駐日ポルトガル大使、埼玉スタジアムで浦和レッドダイヤモンズの試合を観戦:ポルトガルのサッカーチーム、ポルティモネンセSCが育んだ縁
3月に、駐日ポルトガル特命全権大使、ジルベルト・ジェロニム閣下は、浦和レッズのスポンサー企業である株式会社セレモニーの会長、志賀玲子氏と社長、志賀司氏の招待により、埼玉スタジアムを訪れ、浦和レッズ対柏レイソルの試合を観戦した。

現在、(株)セレモニーは企業貢献の一環として、ポルトガルのプリメイラ・リーガに所属するサッカークラブのポルティモネンセSCと2018年にメインスポンサー契約を締結している。これは(株)セレモニーが、ポルティモネンセの日本人選手に注目するクラブ思想に賛同し、さらに企業として今後の日本サッカーの発展に貢献したいという思いから実現、契約に至った。そのため、ポルティモネンセSCには日本人選手も多く所属し、過去には日本代表も務めた中島翔哉選手、権田修一選手も所属していた。
(株)セレモニーは浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)のスポンサーも務めており、2005年〜2010年まで浦和レッズで活躍したロブソン・ポンテ氏がポルティモネンセのテクニカルディレクターに就任している。現在もポルティモネンセSCに所属する選手たちはユニホームの胸に「セレモニー」のロゴを付けて各試合で闘っている。

ポルトガルとはポルティモネンセSCを通しての深い縁があり、この度、志賀司氏が昨年着任なさったジェロニム大使をご招待するに至った。
試合開始より1時間以上早めに到着なさったジェロニム大使は、サッカーが大変お好きで、この試合をとても楽しみにしていらしたという。VIPルームに御到着後は、浦和レッズの選手、関係者らとの記念撮影なども楽しまれた。

ジェロニム大使は、その時に子どものころの思い出も語っていらした。ポルトガルでも、後に獣医となった兄上と一緒にスタジアムに出かけ、サッカー観戦を楽しまれたという。その当時のスタジアムは埼玉スタジアムのように立派ではなかったとおっしゃるが、今も大使の御心によい思い出として残っているそうだ。
そんな中、日本人にとっては忘れられない日本代表、岡野雅行氏がVIPルームに現れた。試合開始直前の短い時間であったが、日本をワールドカップ本戦に導いた伝説的な選手との出会いもまた大使は楽しまれたようだ。
この日の浦和レッズは柏レイソルと戦ったが、ジェロニム大使は、すがすがしいスタジアムの雰囲気、どちらも点を取りに行こうとする極めて前向きな選手の戦い方に感動をしたとおっしゃっていた。

この日の試合では、浦和レッズは1点を最初に取ったが、後に柏レイソルに1点を取られて同点に持ち込まれ、最後はPK戦となった。浦和レッズに勝利の女神がほほえむことはなかったが、ジェロニム大使は、浦和レッズのファンによる熱い応援には目を見張られていた。特に、前半最後でレッズの応援旗をなびかせながら、ヴェルディのオペラ「アイーダ」の行進曲を、ファンたちが声を合わせて歌っているのにはとても驚かれたという。

浦和レッズの勝利を祝って祝杯をあげることは次回に延長となったが、ポルティモネンセSCが結んだご縁はますます発展していくことだろう。
