日本とドイツを結ぶ、160年間の友好関係

German Embassy in Tokyo

160年前、日本とドイツは海運、貿易、そして友好関係に関する条約である日米修好通商条約に著名し、この条約が日独外交関係の出発点として広く知られています。

ドイツ大使館 はアートエージェンシーTokyoDexと組み、日独関係に貢献した日独関係に深く貢献した先駆者たちに敬意を表し、日独関係の長い歴史を象徴する壮大な芸術作品を制作しました。

German Ambassador Ines Lepel
Acting ambassador to Japan Ina Lepel with cultural attaché Djamel Touré at the German Embassy

作品は昨年1月28日に完成し、ドイツ大使館は日独の豊かな歴史を描いた記念碑的な、過去最大規模のウォールアート(壁画)を公開。両国の160年の友情を記念しています。

TokyoDex のキュレーションのもと、大阪を拠点に活動している日本のアーティストユニットWHOLE9によって全長80メート ルあるドイツ大使館の外壁にウォールアートが施されるのは、今回で 3 回度めとなります。

この壁画は、医学・科学、文化、貿易・経済、音楽、スポーツ、政治の6つのセクションに分かれていて、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトや森鴎外などの開拓者や革新者、東ドイツの指揮者クルト・マズアや数々の賞を受賞した振付師、ピナ・バウシュなど現代のドイツを代表する人物が描かれています。

各セクションにQRコードが付けられていて、読み取るとドイツ大使館のインスタグラムアカウント (@germanyinjapan)にアクセスすることができ、詳細な情報を得ることができます。

この作品を通して、過去の記憶とともに明るい未来へのビジョンというつながりが生まれました。ドイツ人商人も活動していた出島、アジアで初めてベートーベンの交響曲第9番が演奏された板東俘虜収容所の記憶など、現在もドイツと日本が掲げる現在の多国主義、法の支配、民主主義や人権などを紹介することができました。

ドイツ連邦共和国大使館・総領事館のホームページ: https://japan.diplo.de/

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