港区の「あそぶ・であう・まなぶ 春のロクサンひろばフェスタ」にルーマニア大使館が参加

春のロクサンひろばフェスタに参加したルーマニア大使館員とコミュニティの集合写真

昨年にリニューアルした六本木三丁目児童遊園(通称「ロクサンひろば」)において、「春のロクサンひろばフェスタ」が開催された。

六本木三丁目児童遊園で開催された「春のロクサンひろばフェスタ」の案内板

多彩なショップが立ち並ぶテントの中、春の訪れを祝うルーマニアの伝統的なお守り「マルティショール」の手作り体験ワークショップも開催された。

本プロジェクトは、ルーマニア文化会館東京支部がルーマニア大使館と提携して企画されたもの。

セザトアレ・ジャポニアによるマルティショール作りのワークショップの様子

このワークショップをルーマニア大使館の協力の下で企画し、開催したのはセザトアレ・ジャポニア(Sezătoare JaponIA)だ。これは日本に住むルーマニア人女性を中心としたコミュニティで、主としてルーマニアの伝統文化や手工芸、季節の行事などを紹介する活動を行っている。この度も「マルティショール」に関する意味、言い伝え、作り方を丁寧に教え、ルーマニア文化の理解に一役買っていた。

ルーマニアの伝統楽器パンフルートとアコーディオンを演奏するミュージシャン

日本にあるルーマニア社会は決して大規模ではないが、ルーマニア大使館、ルーマニア文化会館、ルーマニア正教会を中心として、その文化を守る活動を大変活発に展開している。こうしたコミュニティは主に、日本の男性と結婚することで日本にやってきた女性たちによって維持され、活動している。この活動によって日本においてもルーマニアの文化は確実に次の世代にも引き継がれている。

フェスティバルに出展されたルーマニアの伝統料理と民芸品のブース

この度のワークショップにもルーマニアにルーツをもつ子どもたちも多く参加していた。「マルティショール」は、日本人にも長く寒い冬を通り抜けた後の春の喜びなどを表す習わしとして、その由来、意味が伝えられた。

国際化が進んでいる日本において、こうした外国にルーツをもつ人たちによる本場の文化を伝える活動により、より多様性が認められる社会づくりに役立っている。

ルーマニアの文化を紹介する大使館スタッフとボランティアの皆さん

今、世界は不安定となり、世界各地で分断、侵略、内紛、戦争が起きている。こうした互いの文化を知ることによって相互理解を深め、また、違った文化を持つ人々の意見も丁寧に聞く姿勢が育っていくことは本当に喜ばしいことだ。ルーマニア文化会館及びルーマニア大使館による来年のワークショップ開催にも期待したい。

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