成:文化庁Arts for the Future

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