ロシアの日祝賀会、東京のロシア大使館にて開催
ロシアの日を記念し、在日ロシア連邦大使館のゲンナディ・オヴェチコ臨時大使は、外務省、在日公館、重要な国賓やロシア大使館の友人、産業界やビジネスマンらを招いて祝賀会を行った。 開会のスピーチにてオヴェチコ臨時大使は、「この『ロシアの日』は、現代のロシア連邦国の始まりの日であるだけではなく、起源と発展のシンボルである」とし、ロシアの日の重要さを語った。 また同氏は、「ロシアの日が、多民族のロシアを団結させ、『祖国の防衛』における犠牲に対する先の世代の功績を称えるものである。」と強調した。 関連記事: Historic Event at the Tokyo American Club celebrating Russia Night 困難なロシアの政治情勢にもかかわらず、ロシアは日本に対して「敵対的ではなく、日本もロシアに対して敵対的ではない」とし、ロシアと日本は「現実的で平等かつ互恵的な協力分野を維持している」と強調した。 また、両国間の貿易が「昨年200億ドルを超え、エネルギーや漁業、毎年開催されるロシア文化祭を含む文化交流などの分野での協力関係が継続している」ことを改めて振り返った。 鳩山元首相も出席し、ロシアとウクライナの紛争や今後の外交と平和への努力の重要性について言及し、乾杯の音頭をとった。 スピーチの後、ゲストはメインホールに集まり、在日ロシア人らによるロシアの曲の演奏を聴きながら、本場のロシアの味、ロシア直送のウォッカなどを楽しんだ。 この場は、ウェブマガジンHerseyの大使館インタビュー特集、東京ウィークエンダーのコラムに登場する各国大使にも出会うことが出来、新たな話を聞く機会となった。 カザフスタン、南アフリカ、アルジェリア、アンゴラ、マラウイ、キューバ、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、そしてカタールの大使館や日本に駐在する各国の代表者に挨拶をする事が出来た。 国際社会、特にロシア連邦にとって今は困難な時期であるが、このロシアの日記念祝賀パーティは、終始和やかな雰囲気の中にあり、外交界、政界、経済界の友人やジャーナリスト達と改めて交流し、ロシアの文化と長年にわたるロシアと日本の友情を思いおこす良い機会となった。 貴重な機会に招待してくださった在日ロシア大使館に感謝を申し上げます。…