セルビア・日本友好140周年を記念して、岡部紫龍が作品を駐日セルビア共和国大使館に特別寄贈
セルビア・日本友好140周年を記念して、岡部紫龍が作品を駐日セルビア共和国大使館に特別寄贈
セルビア・日本友好140周年を記念して、岡部紫龍が作品を駐日セルビア共和国大使館に特別寄贈
Serbia and Japan have a long history of friendly exchanges, and last year marked the 140th anniversary of their friendship. As one…
In 2009, at the age of 16, Fumiaki Miura came into the international spotlight when he won the Hannover International Competition, which…
2009年、わずか16歳で世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールに優勝し、国際的に一躍脚光を浴びた三浦文彰。今年、30歳を迎えるヴァイオリンのスーパースターは、新進気鋭のピアニスト、ヴァルヴァラとデュオを組み、ヴァイオリン・ソナタの名曲を演奏する。 チケットは大好評発売中。 詳細: 2023年3月4日 (土)公演 13:15開場/14:00開演 【会場】紀尾井ホール 【出演】三浦文彰(ヴァイオリン) ヴァルヴァラ(ピアノ) 【曲目】 【入場料】S¥7,000 A¥5,000 2023年3月5日 (日)公演 13:15開場/14:00開演 【会場】紀尾井ホール 【出演】三浦文彰(ヴァイオリン) ヴァルヴァラ(ピアノ) 【曲目】 【入場料】S¥7,000 A¥5,000
2023年3月18日、秋葉原スクエアビル7階で、日本在住コンゴ人女性協会が交流イベントを開催。カラフルなアフリカンプリントによるドレスをまとったモデルたちも登場。 ビュッフェでは本場のコンゴの味を楽しめる。日本にいながら、アフリカを楽しめるイベントだ。 日程:2023年3月18日 午後4時から10時まで 場所:秋葉原ハンドレッド·スクエア·クラブ 住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル7階 参加費:3000円 (飲食料込)
On March 18, 2023, the Association of Congolese Women Living in Japan will hold an exchange event on the 7th floor of…
昨年から執行草舟コレクション/戸嶋靖昌記念館で開催されている「流体の美学」は重厚で見ごたえのある展覧会だ。 《「流体」とはいかなるものか》という「問い」をベースに企画されたこの展覧会を構成するのは執行草舟コレクションだ。新たに所蔵されたコシノジュンコの作品を含め、伊勢内宮禰宜荒木田宇氏(あらきだうじ)、高橋泥舟、山口長男、写真家の鈴木弘之らの作品が展示されている。 コシノジュンコは、大分県立美術館での大展覧会開催、瀬戸内国際芸術祭への展示など、美術家としての活躍が目立つ。ハイアットリージェンシー東京ベイには多くの作品がある。この展覧会では、比較的小さな作品の展示であるが、画面の空間を活かした構図とミクストメディアにより自由に描いた迷いのない線による描写が魅力的だ。夫君でもある写真家の鈴木弘之は、北京を訪れた時にインスピレーションを受けたという故宮の柳の木を撮影している。その木々の語り掛けるような描写を一瞬に捉えた構図が素晴らしい。 また、この展覧会には執行草舟コレクションの真骨頂でもある戸嶋靖昌の作品も十数点展示されている。この作品群は非常に見ごたえがあり、鑑賞者の足をその前で立ち止まらせる。 戸嶋靖昌は、スペインに長く暮らし、ベラスケスなどの影響を強く受けたという。残念ながら戸嶋靖昌は2006年に逝去している。今、日本人はこうした優れた画家の画業を見直すべきではないか。 この展覧会は好評のため、期間が延長されている。多くの美術ファンに診てもらいたい珠玉の展覧会だ。 開催期間:2022年10月11日(火曜日)~ 2023年2月28日(火曜日) 開館:火曜日〜土曜日 11:00〜18:00/日曜日、祝日、月曜日定休 ※来館前に事前予約、連絡が必要 場所:執行草舟コレクション/戸嶋靖昌記念館 (東京都千代田区麹町1-10 バイオテックビル内) 最寄駅:半蔵門線半蔵門3,4番出口から徒歩2分、有楽町線麹町駅3番出口から徒歩6分 地図:こちらよりご確認ください 連絡先:03-3511-8162 公式HP:執行草舟公式Website(http://shigyo-sosyu.jp/art/index.html) 「流体の美学」展のご案内は、執行草舟公式Website ”What’s New”のページよりよりご覧になれます
Since last year, the Shigyo Sosyu Collection / Memorial Gallery of Toshima Yasumasa has been holding an exhibition titled “Aesthetics of Fluid,”…
ジャズの本場ニューヨークの実力派アーティストから、国内著名アーティストが連日出演する”D-Bop” Jazz Club Sapporoは北海道のジャズシーンをリードしている。2023年2月3日には、スウェーデン出身のプレイヤーを中心としたジャズナイトが繰り広げられる。 出演はEXILEメンバーの日本武道館でのコンサートでの演奏を始め、日本で大活躍しているビョーン・アルコとスウェーデン、米国、日本などで活躍するジャズシンガーのアンナ・ヘーグベリなど。アンナ・ヘーグベリは、その澄んだクリスタルなヴォイスでスウェーデンの伝統曲、北欧スタンダード曲、ビョーン・アルコのオリジナル曲などを演奏する。 ▶︎北欧ジャズ Experience Live At “D-Bop”Jazz Club Open 19:30 Start 20:00~2stage 出演: 来場チケット LC:¥3,000-/当日¥4,000-/学割¥1,500-(各要Order) 簡単スマホ予約 はこちらから ハイクオリティーサウンド4カメラによる、配信視聴チケットはこちらから 札幌”D-Bop” Jazz Club 公式HP…
D-Bop Jazz Club Sapporo is leading the jazz scene in Hokkaido, where talented artists from New York, the home of jazz, and…
ロクサンヌ・ドゥ=ビルデルリング駐日ベルギー大使は、このインタビューにおいて新型コロナウイルス感染拡大以降のベルギーと日本の文化的なつながりの強化、維持の重要性について語っている。その分野は、経済発展、持続可能なエネルギー利用という観点にとどまらず、女性の権利、ジェンダー平等、LGBTQコミュニティなど、顕著な現代的課題との関連にまで及ぶ。さらに漫画など、ベルギーと日本が共有する文化的慣習の重要性、美食、サイクリング、ジャズ音楽など、サブカルの分野でもベルギー文化の強みを支持することにも触れている。 ロクサンヌ・ドゥ=ビルデルリング駐日ベルギー大使インタビュー 質問:ベルギーと日本は共通の価値観や関心を持っており、そこからも友好的な二国間関係を築いてきているとお聞きしております。最近の経済ミッションの訪日によって、その関係はどのように発展したのでしょうか。 最近、東京で行われた経済ミッションは大成功を収めました。ベルギー経済ミッションとしては過去最大規模の来日となりました。ミッションには企業、各業界団体、学識経験者など多様な分野から575名が参加しました。その目的は、グリーン・トランスフォーメーション、デジタル・トランスフォーメーションの課題の取り組みでは、クリーンで革新的な技術に明確に焦点を当て、両国間の経済関係を更新し、強化することにありました。現在は技術革新と脱炭素化における持続可能なビジネスと投資の機会の実施をフォローアップする必要があります。 私はこのミッションを通じ、ベルギーと日本との関係の深さと多様性を確認することができました。この3年間、私たちが取り組んできたことの集大成のような気がしています。 このミッションは現在のベルギー国王陛下の妹であるアストリッド王女殿下が率いています。その背景には、日本の皇室とベルギーの王室が非常に親密な関係にあることもあります。その関係性は両国の関係を近くする要因のひとつともなっています。 質問:日本における女性の社会的地位向上について、個人的なご見解やお気づきの点があればお聞かせください。 このテーマは、私たちの今回の経済ミッションの重要な側面でもありました。12月9日に、同志社大学で「ビジネスと人権-ビジネスにおける男女平等に対する若者の意識-」と称するセミナーを開催致しました。このセミナーは男女共同参画に焦点を当てたビジネスと人権に関する内容でしたが、非常に満足な結果が得られました。このセミナーのために同志社大学を選んだのは、ベルギーとの提携があったからです。同志社大学はベルギーと活発な交流があり、女性の学長がいる名門大学です。私たちは男女平等の問題、労働市場への期待、企業が女性を支援・登用するために十分な取組みを行っているかなどについて、学生たちに自分の考えや意見、認識を表明するよう学生に語り掛け、奨励いたしました。そしてその反応を聞いた後で、パネルディスカッションを行いました。このディスカッションにはパネラーとして、著名な女性経営者2名とベルギービジネス連盟の会長が参加しました。 日本では、女性が母親や配偶者としての役割とキャリアを両立させたいと考えていることもあり、この問題に強い関心を寄せていますね。私の個人的な経験からも、安心してキャリアをもつことは可能だと若い女性には伝えたいですね。私は幸運にも、サポートしてくれる夫に出会いました。もちろんこれは私の視点であって、他の女性も同じというわけではありません。私は闘う必要がありませんでした。このような機会に恵まれたことは、とても幸運でした。もしそうした私の経験が他の女性の役に立つのであれば、喜んで共有したいと思っています。 日本では、女性のロールモデルが少ないという共通の認識があるようです。多くの若い女性は今、男女平等を支持しており、また、それを推進する女性を日本国外に求めています。 ですが、日本にも良い例がいくつかあります。私が出会った多くのロールモデルと思える方々は、若い女性と意見を交換し、関わり合いたいと考えているようですね。ですが、そうするためのプラットフォームがいつも用意されているわけではありません。私たちは、男女平等と女性の社会的地位向上に関するイベントをいくつか開催しています。2年前には、STEM(「Science」(科学)、「Technology」(テクノロジー、実用学)、「Engineering」(工学)、「Mathematics」(数学))で活躍する女性についてのイベントを開催いたしました。その際、ロールモデルとなる方々を数名招待いたしました。また、この分野に関心のある女子高生を招き、少人数のグループでロールモデルとディスカッションも設けました。日本の若い女性にとって、このようなテーマについて相談できる人を見つけるのは難しいかもしれません。そういった背景もあり、彼女たちは本当に熱心でした。しかし、状況は変わりつつあると思います。私はよく他の女性大使や同僚と会い、この問題に関心を持っている人たちに声をかけるようにしています。日本は最近、「国際女性会議」の開催を終え、新型コロナウイルスのパンデミックに直面する女性の社会的地位向上について取り上げました。現在の日本政府はこの問題を推進し、支援することに熱心であることが明確になりました。 質問:大使は着任されて3年ですが、その間に世界経済の浮き沈み、新型コロナウイルス感染拡大状況も目の当たりにされていらっしゃいました。2023年に向けて、今、お仕事は通常に戻ったと感じていらっしゃいますか? まだ通常な状態には戻っていないと思います。まだ新型コロナウイルスが意識にある人もいます。しかし、活動のレベルという点では、以前の状態に戻りつつあるのは確かです。また、伝統的行事が再開されつつあることも実感しています。人とのつながりも少しずつ復活しています。そういう意味では、私たちの今回の経済ミッションの来日は良いタイミングだったと思います。徐々にではありますがもどりつつあります。ですが、まだ新型コロナウイルスのパンデミックから完全に解放されたわけではありません。 Q:日本ではベルギーの文化はどのようにとらえられているのでしょうか。また、ベルギーへの日本人観光客は増えているのでしょうか?今年の動向はいかがでしょうか。増加傾向といえますか。 日本でのベルギーのイメージはとても良いと思います。まず、日本の投資家はベルギーにおいて強い存在感を示しています。日本のみなさんがベルギーに抱いているイメージは、高品質の消費財、仕事、観光、芸術という4つの要素が含まれており、また重要です。2015年10月にはブリュッセル – 東京間の直行便が再就航となったこともあり、日本のビジネス関係者、観光客にとってベルギーは非常に魅力的な国となっています。ベルギーの「チョコレートとビール」のイメージは、日本ではとても重要なブランドであり、さらに質の高いガストロノミー、工芸品、歴史と伝統の国としても捉えられています。私たちはこれまで、日本人観光客のベルギー訪問を制限したことはありませんが、ここ数年の渡航制限は観光客の来訪の妨げになってきました。現在では、すべての制限や措置が解除されています。ヨーロッパと日本を結ぶフライト便数にはまだ制約があります。これは多くの航空会社がロシア領空上空の飛行を避けているためで、ウクライナ戦争の影響が大きいと言えます。 質問:漫画『タンタン』など、両国で漫画の人気があることはよく知られております。日本ではベルギー文化のどのような点が重要だと思われますか。 ステレオタイプに対抗したいと思いつつも期待があるため、ある意味ステレオタイプを維持することになってしまいます。ベルギーといえば、チョコレート、ビール、フライドポテトなどにも代表されるように、ポジティブなイメージがあります。しかし、それ以外の側面も強調したいのです。例えば、ベルギーと日本が共有している文化的な側面には漫画が含まれます。この伝統的流れは、日本の漫画文化につながるものです。「タンタン」は、残念ながらフランスの漫画のキャラクターと間違われることもあります。他にも漫画『スマーフ』は知られているかもしれません。 しかし、それ以外にも私たちは非常に興味深い文化的側面を強調したいと考えています。ベルギー経済ミッションの期間中、京都でベルギーのアーティスト、ジャン・ミシェル・フォロンの展覧会も開催することができました。美しい絵画、彫刻、素晴らしい写真を制作するアーティストです。 また、「ベルギー文化のもう一つの大きな特徴はジャズです。サックスがベルギーで発明されたという事実がそれを物語っています。優れたジャズ・ミュージシャンが多数います。スポーツでは、サッカーベルギー代表の「赤い悪魔」も知られています。また、ベルギーはサイクリング文化でも知られています。私は日本で開催されるサイクリングイベントに数多く招かれています。そのひとつですが、さいたま市の「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」はベルギー人が出場し、優勝しました。現在の自転車競技の世界チャンピオンもベルギー人です。…
In this interview, the Ambassador of Belgium to Japan, Roxane de Bilderling, discusses the importance of maintaining strong cultural ties between Belgium…
ラテン、カリブ諸国は豊かな文化を持っていることは有名だが、クラシック音楽の分野にも優秀な演奏家を数多く輩出している。 アルゼンチン出身のマルタ・アルゲリッチ、ダニエル・バレンボイム、チリには伝説的なピアニスト、クラウディオ・アラウがおり、最近では、ベネズエラア出身のグスターボ・ドゥダメルが世界の楽壇をリードしている。ブラジルには惜しまれながら昨年逝去したネルソン・フレイレがおり、メキシコからはフランチェスコ・アライサを始め、ラモン・バルガスなど多くのオペラ歌手が世界のオペラハウスに出演し、指揮者のエドアルド・マ―タは、若くして飛行機事故により逝去したが、何度も日本でオペラ歌曲を指揮し、日本のオペラファンには忘れられない存在だ。メキシコはマヤ文明とその遺跡群で知られるだけでなく、クラシック音楽大国でもある。 そのメキシコからアレハンドロ・ベラが来日し、駐日メキシコ大使館で待望のオール・メキシカン・プログラムを演奏した。 このプログラムにはメキシコを代表する作曲家、マニュエル・ポンセが作曲した「エストレリータ 小さな星」も含まれていた。これは伝説的なバイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツが編曲し、演奏したことでも知られる名曲だ。ポンセはパリ音楽院在学中に、アンドレアス・セゴビアと親しくなり、後にこのスペインが生んだ天才ギタリストの為に作曲をしている。 ベラはこの母国が生んだ大作曲家の曲を、メキシコ人としての感性を込めて、他のピアニストには出せない情感溢れる表現をもって演奏した。その表現と演奏に、全ての聴衆は酔いしれ、今まで知られていなかったメキシコ音楽の真髄を知ったことだろう。 このコンサートは、優れた演奏家を日本に紹介し続けている「NPOちきゅう市民クラブ(会長:千代鳥 モーミンウッディン(Mominuddin Chowdhury)、副会長/事務局長:川島佳子)」によって企画された。開催については、自国の優れたカルチャーを紹介し続けている駐日メキシコ共和国メルバ・プリーア大使の支援と尽力があった。 オール・メキシカンプログラム アレハンドロ・ベラ (オフィシャルHP) アレハンドロ・ベラ(ピアニスト)プロフィール メキシコ、コアウイラ州ピエドラス・ネグラ出身。世界を舞台に活躍するメキシコを代表するピアニスト。彼の演奏は、神秘的で壮麗な世界を創り出し、聴衆を研ぎ澄まされた美の世界へと誘う。情感あふれる深い表現力は、まるで映像を見ているような生き生きとした情景を聴衆に想起させる。 幼少よりピアノを母、オルテンシア・ベラ・マンテに師事。後にピアニストで作曲家のロバート・アバロンにテキサス州で師事。11歳から15歳の4年間、毎週日曜日母の運転で、片道200キロ、パスポートをもって、メキシコからアメリカ、テキサスにピアノを習いに通った。10代の頃、著名なピアニスト、指揮者であるマエストロ、クリストフ・エッシェンバッハに見いだされ、シカゴ シンフォニー、ヒューストン シンフォニー、オランダのロイヤル・コンセルト・ヘボウ、そして、イスラエルやカナダ、ドミニク共和国のオーケストラで、共演している。マエストロのアドバイスにより、ニューヨークのジュリアード音楽院に入学。ヨヘベ・カプリンスキーに師事し、学士号、修士号を取得。ジュリアード音楽院でのソリストのためのコンクールで優勝。ニューヨークのスーザン・ローズ音楽基金賞を2年連続受賞。演奏家としての活動の他、多くの時間を音楽教育にも注いでいる。ヒューストンAWTY国際スクールで教え、ヒューストンでは、「アーチスト・イン・レジデンス」として数年間滞在した。また、メキシコのサカテカス大学、台湾、ヨーロッパの大学でもマスタークラスを開催。近年では、プラハ、ブダペスト、東京、台湾、トロント、モントリオール、ローマ、ウイーン、キエフ、ベルリン、パリ、ベルギーでソロリサイタルを開催。メキシコ・シティ国立芸術センター他、数々のメキシコの文化施設での演奏会、フェスティバルに出演し、輝かしいキャリアを積み、その卓越した演奏で喝采を浴びている。2012年秋、2013年春、2015年から2019年まで毎年、日本ツアーを行い、名古屋、岡山、群馬、広島、沖縄各地で演奏会。都内では、東京国立博物館、イタリア文化会館、メキシコ大使公邸等でも度々演奏している。NHKB1「エル・ムンド」に出演し、好評を博した。2014年4月、12回もグラミー賞を受賞したRafaSardina 氏のディレクションにより、チェコ共和国で、中東和平をテーマにした壮大なピアノ コンチェルトをチェコのオーケストラと録音。2019年メキシコで世界初演を果たす。コロナ禍を経て、3年ぶりの来日となる。 【関連記事】
Latin and Caribbean countries are famous for having rich cultures. It has produced many talented musicians in the field of classical music….
世界的な指揮者でもある井上道義が、太平洋戦争を挟んだ激動の時代を生きた両親の人生と自身のルーツを基に、10年の歳月を要して書き上げた自伝的オペラ。 井上道義と度々協演しているコロンえりかがここでも重要な役を演じている。 コロンえりかは、聖心女子大学・大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院を優秀賞で卒業。同年ウィグモアホールデビュー。 モーツァルト・フェスティバル(ブリュッセル)、宗教音楽祭(フィレンツェ)、日英国交150年記念メサイア(ロンドン) でソリストを務めるなどオラトリオの分野に力を注ぐ。 代表曲は、父エリック・コロンが平和への願いを込めて作曲した「被爆のマリアに捧げる讃歌」。 東日本大震災以降、エル・システマジャパンの立ち上げから、ホワイトハンドコー ラス設立にも携わり、耳の聞こえない子どもを含む様々な障害を持つ子どもたちに音楽を教えている。現在エルシステマ・コネクト代表理事、ホワイトハンドコーラス NIPPONの芸術監督を務めている。セイコウ・イシカワ駐日ベネズエラ大使の夫人でもある。 1月21日(土)午後2時から すみだトリフォニーホール公演:ミュージカルオペラ(オペラ形式) 1月23日(月)午後7時から サントリーホール公演:演奏会形式 詳細は:https://www.njp.or.jp/concerts/230121 または オフィシャルFacebook 総監督(指揮/脚本/作曲/演出/振付)井上道義 タロー(テノール):工藤和真 正義(バリトン):大西宇宙 みちこ(リリック・ソプラノ):小林沙羅 マミ(ソプラノ):宮地江奈 エミ(メゾ・ソプラノ):鳥谷尚子 ピナ(ソプラノ):コロンえりか アンサンブル
An autobiographical opera written over the course of 10 years by world-famous conductor Michiyoshi Inoue, based on the life of his parents…
I am proud to announce the launch of The Hollywood Reporter in Japan, the definitive voice of entertainment for over 90 years. This…
「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展 開催 2022年12月21日(水曜日)~2023年5月28日(日曜日) ニューヨークのブルックリン美術館、パリ装飾芸術美術館等でも開催された巡回展覧会がいよいよ日本でも開幕した。 クリスチャン・ディオールと言えば、世界の女性を魅了してきたデザイナーだ。ディオール本人に続き、そのメゾンはイヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジョン・ガリアーノ、ジャン=フランコ・フェレ、現在のマリア・グラツィア・キウリに至るまで6人のデザイナーがその後継者としてメゾンとその美学を守り、いつの時代もファッションをリードしてきた。 しかし、この展覧会を通して多くの鑑賞者が感じたのは、ファッションという存在だけではないディオールの美学ではないだろうか。ファッションとは流行ではなく、むしろ普遍的とさえも言える。いいデザインの洋服には流行はない。ここではディオールとその周りを囲む多くの美術関係者によって、現代美術にまで昇華されたディオールの真髄を見ることができる。 この展覧会は「戦後パリと“ニュールック”」、「夢と形」、「ディオールと日本」、「芸術とファッション」と言った幾つかの章立てによってキュレーションされている。しかしこの展覧会を思いきり引き立てているのは重松象平によるセノグラフィーではないだろうか。 どの章にも舞台芸術のような美しいしつらえがその作品に寄り添う。セノグラフィーは英語ではScenographyとつづる。これはSceneプラスGraphicを意味している。つまりその場、景色を視覚、聴覚を通じて空間的に把握することだが、重松象平が作り出したその空間美は見事としか言いようがない。 「ディオールと日本」という章では、重松は日本の紙と木の文化が創り出す曲線とはかなささえも感じさせる美しさを見せている。日本とクリスチャン·ディオールは非常に長く、華麗な関係を持ってきた。ディオールという素晴らしいデザイナーの名前を広く日本人が知るようになったのは、皇太子(現上皇陛下)と正田美智子嬢(現上皇后陛下)のご成婚からではないだろうか。 現在の上皇后陛下のご成婚に際し、ディオールはそのウェディングドレスをデザインした。民間初の皇太子妃は明輝瑞鳥錦と呼ばれる厚手のシルクタフタを使った、日本とフランスの文化が融合した素晴らしいウェディングドレスをまとった。それはクリスチャン・ディオールによって着手されたものであり、その後、そのデザインを完成させたのは、わずか21歳でクリスチャン・ディオールを引き継いだイヴ・サン=ローランだ。この「ディオールと日本」という章では、その時代の画像も、また、ファッションモデルのようにポーズをとる高松宮妃殿下のポートレートなども見ることができる。 更に次の章に進んでいくと、新たなセノグラフィーと共にディオールが発表し続けた美しい作品が出てくる。そして、突然上から見るように現れるアトリウムの空間に改めて圧倒される。そそり立つ大きなオベリスクにも見える階段のような空間には、ディオールの制作した夜会服が展示されている。どのドレスもあまりにも豪華であり、時空をこえてその美しさを誇るかのように立っている。鑑賞者はその壮大で華麗な空間にあって、その圧倒的なディオールの美意識には抗うことができない。ふといつの間にか、自分がこの豪華なドレスをまとっているかのような幻想にさえ囚われる。 ディオールはデザイナーになる前は建築家を志していたという。人体は立体的であり、ファッションデザインもまたとても立体的だ。ディオールは立体ということを誰よりも理解していたに違いない。会場のセノグラフィーを手掛けた建築家、重松象平はディオールの「立体感」を現代に見事によみがえらせている。 クリスチャン・ディオールとは、服飾デザイナーという枠を超えたフランスが生んだ稀有の天才アーティストであったことは間違いない。素晴らしい!という言葉とともに、ため息が出る展覧会だった。
From December 21, 2022 (Wednesday) through May 28, 2023 (Sunday) The traveling exhibition, which was held at the Brooklyn Museum in New…
ユーラシア大陸の地域、国々では、シルクロードを通じて人々や伝統工芸品が行き交い、各々の文化と融合し、さらに独自の文化を育んできた。 コロナ禍のため、2度も延期となったシルクロードとその周辺地域の伝統工芸や音楽を披露する展覧会イベントがやっと開催されこととなった。 シルクロードを囲む国々の文化と、紀元前から母から子へ伝承されてきた手仕事には目を見張ることがある。この展覧会イベントでは、そうした美術工芸、手仕事を中心に、その地域の文化、図柄の意味などを含め、かなり深い部分まで見ていくことができる。 その中でも注目を浴びているのは、長い伝統と文化を誇るパレスチナ刺繍ではないだろうか。多彩な図柄と色合いによって独自の文化を守り続けてきたパレスチナ刺繍は、日本人の美的センスをとりいれたことにより、パレスチナ刺繍帯として生まれ変わっている。こうして新しい文化を取り入れることで、現地の女性の雇用も創出し、教育にも一役買っている。 SDGsにも通じ、伝統的な文化と新しい文化の両方を鑑賞できるこの展覧会イベントにぜひいらしていただきたい。 開催日時: チケット代: 5,000円(一枚) 開催会場: 九段ハウス(旧山口萬吉邸、登録有形文化財、通常非公開) 公式HP:https://kudan.house/ 東京都千代田区九段北1-15-9 (東京メトロ九段下駅1番出口より徒歩5分) 詳細・チケット情報:こちらから(https://2023-silkroad.peatix.com/) プログラム: 【オンライントークショー「文化の多様性、国際協力とモノヅクリ」】 ※本プログラムのみ1月14日(土)20:00-21:10 ※視聴URLを別途お送りします 出演: ヴィヴィアン佐藤(美術家、文筆家、非建築家、映画批評家、ドラァグクイーン) 小幡星子(株式会社EARTHRISE代表) 松浦元子(パキスタン・ワックスペインティング帯プロデューサー) …
The beauty of the Silk Road linked by traditional crafts will be held on January 27 and 28, 2023 In the regions…