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A Special Canada Day in Tokyo with Randy Bachman
On July 1, all Canadians and their friends around the world celebrate Canada Day, formerly known as Dominion Day. It celebrates the “birthday”…
Floyd Mayweather in Japan for exhibition fight against Mikuru Asakura
You can’t talk about boxing without talking about Mayweather and Floyd Mayweather is back in Japan making headlines again. Here is why:…
鬼才、ディミトリス・パパイオアヌー再来日!
ディミトリス・カラミツォス=ジラス新駐日ギリシャ大使も着任し、新たな文化の紹介にも力を入れているギリシャ大使館。 新型コロナウィルス感染拡大もやや落ち着きつつある今、現代ギリシャのアートシーンを代表する振付師、ディミトリス・パパイオアヌーが来日する。 2004年アテネオリンピックの開閉会式の演出を手がけ、近年ではピナ・バウシュ亡き後のヴッパタール舞踊団から初のゲスト振付家に指名されるなど、世界のアートシーンでその存在感を際立たせているディミトリス・パパイオアヌー。 2019年に初来日し、『THE GREAT TAMER』を上演。日本の舞台芸術ファンに衝撃を与えた。今回の来日では、最新作『TRANSVERSE ORIENTATION』を上演する。 パパイオアヌーのルーツとも言えるギリシャ神話とフィジカルシアターを交錯させ、まるで大きな美術館に迷い込んだかのようなスペクタクルを展開する彼のステージは余りにも斬新。点滅する光、ギリシャ神話のミノタウロス、男、女など、生き生きとしたタブローが妖しくパノラミックに展開し、ヴィヴァルディの音楽とともに人類の歴史をめぐる幻想の詩を綴る。 上演予定: 2022年7月28~31日 彩の国さいたま芸術劇場 https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/93564/ 2022年8月10~11日 ロームシアター京都 https://rohmtheatrekyoto.jp/lp/transverse_saitama_kyoto/
Dimitris Papaioannou, Greek legendary choreographer returning to Japan
The newly appointed Greek ambassador to Japan, Dimitris Caramitsos-Tziras, and the Greek embassy are focusing on introducing new cultural initiatives. As the…
駐日アイルランド大使館 ブルームズデーと『ユリシーズ』刊行100周年を祝う
アイルランドとは、著名な文学者を輩出している国でもある。『ガリバー旅行記』を書いたジョナサン・スウィフトやオスカー・ワイルド、ノーベル文学賞を受賞したウィリアム・バトラー・イェイツ、ジョージ・バーナード・ショー、サミュエル・ベケット、シェイマス・ヒーニーといった4人の作家などが頭に浮かぶ。その中でもジェイムズ・ジョイスは特に有名だ。 6月16日は、世界中のジェイムズ・ジョイスの愛好家にとってとても大切な日、ジョイスの作品を記念するブルームズデーだ。これは、1904年6月16日に起こった出来事を描いた、ジョイスの小説『ユリシーズ』の主人公レオポルド・ブルームにちなんでおり、ダブリンを中心にして、多くの人々がこの日を祝う。この日は、ジョイス自身によってえらばれている。その理由は、後に妻となるノラ・バーナクルと初デートを楽しんだからだという。 駐日アイルランド大使館で開催されたこのレセプションは、カヴァナ大使の粋な計らいもあって、あたかも100年前のジョイスが生きた時代に戻ったような時間と空間が創り出された。 ジョイスは音楽の才能にも恵まれ、ピアノの達人であり、ギターも上手だった。一時は音楽家を志していたこともある。1903年にはアイルランドのクラシック音楽コンクール「Feis Ceoil」でテノール歌手のジョン・マコーマックに次いで準優勝もしている。 ジョイスの若かりし頃に思いを馳せ、このレセプションでは、アイルランド出身の俳優ダンカン・ハミルトンによる『ユリシーズ』第4挿話「カリュプソ」の朗読、ジョイスの作品に関係のある有名な歌曲の演奏、女優櫻井明美による『ユリシーズ』第18挿話「ペネロペイア」の朗読が行われた。 こうした趣向を凝らしたプログラムの締めくくりには、『ユリシーズ』に登場する食べ物、飲み物から着想を得たメニューが用意され、参加者たちは心から「100年前のアイルランド」を楽しむことができた。 ジョイスの人気は今も衰えることはない。ジョイスが用いたユーモアは『ユリシーズ』を現代文学の最高傑作とし、今も世界中の読者を魅了し、多くの現代の作家たちに影響を与え続けている。 文化的に豊かな国、アイルランドは日本でとても大きなプロジェクトに着手しようとしている。7月には四谷で新しい「アイルランドハウス(大使館ビル)」の建設が始まる。このプロジェクトは、大変大規模であり、アイルランド外務省も力を入れている。残念ながら、カヴァナ大使はこの8月で任期を終え、帰国が決まっているが、引き続き外務省本省においてこのプロジェクトを見守るという。 今、アイルランドから目が離せない!これほど豊かな文化を持った国を、より深く知ってみたい。改めてジョイスの作品も読んでみたくなる。 駐日アイルランド大使館ホームページ内ニュース:【2022年、『ユリシーズ』刊行100周年】 【関連記事】 セント・パトリックス・デーを祝って カヴァナ駐日アイルランド大使インタビュー
Celebration of Ulysses and Bloomsday at the Embassy of Ireland in Japan
Celebrate the 100th anniversary of Bloomsday and Ulysses publication Ireland is a country that produces great literary figures. Jonathan Swift, who wrote…
夏休みに行きたい美術展⑵
漫画家・水木しげるの生誕100周年を記念した初の大型展覧会 『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』開催 開催期間:2022年7月8日(金)~9月4日(日) 開催場所:東京シティビュー (六本木ヒルズ森タワー52階) 水木しげるの妖怪世界に魅せられたファンは余りにも多い。妖怪研究に没頭し、現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木しげるはどのように妖怪と向き合い、描いてきたのか。 この展覧会では、水木しげるの描いた日本の妖怪たちがどのように生まれてきたかを紐解くことから始まる。展覧会のタイトルにもなった百鬼夜行の名にふさわしく、水木しげるの妖怪画を100点以上も展示される。併せて江戸時代の絵師・鳥山石燕の「画図百鬼夜行」、昭和初期の民俗学者・柳田國男の「妖怪談義」など、水木自身が所蔵する妖怪関係資料も初公開される。 会期中にはコラボカフェ「妖怪の森Cafe」も登場し、展覧会タイトルからインスパイアされた<百鬼夜行パフェ>をはじめ、妖怪の世界、キャラクター、水木漫画をモチーフにした、8品の楽しいフード、デザート、ドリンクが勢ぞろいするのも楽しみだ。 【関連記事】 『かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと』 夏休みに行きたい美術展
Recommended Exhibitions During Summer Time (2)
Exhibition of works by Shigeru Mizuki, legendary cartoon artist Pandemonium of Japanese ghost The Haunted people were born in this way. July…
Baz Luhrmann back in Japan with Elvis star Austin Butler
Baz Luhrmann’s “Elvis” celebrated in a “pink”, glitzy red-carpet event in Japan. Luhrmann is back in Japan and with him “Elvis” starring…
マルタ大使に聞く新たな展望
新大使館開設:新任マルタ大使、マルタの魅力と日本との歴史を語る マルタ共和国のアンドレ・スピテリ駐日大使は、マルタと日本の関係の構築と強化に長い間情熱を注いできている。このインタビューでは、2020年にスピテリ大使がマルタの初代駐日大使に就任した経緯についてお聞きした。マルタは、安全とセキュリティ、技術産業の繁栄、規制環境の実現という点にも注目が集まっているが、大使はこの独自性についても語っている。また、日本とマルタの間の二国間関係を最適化するための重点分野についてもコメントしている。 スピテリ大使は、2002年に関西外国語大学の交換留学生として初来日した。2005年にマルタ大学を卒業後、日本の文部科学省奨学金を得て、京都の立命館大学に学び、2010年には国際関係修士号を取得している。その後、マルタ外務省入省し、2017年でマルタが欧州連合理事会議長国となった際は、外務省側で議長国としての全般的な調整に従事した経験も持つ。 またマルタ-日本協会の委員会の設立に大きな役割を果たしており、マルタから日本とのビジネスリンクを作成する手段として、2017年9月のマルタ-日本商工会議所の設立も支援している。 アンドレ・スピテリ大使は、2020年9月に初代マルタ駐在大使に就任。駐日マルタ大使館が置かれていなかった2014年からすでに非駐在大使を務め、両国の関係拡大に貢献し続けている。 スピテリ大使は日本の文学知識にとても興味を持っており、言語研究、その他の日本の文化的および経済的傾向にも興味を持って研究にいとまがない。 Q:来日を決め、最初の日本の駐在大使となられました。 ご家族の背景などからは、日本への特別な親和性はおありだったのでしょうか。 まさに運命的でした。 私が生まれる4年前に亡くなった祖父ですが、祖父はマルタの港で働いていました。 祖父は日本の船が出港するのを見て、自分の妻、つまり私の祖母に、「本当に日本に行きたい」と言っていたそうです。それを聞いた祖母は、祖父に「狂ったの?」と聞き返したそうです。祖父母がそんなやりとりをしたのは、東京オリンピックと大阪博覧会が開催された当時ですので、おそらく60年代か70年代のことでした。 その二人の孫が何度も日本を訪れたことは、運命といえるのではないかと思います。 Q:初めて日本にいらしたときは、当時、日本において、より大変な仕事をすることになる為と思っていらっしゃったのでしょうか。 それはとても興味深い質問ですね。私は20年前に学生として日本に来ました。まだマルタ大学の2年生で、交換留学として2002年に日本の大学に行く機会を得ました。マルタはその2年後にEUに加盟しました。 関西外国語大学で9ヶ月間過ごしましたが、世界中の人と出会うことができました。そのことでもとても驚きました。アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、アジアなど世界中から来た人々でした。そうした国々はすべて日本に大使館を持っていました。私はそうした友人の何人かと話し、もし何かが私に起こったら、どこに行けばいいのかと尋ねたことがありました。 何をしたらいいのか?誰と話したらいいの?と。(日本にまだ駐日マルタ大使館はありませんでしたので)当時は北京のマルタ大使が日本も管轄しておりましたので、最寄りのマルタ大使館は北京であり、ちょっと不便だと感じました。 2013年、新政権は日本と韓国で初めて非居住者大使を任命することを決定しました。当時私はマルタにいましたが、この重要な決定の妥当性を理解しました。私を信じてくださった方々のためにも、その方々への敬意を表して、マルタと日本の関係を強化するためにも最善を尽くしたいと思いました。 Q:2020年2月、新型コロナウィルスの感染拡大が日本を襲ったばかりの、非常に困難な状況において、ミッションを開始なさったとお聞きしておりますが、最初の数か月はどのように管理なさっていらしたのでしょうか? 2019年10月、マルタ共和国大統領が天皇陛下の即位礼正殿の儀のために来日しましたので、私もミッションを得て日本に滞在いたしました。その時には、大使館の場所を探すために滞在期間を少し延長いたしました。その間に東京の中心部に行きました。しかし、その後に新型コロナウィルスが日本を襲い、日本は国境を閉鎖し、旅行制限によって渡航禁止となりました。 最初に一時的な大使館のスペースを開くことに同意したので、大使館開設準備として使用できる小さなスペースを見つけました。 私は2020年9月にたった一人で来日しました。新型コロナウィルス感染拡大のため、検疫に2週間を費やし、その後2020年9月28日に大使館を開設しました。 大使館を開くことは、企業をゼロから立ち上げることのようでした。まさにゼロから設立することを段階的に構築していかなければなりませんでした。もちろん、外国に大使館を開く経験は私にはありませんでしたので、とても大変でした。…