映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』を観に行こう!

映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』を観に行こう!

世界でもっとも有名なアーティストと言えば、間違いなく上がるのがボテロの名前だ。ボテロはコロンビアが生んだ、現代最高のアーティストであり、南米のピカソとも呼ばれている。  日本でも極めて知名度が高いボテロの人生に迫る映画「BOTERO フェルナンド·ボテロ 豊満な人生」が現在、上映されている。  この映画は、ある意味、非常に感動的であり、真実の重みも感じる。  ボテロの作品の最大の特徴は、そのふくよかさにある。すべてがふくよかで、自然で素朴だ。なぜ彼は全てをふくよかにしたのか。この映画を通して、人々はボテロの画家としての人生、その作風「ボテリズム」が生まれた背景に迫る。  ボテロの人生は、作品に現れるようにふくよかで、ユーモアに満ちたものではなかった。貧しい家庭に生まれ、苦労し、人を愛し、愛に破れ、芸術にも行き詰った。まだ幼い我が子を交通事故で無くし、その事故でみずからの右手の一部も失っている。芸術家にとっては致命的だ。  そうした苦労を乗り越えて、ボテロが至ったのは、「描く対象の美しさや官能性を追求した結果である今の作風」だ。  ボテロの母国コロンビアへの愛情はとても強い。映画の中で最も印象的だったエピソードは、ボテロがコロンビアのメデジンに平和の象徴でもある「豊満な鳩」のブロンズ像を寄贈し、公園に展示された。ところが、テロリストたちはそのボテロの作品に爆弾を仕掛けた。多くの死者、負傷者が出る大惨事となり、もちろんボテロの作品も爆破されてしまう。その気の毒な程に破壊された作品に対し、ボテロはそのままに展示することを願う。そして、さらにその横に、新たな「豊満な鳩」を展示している。  また、ボテロが育った時代、故郷メデジンには画廊も美術館もなかった。ボテロは市長の願いを聞き入れ、美術館建設に一役買う。多くの作品、自分が買い集めた名画のコレクションをボテロはすべて寄附した。さらに、「ああ、ここにモネの作品が一点でもあったら」、という市長の独り言を聞いたボテロは、市民のため、コロンビアの国民のためにモネの作品を加える。  かつて危険な都市であったメデジンは今、こうした人々の努力によって、美しく平和な街に生まれ変わった。  ボテロはいま、モナコに暮すが、彼はいつの時代もコロンビア人であることを誇りに思っている。そして、常に彼は「単なる絵描き」でいることを純粋に願い、いつも新たな気持ちで作品作りに向かう。  芸術を愛する人だけでなく、全ての人々にこの映画を見て頂きたい。必ずボテロとボテロを生んだコロンビアが大好きになる!  映画『フェルナンド·ボテロ 豊満な人生』公式サイト 【関連記事】 ゴールデンウイークに行きたい展覧会レスリー・キー:世界で活躍ファッション・フォトグラファーの撮影現場

Anna Högberg and Friends Performed at JazzBird by Hersey Shiga

スウェーデン出身のジャズ·ボーカリスト、アンナ·ヘーグベリと仲間たち

スウェーデン出身のジャズ·ボーカリスト、アンナ·ヘーグベリと仲間たち5月19日 青山のジャズバードで感動のライブ! 出演者; アンナ・ヘーグベリ(ボーカル)後藤魂(ピアノ)片野吾朗(ベース)佐々智樹(ドラム) すでに二年半におよび活動を共にしている彼ら。青山のJazzBird、鎌倉のDaphne’sなどで名演奏を披露。 コンサート情報会場:青山ジャズバードhttps://jazzbird.sakura.ne.jp/ファーストセット開始は19:30PM(開場: 19:00) Performers:Anna Högberg (vocal)Tamashi Goto (piano)Goro Katano (bass)Tomoki Sassa (drums)

日本ラテンアメリカカリブ振興協会:タパス ・ パーティー開催

日本ラテンアメリカカリブ振興協会:タパス ・ パーティー開催

今年のJAPOLAC(日本ラテンアメリカカリブ振興協会)タパスパーティのテーマは『Let’s Restart Our Social Life.(社交を再スタート!)』。ラテンアメリカとカリブ海のテイスト満載のパーティは、そんな社交の再開に相応しい場となった。 JAPOLAC(日本ラテンアメリカカリブ振興協会)の代表理事リッテル・ディアス博士は、団結の必要性について、ラテンアメリカの商業的利益、日本との友情関係を代表する使命について開会スピーチを行い、墨田区長の山本亨氏、そして本イベントを後援としてサポートしたペルー、キューバ、アルゼンチンの駐日大使、大使館へ感謝の意を語った。 株式会社ウニードス( KYODAI)、株式会社喜代村すしざんまい等を協賛に迎え、賑やかなスタートを迎えたタパス・パーティでは、本格的なラテンアメリカのタパス料理が提供され、各国郷土料理の微妙な違いをも味わえる貴重な機会となった。 各国原産のコーヒーや、アルコール類も提供され、ゲストが開放的な気分になったところで、プロのダンスサーによる タンゴ、サルサ、メレンゲ、バチャータのデモンストレーション、 またそれぞれの基本ステップを学べるプチレッスンも開催された。アルゼンチンのカップルによる情熱的なタンゴには、誰もが心を奪われた。 JAPOLAC(日本ラテンアメリカカリブ振興協会)の皆さま、また多くのボラティアスタッフのきめ細やかなおもてなしにより、大変素晴らしいものとなった。 ≪イベント詳細≫ 開催日:2022年5月14日(土) 会場:すみだ産業会館 墨田区・丸井共同開発ビル8階階 このイベントの収益の一部は、経済的に困難な状況にある子供たちの音楽教育を支援する慈善団体『フロリアン・パウケ財団』に寄付される。 詳細は: 【関連記事】 『ラテンアメリカ·カリブ振興協会』 『個性豊かなオーガニックコーヒーを日本へ』 『日本でチリのオーガニックワインが発売開始 大使館で試飲会開催』…

ウクライナ支援:チャリティコンサート・レセプション

ウクライナ支援:チャリティコンサート・レセプション

ウクライナの惨状に心を痛める人は多い。ジョーン·ミッチェル·ファン·デル·フリート駐日オランダ王国大使夫人と、NY出身のチェロ奏者である橋本ジェシカもその一人だった。  祖国を離れ日本で暮らす彼女達は、「小さくともウクライナのために尽くしたい」という気持ちを日本人の友人、大岩弘子に伝えた。彼女もまたウクライナのために何かしたいと強く願っていた。彼女は、自身が所属する千代田キワニスにその支援を求め、会長の澤井敏子と、副会長の徳川孝子を二人に紹介した。二人はウクライナ支援のためのチャリティー開催の意向をキワニスメンバーに伝え、合意を得る。更に、音楽の力を借りるべく、日本クラシック音楽連盟会長の入山功一にも相談を持ち掛ける。入山氏の支援を受け、今最も人気のあるチェリスト佐藤晴真と、ピアニストの大伏啓太も参加し、芝学園講堂にてチャリティコンサートが開催されることとなった。 千代田キワニスクラブのメンバーは、自作のチラシ、チケットを手に、友人や知人にこのチャリティー活動への賛同を求めた。ジョーン・ミッチェル駐日オランダ王国大使夫人は、オランダ大使公邸でのレセプション開催の為準備を開始した。彼女等の活動とその志は外務省関係者へも届き、林優子外務大臣夫人、ウクライナ議員連盟会長を務める森英介衆議院議員、駐ウクライナ日本大使の松田邦紀夫人の賛同を得ることになる。  ウクライナに心を寄せる人々が、正に「手作り」で準備した今回のコンサートとレセプション。用意された230枚のチケットは、20名の女性等によって販売されたが、たった4日で売り切れとなった。こうして3週間という短い時間で準備されたチャリティーコンサートとレセプションは、4月3日に開催された。生憎の雨模様であったが、多くの来場者が集まり、コンサートのチケット収入の他にも多くの支援金が寄せられた。  コロナ禍での開催にあたり、ワールドカップ、オリンピックなどを運営した経験も持つジョーン夫人のアイディアを受け、コンサートを挟んで、レセプションは2度に分けて開催された。また、ジョーン夫人の呼びかけに応じた各国大使夫妻も支援に駆け付けた。  コンサートでは、佐藤晴真が心を込めて熟考した素晴らしいプログラムを披露した。アンコールでは、かつて世界国際平和デーにパブロ·カザルスが国際連合本部で演奏した『鳥の歌』が選ばれた。この曲は、カザルスが「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は peace、peace (平和、平和)と鳴くのです」と、平和への願いを込めて編曲・演奏したという。また、日本在住の作曲家で、橋本ジェシカのピアニストを務めるサイモン·ベストンはこの日の為に、ウクライナ国歌を2台のチェロとピアノ向けに編曲し、佐藤晴真、橋本ジェシカ、サイモン·ベストンが演奏した。  短い準備期間だったこともあり、当日は多少の混乱もあったが、それでも今回のチャリティーイベントは大成功を収め、総額238万5951円もの支援金を集めた。このチャリティーを開催するにあたって、主催者の女性達は「弾丸や戦車を買う為でなく、薬、食料を買うために使ってほしい」とその信念を語った。今回の支援金は全額、彼女たちの信念の下厳選された各機関を通じてウクライナの女性と子供たちの支援に使われる。  【今回のチャリティーイベント支援金の寄付先一覧】 セーブ·ザ·チルドレン  京都市(キーウ市の姉妹都市)  国境なき医師団  国際キワニスクラブ  このチャリティーによって、改めて学んだ事がいくつかある。それは「誰かの為に働くことの大切さ」だ。また、そう思う気持ちを声に出す勇気も必要だ。確かに、このチャリティーから得られた金額は、世界的に見れば少額かもしれない。しかし、市井に暮す人々がお互いに手を取り合った時、大きな力を発揮することを誰もが感じることができた。  仮に武力で領土を侵略できたとしても、人の心まで侵略することはできない。 ウクライナに平和が戻ることを心から祈りたい。世界が平和であることを改めて祈りたい。  【関連記事】 多彩な音楽家を支援して プレコンサート開催  オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開 駐日オランダ王国大使館 公式HP

トム・クルーズ4年ぶり来日!

トム・クルーズ4年ぶり来日!

最新主演映画『トップガン マーヴェリック』の公開を5月27日(金)に控えるトム・クルーズ。約4年ぶり、通算24回目の来日を予定していることが発表された。 1986年公開の映画『トップガン』から36年、待望の続編となる『トップガン マーヴェリック』の全世界公開に先駆け、5月4日(現地時間)米・サンディエゴにてグローバルプレミアが開催された。トム・クルーズは「本当に最高です。何年もロックダウンした中で映画の撮影を続けてきたけど、こうしてファンの皆と会えて、顔が見られるなんて、この場に立てて光栄です」と彼にとっても思い入れのある作品であると語り、「『トップガン マーヴェリック』が、ビジュアルの上でも物語の上でも1作目と同じ世界観で、かつ現代に続いているものとして捉えられるかどうか。非常に面白い挑戦でした」と作品に賭ける期待を滲ませた。 今月5月下旬の来日が予定されている。 『トップガン マーヴェリック』公式サイト

ようこそ!新任ペルー大使が語る「ペルーの本当の魅力」とは?

ようこそ!新任ペルー大使が語る「ペルーの本当の魅力」とは?

アンバサダーインタビュー:2022年4月4日 H. E.ロベルト・セミナリオ、駐日ペルー大使 •新駐日大使としてのミッションをお話しいただけますか。 では、このインタビューを始めたいと思います。まずは、この機会を与えてくださった皆様に感謝を申し上げます。 この度の着任については、日本との関係をより強化する多くの機会に恵まれ、私の国、ペルーのために奉仕することは喜びであり名誉だと思っております。今後、数年の間に、二国間の議題となるような重要なイベントがいくつかあります。その最初となるのは、二国間関係樹立150周年を、2023年に祝うことがあります。ペルーは、ラテン·アメリカで最初に日本と外交関係を結ぶことを合意した国です。また、ペルーは2024年にAPEC会合を主催する予定となっており、この機会には日本の政府高官らによるペルー訪問が期待されています。 大阪万博が開催される2025年には、ペルーの政府関係者らが来日することにも期待が集まっています。 COVID-19のパンデミックによって難しくなった活気に満ちたビジネス、対面のミーティングが、今年は回復することを願っています。 •ペルーと日本の関係の最近の進捗、進展をどのようにご覧になっていらっしゃるのでしょうか? いままでは、多国間メカニズムでの協力、両国の共通の関心事である二国間協議事項への収束に向け、より深く探求していくことを促進するために、重要な政治的プロセスを進めてまいりました。経済的な議論においてはある程度は促進されてきており、その結果、ペルー製品の新しい市場を開くことを含め、貿易と投資の流れはスムースに進んできています。この経済促進への努力は、観光と文化外交と並ぶ、広報や民間も含めて推進していくパブリック・ディプロマシーに統合されたビジョンの一部と言えます。 それでもなおペルーと日本が戦略的パートナーであることを考えると、二国間の協議事項での充実を目指す取り組みには、まだまだ改善の余地があると思います。ペルーと日本は政治的および経済的な自由の維持と促進などの重要な利益、人権と民主的制度への支援、両国の人々と国際社会全体の繁栄の拡大についてなど、多くの価値観をも共有しています。 この点においてペルーと日本が取るべき行動とは、150年に及ぶ友好関係を築いてきた「無理のない範囲でということ」を乗り越え、さらにより広く深い絆を生み出すだめにも二国間関係を再発見し、それらを目的とした包括的な中長期ビジョンに導かれていくことでしょう。 •今後、ペルーと日本の関係を強化するために、どの分野への焦点と機会を見ていらっしゃるのでしょうか。 鉱業セクターと輸送インフラへの投資を通じたペルーの発展への日本の貢献は、否定できませんが、ペルーが提供する友好的な法的な枠組みを考慮に入れると、この取り組みはまだ十分に発展していないと言えます。 •差別のない扱い:外国人投資家は国内投資家と同じ扱いとなる。 •ほとんどのすべての経済セクターへの無制限のアクセスが可能。 •自由な資本移動。 •自由競争。 •私有財産の保証。 •国民から株式を取得する自由。 •内部および外部のクレジットにアクセスする自由。 •国際紛争解決メカニズムへのアクセス。 2021年から2022年のプロジェクトポートフォリオには89億ドルの投資が含まれており、その投資分野は先に述べられた鉱業と輸送、その他に衛生、エネルギー、通信、健康、教育などの分野を含んでいます。…

シャングリ・ラ東京:初夏のスタミナチャージメニュー

シャングリ・ラ東京:初夏のスタミナチャージメニュー

東京を代表するラグジュアリーホテルの一つ、シャングリ・ラ東京では、アジアのスパイシーな料理や冷製タリオリーニのランチコース、溶岩石グリルブランチなど、涼を得たりスタミナチャージが叶う限定メニューを2022年6月1日より提供開始する。 ■アジアのスパイシー料理 まずは「ザ・ロビーラウンジ」でいただけるスパイシーなメニューをご紹介。 <カレーラクサ / 冷やしラクサ> スパイシーな料理が食べたくなる初夏。マイルドな辛さのスープが好評の、夏限定の冷やしラクサを6月から提供開始。食欲が減退しがちな暑い時期も冷たい喉越しで食べやすい冷やしラクサ、本格的な温かいスープのラクサもご用意。海老や帆立のシーフードの食感が食欲をそそる。 【カレーラクサ(温かいラクサ) / 冷やしラクサの概要】 期間:6月1日(水)~8月31日(水) 価格:2,750円(税込・サービス料15%別) 時間:7時~18時 <シーフードレッドカレー / チキングリーンカレー / ビーフベジタブルカレー> シーフードレッドカレー、チキングリーンカレーに加え、ビーフベジタブルカレーが夏限定で登場。ココナッツミルクのマイルドな味わいが特徴のグリーンカレーと、赤唐辛子を使い深さと複雑さがあるレッドカレーは、香ばしいジャスミンライスと一緒にさらりといただける。ビーフと野菜の風味が味わえる本格カレーは新潟県産コシヒカリでの提供。3種のラインアップは、スパイシーな料理が好きな人もそうでない人も楽しめる。 【シーフードレッドカレー / チキングリーンカレー…

Scottish National Gallery exhibitions during Golden Week by Hersey Shiga

ゴールデンウイークに行きたい展覧会 (3)

東京都美術館スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち 2022年4月22日(金)~7月3日(日)月曜休室 ※ただし、5月2日(月)は開室開室時間9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)主催: 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション後援: ブリティッシュ・カウンシル 世界でも指折りの西洋絵画のコレクションをもつスコットランド国立美術館。その名画を集めた展覧会が現在、東京都美術館で開催されている。 ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、レノルズ、ルノワール、モネ、ゴーガンなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品の展示も素晴らしい。特にアンドレア・デル・ヴェロッキオが1470年頃に描いた《幼児キリストを礼拝する聖母(「ラスキンの聖母」)》は印象的だ。レオナルド·ダビンチの絵画の師としても知られているヴェロッキオ。日本ではなかなか見ることができない作品だ。 ディエゴ・ベラスケス(1599年生まれ)がまだ19歳の時に描いた《卵を料理する老婆》。ベラスケスは19歳という年齢ですでに画家としてのテクニックを身に付けていたことが分かる。たまごが料理されていく様子まで、鮮明に描いている。

Maria Watanabe at Mashiko Clayworks Exhibition by Hersey Shiga

ゴールデンウイークに行きたい展覧会 (2)

渡マリア陶芸展2022年4月23日(土)~5月10日(火) 午前10時から17時まで つかもと〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子 4264 TEL 0285-72-3223 毎週木曜定休 ブラジル生まれの陶芸家、渡マリアの個展。渡マリアは1982年に日本に移住し、初めて陶芸という芸術に触れ、修業をつんだ。益子町に移住し、濱田庄司の息子、濱田晋作に師事し、女性で初めて益子町に穴窯を作る。その後、震災で穴窯が壊れるなど、災難にも見舞われるが、2020年に穴窯を再建し、陶芸活動を続けている。

ゴールデンウイークに行きたい展覧会

ゴールデンウイークに行きたい展覧会

三菱一号館美術館 上野リチ ウィーンから来たデザイン·ファンタジー展 三菱一号館美術館 〒100-1005 東京都千代田区丸の内2‐6‐2 会期:2022年2⽉18⽇(⾦) ~ 5⽉15⽇(⽇)*展⽰替えあり 後期:4⽉13⽇(⽔)から 開館時間:10:00〜18:00 ※⼊館は閉館の30分前まで(祝⽇を除く⾦曜と会期最終週平⽇、第2⽔曜⽇、開館記念⽇の4⽉6⽇は21:00まで) 休館日:月曜日*と展⽰替えの4⽉12⽇ *但し、[トークフリーデー] 5⽉2⽇、5⽉9⽇は開館 主催:三菱一号館美術館、朝日新聞社 後援:オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム ウィーン生まれのデザイナー、フェリーツェ・リックス(後の上野リチ・リックス|1893-1967)のデザイン世界の全貌を展観する世界初の回顧展。 上野リチは、ウィーン工芸学校でウィーン工房のヨーゼフ・ホフマンらに師事、才能を開花させる。卒業後はテキスタイルデザインなどを手がけた。日本人建築家の上野伊三郎と出会って結婚し、京都とウィーンという二つの都市を往復しながら、ウィーン工房所属デザイナーとして活動を続けた。そのデザインの特徴は、自由な線と生命感あふれる色彩。鳥や魚、花や樹木といった身近な自然を組み合わせたデザインは人気を博した。 オフィシャルサイト:https://mimt.jp/

世界一稼ぐユーチューバー・ミスタービースト 日本語版始動!

世界一稼ぐユーチューバー・ミスタービースト 日本語版始動!

世界で今最も稼いでいるユーチューバー、ミスタービースト(MrBeast)ことジミー・ドナルドソンが来日予定。ジョー・ローガン・ポッドキャストの3月7日のエピソードで、ミスタービーストは日本向けチャンネルローンチに向けたティーザーを公開。まもなく始動する日本語版チャンネルでは、日本の「超有名」アニメ声優が彼の吹き替えを担当すると予告。 YouTube界の巨人 ミスタービーストは、アメリカのユーチューバーであり、9,400万人以上のチャンネル登録者を誇る。2022年1月、フォーブスが発表したユーチューバー年収ランキングで1位を獲得、23歳で年収5400万ドル(約62億円)を稼ぎ、ユーチューバーとして史上最高額を記録した。また、2021年の収入は2020年のフォーブスセレブリティ100の40位にランクインする。 彼は「実生活で456,000ドルのイカゲームをやってみた」、「本物の刑務所で50時間生活してみた」、「生き埋めで50時間過ごしてみた」などのクレイジーな動画で人気を集めているが、一方で植樹や寄付などの慈善活動も積極的に行なっている。ミスタービーストの人気の秘訣は、彼が他者の幸せのために惜しみなくお金を使うところなのかもしれない。 ヒントは『イカゲーム』 チャンネル成長戦略の一環として、ミスタービーストは、彼の母語である英語以外のチャンネル制作に目をつけた。 この2年間で次々と各国の言語に吹き替えられたでチャンネルをローンチしてきたミスタービーストチャンネル。最近開設されたヒンドゥー語版をはじめ、スペイン語版の吹き替え声優には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でも吹き替えを担当したルイス・ダニエル・ラミレスを起用し、スペイン語圏でも新たなファンの獲得に成功するなど、大物声優を起用する戦略は大成功を収めている。 日本視聴者の心を掴めるか? その他の多くの地域と同じように、日本でもやはり、日本語を話すユーチューバーの方が受け入れられやすい。 これ程世界で成功を収めるユーチューバーのミスタービーストでさえも、日本での知名度はまだまだである。しかし、日本の有名アニメ俳優が吹き替えをするとなれば話は別であろう。日本のYouTube愛好家からの支持を集め、瞬く間に日本においてもトップユーチューバーとなるだろう。 日本語を話すミスタービースト、クレイジーで楽しい動画に乞うご期待。 ミスタービースト特集動画はこちらから 【関連記事】 Billie Eilish Tour In Japan (2020)

不確実な時代のリスク管理:トレバー・ウェブスター

不確実な時代のリスク管理:トレバー・ウェブスター

東京の金融仲介企業 Taylor Brunswick Group にてマネージング・ディレクターを務める、トレバー・ウェブスター(Trevor Webster)にインタビュー。ウェルス・マネジメント・スペシャリストとして彼は、メガバンクなどに属さない独立した視点で、日本の外資企業や外国人投資家へ向けて幅広く資産運用のアドバイスを行なっている。 世界では大きな市場であるが、日本ではあまり馴染みのない「ウェルスケア・マネージメント」を、世界的な視点で顧客に提供している。 インタビューでは、先行きが見えずらいこの時代における、長期的なリスク管理、財務計画のヒントを聞いた。 インタビュー動画はこちらから: トレバー・ウェブスター:LinkedIn Taylor Brunswick

Ecuadorian Choclate

エクアドル産最高級の希少カカオ アリバカカオから作ったチョコレートが日本で発売!

エクアドルは世界でも指折りのカカオの産地として知られる。ここで紹介する「MAMANO」は大使館も応援しているエクアドル産オーガニックアリバカカオを専門に扱うチョコレートショップだ。 MAMANOという日本語のような温かい響きを持つ店名はスペイン語の母を意味する「MAMA」と手を意味する「MANO」からの造語で「母の手」という意味と響きをもつ。これはアリバカカオを育成している農家の70%が女性であることにも由来している。 アリバカカオはエクアドル固有種のカカオであり、世界でも約2%しか生産されず、「神の食べ物(テオブロマカカオ)」という学名も持つ。 エクアドルの5300年前の遺跡には人々はチョコレートを愛飲していた痕跡がある。 現代人にも愛されるテオブロマカカオ。希少なそのカカオから作られる貴重なチョコレートをぜひ味わってほしい。 MAMANO WEBサイトで美味しいエクアドルチョコレートは購入できます。こちらをクリックしてください。 5月7日, MAMANOはオンラインでカカオ農園でアリバカカオについて知ろう!というイベントをします。ここでみてください!

機能的で美しいデザインがいっぱい!エストニア·ポップアップショップ、現在池袋西武デパートで開催中。

機能的で美しいデザインがいっぱい!エストニア·ポップアップショップ、現在池袋西武デパートで開催中。

エストニアという国を知っているだろうか。エストニアは、ラトビア、リトアニアと並ぶバルト三国の一つだ。エストニアはフィンランドに隣接し、湾を挟んでスウェーデンに面しており、文化的には北欧に近い。また、エストニアはAI先進国としても知られ、エコにも力を入れている。そうした国家としての先進的な取り組みが、ちょっとした日常使いの雑貨、洋服のデザインにも感じられる。 このエストニアのポップアップショップは、エストニアの優れた商品を日本人に実際に見て、触って、使ってほしいという意向の下、駐日エストニア大使館と株式会社ユアマークスが深く関わって企画された。「このポップアップは、エストニアのさまざまな製品を日本に紹介するだけでなく、日本の皆様に実際に商品を見ていただき、学んでいただける機会をもたらしています」と、ヴァイノ·レイナルト駐日エストニア大使のカイレ・ユルゲンソン夫人はコメントしている。 ポップアップショップは毎週、商品の入れ替えが行われている。価格もリーズナブルで、手が出るものが多い。このポップアップショップを通じて、すっかりエストニア製の商品のファンになり、毎週、通って新しい商品を見つけるという人もいる。 COVID-19のパンデミックによって、世界中の人々が外出を制限され、自宅で過ごさなければならない時間が多くなった。人々は自宅で快適に過ごすことの大切さを改めてかんじているのではないか。 優れたデザイン性、高い機能性を持つエストニア製の商品は、生活を豊かで快適なものにしてくれるに違いない。ゴールデンウイークに訪れてみたいショップの一つだ。

Flying Dragon

オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開

4月8日(金)・10日(日)の2日間限定開催 7年ぶりにオランダ大使公邸のチューリップガーデンと大使公邸内部が一般公開された。 ペーター・ファン・デル・フリート駐日オランダ王国大使は、今回のチューリップガーデン一般公開について、「日本でも、オランダを象徴するチューリップが沢山の方に愛されている事を知り、とても嬉しく思っています。今回の一般公開イベントによって、春の到来を皆さまと共に楽しむ事ができれば幸いです」とコメントしている。 両日ともにこの一般公開を待ちに待った人々が早朝から列をなした。その列はとても長くなり、神谷町駅まで続いていた (350メートル)。午前10時の開門から、ファン·デル·フリート大使に迎えられ、多くの人々は大使公邸の庭園、公邸内部を鑑賞した。 現在の大使公邸は、その前の建物が1923年の関東大震災で倒壊したため、1928年に再建築された。建築家ジェームズ・マクドナルド・ガーディナーと上林敬吉が手掛けたこの邸宅はクラシックな風情が残り、天井に残された鏝絵などがとても美しい。庭園内に飾られた徳川家康からの書簡からも、オランダと日本の長期に亘る友好関係を感じ取ることができる。また、19世紀に描かれたオランダの画家、ヘンドリック・ウィレム・メスダッハによる絵画と共に、オランダの現代的なデザインの家具、有田焼の陶磁器などが美しく展示され、特別な雰囲気を醸し出している。 70種類に及ぶ美しいチューリップが咲く庭園と遊歩道を歩き、ひと時のオランダの雰囲気を楽しんだ訪問者は、4月8日が約2400名、4月10日には3000名に登る。 このような日本の人々との交流イベントを企画してくださったペーター·ファン·デル·フリート大使と大使館のスタッフには心からの御礼を申し上げたい。来年もぜひ継続していただきたい素晴らしいイベントだった。 For more information visit the Dutch Embassy in Tokyo Read more: 女性が活躍する国、ジャマイカからのメッセージ

Jamaican ambassador

女性が活躍する国、ジャマイカからのメッセージ

国際女性デー記念 「空の半分以上を支える女性たち」展 2022年3月30日に開催 3月8日は国連が定めた国際女性デー(International Women’s Day)だ。そのため、3月は各地で女性に関わるイベントが開催された。駐日ジャマイカ大使館も国際女性デーと建国独立60周年を記念し、「空の半分以上を支えるジャマイカの女性達たち」と題し、ジャマイカで活躍する女性たちを紹介する展示を開催した。 この展示会のオープニングイベントには、内閣総理大臣補佐官(女性活躍担当)森まさこ参議院議員、JICA(国際協力機構)井本佐智子理事、外務省儀典長の志野光子大使、サモア、メキシコ、ガーナ、ケニアの各駐日女性大使のご出席を賜った。 ジャマイカは、特に管理職において女性が活躍している国として世界から注目を浴びている。女性が占める管理職の割合は56.7%(ILO2016-2022年の統計)と、世界各国の中でもかなり高い割合を示している。世界の中でトップ10の中に入っている。ちなみに日本は11.1%で96位だ。 今回ジャマイカ大使館が紹介した著名な女性たちは人種も様々であり、そのバックグラウンドもそれぞれユニークである。ゲストの方々は、経歴、写真を見て、その多彩さにも驚く。特に参加者の目を引いたのはジャマイカ国防軍総司令官アントネット・ウィームス・ゴーマン(Antonette Wemyss Gorman)の存在ではないか。アントネット・ウィームス・ゴーマンも軍人としての道を歩みながら、一方で息子をもうけ、家庭生活も営み、現在も親としてアクティブである。 ジャマイカの外務省も女性が活躍する職場であり、現在7名の女性大使がいるという。駐日ジャマイカ大使を務めるショーナ=ケイ·リチャーズ大使もその一人だ。彼女は、優秀な外交官であり、今までのキャリアの中で、平和を世界にもたらすことにも大きく貢献している。日本での外交手腕にも注目が集まる。その活躍は女性という範囲にはとどまっていない。 このイベントに参加して改めて感じたことは、ジャマイカは、各自の価値を活かして成功を収めることができる地であるということだ。女性であっても男性であっても、どんな人種であっても、どういったバックグラウンドを持っていても、ジャマイカでは「その人の持つ素質と能力」を重視し、活用していく。つまり、今、世界各国が重要視しているダイバーシティとインクルージョンが、ジャマイカではすでに実践に移され、社会にうけいれられているに他ならない。 日本でも女性の登用を重視しているが、まだまだ理想には程遠い。リチャーズ大使、ジャマイカ大使館には、若い日本人女性の活躍に焦点を当てたこうした触発するイベントを開催してほしい。このイベントの最後には、リチャーズ大使によるジャマイカ産ラムを使ったカクテルが参加者にふるまわれた。ラムパンチというそのカクテルはおいしく、つい二杯、三杯とグラスに手が伸び、いつのまにか千鳥足となることもある。女性大使ならではの秘伝のレシピで作られたカクテルで、女性を中心とした参加者たちの親睦を深め、和やかなうちにこの有意義なイベントは終了した。 For more information visit: Jamaican Embassy Read More: ショーナ-ケイ・M・リチャーズ駐日ジャマイカ大使インタビュー

H. E. Mr. Teimuraz Lezhava

完璧な日本語を話し、日本を深く理解する大使が語る「歴史ある若い国とその魅力」

駐日ジョージア特命全権大使 ティムラズ·レジャバ閣下インタビュー 日時:2月14日午前11時から ワイン、文化、音楽、バレエ-その他にも数えきれないほど、ジョージアはリラクゼーションとユニークな伝統文化の中心地だ。この度、駐日ジョージア大使、ティムラズ・レジャバ閣下とひざを交え、ジョージアが誇るもの、日本との関係の未来、両国の類似性、再生可能エネルギーへの注力などについてじっくりとお話しをお聞きした。 ティムラズ・レジャバ大使は、1988年、ジョージアの首都トビリシで誕生。しかし、父親の仕事の都合で頻繁な転居を余儀なくされ、幼少期の多くを海外で過ごした。特に日本とアメリカの滞在期間は長く、あわせて20年間にも及ぶ。レジャバ大使は2011年に早稲田大学国際教養学部を卒業し、キッコーマンに就職、勤務したという経験も持つ。 レジャバ大使は外交官でも、外交官になることも考えていなかった。しかし、ジョージアに帰国後、2018年に外務省に入省、2019年に駐日ジョージア大使館の臨時代理大使に就任。その後、2021年11月、正式に駐日ジョージア特命全権大使に就任した。気さくで親しみやすい人柄のレジャバ大使は、ジョージア文化に関連する興味深く、面白い情報を日本語でTwitterに投稿、5万人以上のフォロワーを持ち、そのツイートはとても愛されている。 日本の専門家として Q:大使のご経歴と、最初に日本にいらしたきっかけをお話しいただけますか。 私が4歳の時、研究者であった父の新しい任務の一環で、私たち家族は日本に引っ越してきました。私たち一家は当時、広島に住んでおり、広島の様な日本の地方では数少ない外国人でもありました。ご覧の通り、見た目が日本人とは違っておりますので、広島の子供たちに堂々と指さされたこともありました。ですが、広島という地域に住んだことで、日本語をかなり早く習得することができましたし、小学校に入る前から日本語の読み書きも学びました。 私が8歳の時に一度ジョージアに戻りましたが、小学校時代は父の仕事の関係で何度か引っ越しをしなければなりませんでした。父は科学者として働いており、遺伝学を専門とする生物学者という面も持っています。 こうした経験ですが、振り返ってみると、まだ少年であった私にはとても大変な時期でしたが、今では自分はラッキーだったとも思っています。私がこうした大変な時期を乗り越えることができたのは、両親の愛情と教育があったからです。両親の愛と教育があったからこそ、祖国ジョージアとの深いアイデンティティを育み、海外にいても自己と帰属という意識を失うことがありませんでした。 結論から言えば、私の子供時代の経験は、世界に向けた広い視野を育て、ジョージア人として日本で暮らすことで得られた経験によって、ユニークな視点をもたらしてくれたと言えます。常に両親が守ってくれたことには本当に感謝しています。今度は私の番だとも思います。私も家族や子供たちの為だけではなく、広くジョージアのためにも、両親が私にしてくれたようなことを続けようと思います。 Q:お子さんが誕生なさったとお聞きしました。おめでとうございます。新型コロナウィルスの世界的大流行の影響もあり、大変困難な状況でしたが、どのように対処していらしたのでしょうか。 どうもありがとうございます。私の妻は母国から遠く離れ、更にコロナ禍の、非常に困難な時期に子どもを授かることになりました。ご想像のとおり、いくつかの制限がありました。まず、日本を離れることができませんでした。妻は日本語が話せず、当時2歳だった長女の世話もしなければなりませんでした。私もできる限り手伝いましたが、妻はとてもしっかりしていました。すべてがうまくいったことを神様に感謝しています。今、私たち家族は日本での家族の時間を楽しんでおり、パンデミックが治まるのを心待ちにしています。 Q:ジョージアの国旗は美しいですね。日本の国旗と非常によく合います。国旗が持っている意味を詳しく教えてくださいますか。 ジョージアの国旗の色は、赤と白で日本の国旗と色は同じです。ですので、私は常にこの国旗を日本で広めようとしています。ジョージアでは、4世紀にキリスト教が入ったことがあり、アルメニアに次いで2番目にキリスト教を国教としました。とても早期にキリスト教を国教としています。ジョージアはキリスト教正教会に属し、そのために文化には正教会の影響が色濃く残っています。これはジョージアの歴史、つまりジョージア人のアイデンティティを通じ、その精神生活において非常に重要な要素となっています。それはこれからも変わらずに続いていくことでしょう。いかなる大変かつ頻繁な困難な状況にあっても、ジョージアという国が存在し続けることを、ジョージア人を導いてきました。 ジョージア人が何世紀にもわたってアイデンティティを継承していくことがジョージア文化のバックボーンとなっています。東ヨーロッパと西アジアの交差点という独自の地理的、戦略的な重要性を持った地域にある為、ジョージアはいくつかの課題に直面してきています。 確かにジョージアという国は非常に厳しい立地条件にあります。ジョージアはここ数年、外部からの脅威にあらゆる角度から直面してきています。歴史的な観点から、私たちがアイデンティティを維持してこられたのは奇跡とも言えます。 現代のジョージアでは、国民は変わることなく、すべての活動、文化的発展などを積極的に続けています。 Q:駐日大使としての仕事について教えてください 私は2019年7月に任命されましたが、当時は代理大使という立場でした。まだ使節団の長でしたが、その年の11月に正式に信任状を天皇陛下に奉呈いたし、特命全権大使に就任いたしました。私が初めて日本に来たとき、(まだ4歳でしたが、)将来、駐日ジョージア大使になるとは油面も思っておりませんでした。 Q:駐日大使としての責任をお聞きできますか?…

世界有数の名窯 ヘレンド工房の魅力を紐解く

世界有数の名窯 ヘレンド工房の魅力を紐解く

リスト·ハンガリー文化センターで開催中 東京、麻布十番駅からほど近いリスト・ハンガリー文化センターで、ハンガリーが世界に誇るヘレンド工房の魅力に迫るユニークなイベントが開催されている。 世界のセレブ、王侯貴族に愛され続けるヘレンドの歴史は古くハプスブルク家の統治下にあった1826年ハンガリーの西部、へレンド村に工房を開いた。その後、英国のヴィクトリア女王がウィンザー城用にディナーセットを注文し、後年そのシリーズ名が「ヴィクトリア」と名付けられた。 この展示には3つの見どころポイントがある。ひとつは、「極上の食卓」、二つ目は「ヘレンドの歴史が一目でわかる年表」、三つ目は「ヘレンドの陶磁器製作の工程がわかる写真パネル展示」、最後が「ヘレンド×JAPAN」だ。 2018年、汐留のパナソニック·汐留ミュージアムでも大規模なヘレンド展が開催され、2019年から2020年には、新国立美術館で、「日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」が開催された。ハンガリーは音楽大国としても知られるが、美術大国でもある。最近は、パラノビチ·ノルベルト駐日大使の尽力もあり、ハンガリーの銘品を日本で鑑賞できる機会が多くなった。 このリスト・ハンガリー文化センターの展示もとてもユニークだ。じっくりとヘレンドの世界に浸り、ちょっとしたヘレンド通になるのも面白い。 イベントの詳細はこちらでクリックしてください。

Shangri-La Tokyo

『ラグジュアリーホテル』シリーズ:シャングリ・ラ東京

日本の『ラグジュアリーホテル』をご紹介するYouTubeシリーズ『ラグジュアリーホテル』、第二回は”都心の桃源郷”シャングリ・ラ東京をレポート。 東京駅に隣接するシャングリ・ラ東京は、2009年に開業以来、キム・カーダシアンなどの国外セレブリティも数多く宿泊するの5つ星ホテル。東京の中心という交通至便な立地で、銀座や日本橋、その他の東京の主要地区へのアクセスが素晴らしい。 シャングリ・ラ東京の館内には、2000点以上のアートワーク、50ものシャンデリアが設置されている。中でも最も有名な作品の1つは、エントランスに飾られるアーティストのベンソ・リーによる中国の風景画。ホテルに足を踏み入れると同時に洗練された気分にゲストを誘う。 1階エントランス・ロビー 1階にはベルデスクと、季節のスイーツなどを購入できるザ・ブティックbyシャングリ・ラが配置。季節のスイーツの他、世界中のシャングリ・ラの香りを集めたシャングリ・ラ・エッセンス・コレクションなど、ここでしか購入出来ない品が揃う。ザ・ブティックbyシャングリ・ラ オンラインショップからも購入可能。 また、BMWの電動自転車の貸し出しを行なっており、皇居周辺のサイクリングや東京観光に最適。皇居内の一部施設は、見学事前予約制なので要注意。 ホテル内へ一歩踏み込んだ瞬間から、桃源郷を思い起こすような甘美な香りと豪華なシャンデリアで、ゲストの五感をくすぐるシャングリ・ラ東京。エレベーターへ乗り込むと、更に多くのアートワークと存在感のあるシャンデリアに目を奪われるロビーへ辿り着く。そこでは『お客様を家族のように心からおもてなしする』をモットーとするスタッフの心配りによって気持ちよくチェック・イン作業が行われる。 シャングリ・ラスイート 今回の撮影では、36階にある2番目に豪華な部屋「シャングリ・ラスイート」を訪れた。これまで多くのセレブが宿泊した部屋でもあり、大きな窓から東京とスカイツリーを眺めることが出来る。150㎡の広さの中に、プライベート・スパルーム、キッチン、ベッドルーム、リビングルーム、ウォーク・イン・クローゼット、ゲスト用トイレ、バスルームを完備し、エグゼクティブ層を満足させる取り揃えのパーソナルバーも設置。 リビングルームとベッドルームには、映画クオリティの音響を楽しめる65インチのスマートTVソニーサウンドバーがそれぞれ備え付けられており、東京観光が終わってもゲストを楽しませてくれる。室内のキングサイズベッドには1000スレッドカウントの高品質コットンリネンシーツが使用され、心地良い眠りをお約束。 ジャグジー付きバスタブで1日の疲れを癒すバスルームは豪華な大理石で作られ、サウナも完備。充実のアメニティ類の他、アイロンセット、バスローブ、ウォークイン・クローゼットも。 簡単な調理が可能なキッチン、無料で楽しめるネスプレッソ・マシーンも備え付けられたシャングリ・ラスイートには、なんと、スパ トリートメントルームも完備! フィットネスクラブ・Chiスパ シャングリ・ラ東京のフィットネスクラブには、最先端のフィットネス機器を揃えた24時間利用可能なジムと、東京を一望できる20mの室内温水プールで自然光と夜景を楽しむことができる。 シャングリ・ラの代名詞でもある「Chiスパ」には、5つの静かなプライベート・スパ・スイートがあり、静かな空間で癒しの香り、音に包まれながら「氣(Chi)」の流れを整えるマッサージ・トリートメントが受けられる。中国伝統の「氣(Chi)」に日本ならではの「季節感」を取り入れたオリジナルメニューKisetsu(季節)セラピーも体験できる。 レストラン シャングリ・ラの有名なレストランの一つが、最高級イタリアンレストラン「ピャチェーレ」。こちらでは、レストラン内のほか、バンケットルームも利用可能。 厳選された食材を使ったコンテンポラリーイタリアンとワインリストが魅力のレストラン。 ご宿泊以外のお客様も、こちらからレストランのオンライン予約が可能です。 また、もう一つ忘れてはならないのが、日本食料理の名店「なだ万」。1830年の創業以来、上質な日本料理・懐石料理を提供してきた老舗レストランには、寿司と鉄板焼きのカウンターの他、個室も完備。 極上のレストランと極上の癒しを兼ね備えたシャングリ・ラ東京、国外からの特別なゲストはもちろんのこと、日常のご褒美にぜひ訪れてほしいホテルである。…

アマン東京:母の日 シャルロット オ フレーズ

アマン東京 母の日ギフト

アマン東京では、母の日ギフトとして4月25日から5月7日まで期間限定で華やかなスイーツを販売する。 苺をふんだんに使い、カーネーションで飾られた新作生菓子「母の日 シャルロット オ フレーズ」と、アマン東京で毎年母の日ギフトとして人気の「母の日 KOBAKO ラズベリーキャラメル」は、年に一度の母の日の特別なギフトとして喜ばれること間違いなし。 ■「母の日 シャルロット オ フレーズ」 「ビスキュイ」と「バヴァロワ」を組 み合わせた伝統的なフランス菓子「シャルロット」。アマン東京では、苺をたっぷりと乗せ、カーネーションを飾りつけて華やかに。シャンパーニュを使った軽い口当たりのムースと国産の苺とラズベリーのジュレで、爽やかな酸味とシャンパーニュの風味のハーモニーを作り上げた。ホールケーキとプティガトーの2サイズ展開。 価格:プティガトー 850円、ホールケーキ 4,968円(いずれも税込み) 期間:2022年4月25日(月)〜5月7日(土) 販売場所: ラ・パティスリーbyアマン東京 (OOTEMORI地下2階) 販売時間:月〜金曜日 10〜20時、土曜日・祝日 10〜19時(日曜日定休) お問い合わせ:アマン東京レストラン予約03-5224-3339(10〜19時) アマン東京公式サイト:「母の日 シャルロット オ フレーズ」ページ ■アマン東京 オリジナルギフトボックス 「母の日 KOBAKO ラズベリーキャラメル」 毎年母の日ギフトとして期間限定販売されるラズベリーペーストをたっぷり練り込んだソフトキャラメルは、甘酸っぱさと、香ばしい風味が口の中に広がって、滑らかな口あたりでスーッと…

The Ecuadorian ambassador and his wife

日本画の魅力と共に過ごした5年間

マリア·アンパロ·バルベリス駐日エクアドル大使夫人インタビュー 5年前に夫と共に来日した時に、なにか特別なことに取り組みたいと思っていました。できれば絵を描きたいと思っていたところに、当時のコロンビア大使からご紹介いただき、日本画をならうことになりました。最初は日本画の先生の描いてくださった絵手本を見ながら、筆と墨で竹、笹、花を描くことから始めました。徐々に上達し、岩絵の具を使って色彩豊かな作品を仕上げることができるようになりました。その作品はこちらです。花鳥風月も沢山描きました。駐在の終わりには、根津美術館に展示してある日本画の名作、尾形光琳の燕子花図の右隻を描きました。それまでも上村松園、永平寺天井画なども模写しています。 また、活動としてはラテンアメリカ出身の女性達と絵画のグループを作り、2週間に一度ずつあつまって作品を作っておりました。こちらも最終的にグループ展を開催することができました。 エクアドルと日本は100年以上に及ぶ深い関係があります。また、エクアドルの首都である「キト」の旧市街は、世界で最初に世界遺産に認定された場所の1つです。保存状態のよい旧市街地全体が世界遺産に認定されており、その街並みは美しく、深い歴史を感じることができます。