大阪EXPOの感動を再び。アンドレア・モルテーニがイタリア大使公邸で演奏

イタリア大使公邸で聴衆の前にグランドピアノを演奏するピアニストのアンドレア・モルテーニ

このたび、世界的に活躍するイタリア出身の若手ピアニスト、アンドレア・モルテーニが招聘され、駐日イタリア大使公邸にてピアノリサイタルを行った。

昨年の大阪万博において最も注目を集めたパビリオンの一つは間違いなくイタリア館だ。毎日、イタリア館の中で開催されるコンサートは大きな話題となった。コンサートでは、多くの観客が直接イタリアの文化を体験することができ、改めて優れた文化の国イタリアを感じ、大きな感動をもたらした。多くの優れたアーティスト、演奏家がこのために来日したが、その中でも最も注目を集めた演奏家の一人は間違いなくアンドレア·モルテーニだ。

アンドレア・モルテーニは、世界的名ピアニストのマルタ・アルゲリッチが名誉総裁を務め、ウィリアム・グラント・ナボレが音楽監督を務める超名門の精鋭エリート塾コモ湖国際ピアノアカデミー(International Piano Academy Lake Como)で学んだ今、最も注目を集めるピアニストの一人だ。

イタリア大使公邸でのピアノリサイタルでもモルテーニはその魅力を存分に発揮した。時空を超えるといわれる彼が持つピアニズムは常に生き生きとし、バロック音楽でさえもあたかも今世紀に作曲されたかのように新鮮さに現代によみがえる。確かなテクニックの上にしっかりと成り立っている音作りは、時にダイナミックで情熱的であり、また繊細でもある。その奏法においては、ピアノが鍵盤楽器というカテゴリーを持つと同時に、打楽器であるという解釈も感じさせる。イタリアが生んだ新しいタイプの優れたピアニストという評判に納得がいった。

今年は日伊外交関係樹立160周年であり、両国において極めて重要な年となっている。駐日イタリア特命全権大使を務めるマリオ・アンドレア・ヴァッターニ閣下と明美子夫人は、大使公邸をサロンとし、才能に恵まれた若いアーティストのコンサートを開催することで、イタリア文化をより深く日本に伝えるとともに、積極的に支援している。こうした大使夫妻の意向に賛同したのが、大阪EXPOでも支援をしてきたヤマハミュージックジャパンだ。イタリア大使館とヤマハミュージックジャパンとのパートナーシップにより、大使公邸にはヤマハの素晴らしいコンサート仕様のグランドピアノも設置された。

イタリア大使公邸でのピアノリサイタルで、演台から来場者に向けて挨拶するスピーカー

これからもヴァッターニ大使は音楽の国、イタリアの本場の魅力を日本に紹介し続けてくれるだろう。新たなアーティストの紹介に目が離せない。

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