素敵なジャズナイト 駐日アンゴラ大使館で開催
アンゴラ大使夫人と各国の多彩な大使夫人たちが協力。ゲストを楽しませる。
新型コロナウィルス感染拡大の第七波が襲う直前、アンゴラ大使館でジャズナイトが開催された。
スウェーデン大使夫人アンナ・ヘーグベリのクリスタルなヴォイスとベネズエラ大使夫人のエリカ・コロンの艶やかなソプラノに大使夫人たちのコーラス、ギター、パーカッション等の演奏が加わり、素晴らしい演奏を繰り広げた。
このジャズナイトの企画運営の陰には多彩な大使夫人たちの活躍があった。
ジャズの名曲の数々を歌ったアンナ・ヘーグベリは、ストックホルム音楽大学で学び、世界各地でも演奏しているプロのジャズ歌手だ。日本でもジャズバンドのボーカリストとしてコンサートを度々開催している。
共演のソプラノのエリカ・コロンは、指揮者の井上道義など日本を代表する巨匠に認められた名ソプラノだ。現代音楽のオペラの難しい役柄もこなし、さらには障がい児のための教育にも心血を注ぐ。
また、出席したインドのグンジャン・ヴァルマは、駐日インド大使夫人であるが、彼女の名刺には「大使夫人」という表記はない。「アーティスト」と書かれているだけだ。グンジャン夫人は夫の転勤に伴って各地のアートを学び、現代美術のアーティストとして活躍している。ミクストメディアなどを取り入れた斬新な作品作りは評価が高い。
また、このジャズナイトを企画したアンゴラ大使夫人のマリア·デ·ファチマ·シャビエル夫人は画家としても活動し、マーケティングでもキャリアを積んでいる。マーケティング·広報、イベントの構成に関しては、オランダ大使夫人のジョーン·ミッチェル·ファン·デル·フリート夫人は、オリンピック、ワールドカップも手掛けたプロ中のプロだ。
こうした夫人たちの活動により、各国の文化が日本に紹介されていくことは本当に素晴らしい。このブリリアントな夫人たちの活動に今後も期待したい。
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