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Bill Hersey hosting guests

Top Restaurants in Tokyo

Touring around the world is undeniably thrilling and ecstatic; you get a chance to unravel the beauty and wonders of the places…

ボテロ展 ふくよかな魔法 現在開催中

コロンビアが生んだ現代美術の巨匠、フェルナンド·ボテロ。その人生とアートへの取り組みを描いた映画「ボテロ」も世界各国でヒットする中、日本国内では26年ぶりの大規模絵画展が、現在、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されている。 今回の展覧会は、ボテロ本人の監修によるものだ。初期の作品から、2000年代に制作された油彩、水彩・素描作品など、合計70点が出展されている。そのうちの殆どが日本初公開だ。 この展覧会は、6つの章から構成されている。 「第一章初期作品」では、まだふくよかではない人物画も見ることができる。 「第二章 静物」では、なぜボテロがボテリズムと呼ばれるボリュームのある作風を始めたかのきっかけを知ることができる。 「第三章 信仰」はボテロが故郷メデジンで出会った聖職者の姿がユーモアと風刺をもって描かれている。 「第四章 ラテンアメリカの世界」では、ボテロが生まれ育ったラテンアメリカの暮らしを背景に、人々の姿を淡々と描いている。 「第五章 サーカス」はメキシコで出会ったサーカスと生活を共にし、そこに生きる人々の姿が描かれている。人々が楽しみにしているサーカス。しかしその演者たちには、何も表情はない。 「第六章 変容する名画」ではボテロに影響を与えてきたベラスケス、ピエロ・デラ・フランチェスカ、ヤン・ファン・エイク、アングルなどの代表作が、ボテロ流に描かれている。今回日本初出展となった「モナリザの横顔」も含まれる。この章は印象的だ。特にヤン·ファン·エイクの名作「アルノルフィーニ夫妻」は、ボテロ流にふくよかに描かれ、さらにオリジナルには描かれている凸面鏡の中の結婚の証人である画家とその弟子は省かれている。鏡に映っているのは半開きのドアと、それを見つめる「アルノルフィーニ夫妻」の後ろ姿だけだ。これは何をしているのだろう。 ボテロの作品はふくよかであることはよく知られている。しかし、どの作品野登場人物にもまったく表情がないということは意外に知られていない。どの人物も淡々とした表情をしている。これはボテロから「見る側」へのメッセージではないか。 ボテロは「芸術とは、同じことであっても、異なる方法で表す可能性である」とコメントしている。見る側もその作品についてどういう思いを抱くか。 ボテロのメッセージを心に抱いて、真剣に向き合うと非常に面白い。 誰もが「ボテロのふくよかな魔法」にかかってしまう。 展覧会公式サイトはこちらから 【関連記事】 映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』を観に行こう! 南條俊輔フランソワ「夢のアルゴリズム」 個展「A Quiet Sun」メゾンエルメスにて開催

渋谷でイタリアンフェスティバル開催

イタリア商工会議所の主催により、5月21日(土) 22日(日) 10時〜20時、SHIBUYA STREAM Hallでイタリアンフェスが開催された。 イタリアを代表する大手企業が参加したこのフェスティバルでは多角的にイタリアの文化を見て、楽しむことができた。 その中でも、「イタリアン・グルメ・ギャラリー」ではイタリア20州の郷土料理を味わうことができた。それぞれの地方を代表するイタリアンのトップシェフ達が作った料理は素晴らしく、まさにこのイベントでしか体験できない「イタリアの味覚の旅行」だ。 イタリアの食は本当に素晴らしい。このフェスでは、バルサミコ酢、バスタからお菓子まで、イタリアの食が幅広く紹介された。ここで特筆すべきことは、どれもがとても美しいパッケージを持っていることだ。おいしいだけではなく、美しく、生活に癒しを与えるのがイタリアの食だと感じた。 コロナ禍も一段落し、海外旅行が可能となりつつあるこの時期に、このフェスでは「イタリアを訪れたい人達」のためにガイド付きスペシャルツアーも準備。ヴェネツィア、ローマなどイタリアの有名な観光地だけでなく、秘密のスポットもこっそり紹介している。 素敵な国、イタリア!美食と優れたデザインを楽しみ、日本にいながら美しいイタリアも楽しめた。 「Italia, amore mio!2022 (イタリア、アモーレ・ミオ!2022)」イベントHP 在日イタリア商工会議所 公式HP イタリア政府観光局 公式HP 【関連記事】 駐日イタリア大使公邸にてハウスコンサート開催 【独占取材】ジローラモ流「成功のつかみ方」とは イタリア大使館 チャリティバザー

Italian Festival held in Shibuya

The Italian Festival was held at SHIBUYA STREAM Hall from 10:00 to 20:00 on Saturday, May 21st and Sunday, May 22nd, sponsored…
ザ・ペニンシュラ東京ステーキ&グリル「Peter」

ザ・ペニンシュラ東京 〜 Live Jazzの優雅な夜

ザ・ペニンシュラ東京のステーキ&グリルレストラン”Peter”と、”Peterバー”では、ニューヨークの“Blue Note”を本店に持つジャズ・クラブ、ブルーノート東京のサポートで、毎月1回、ディナータイムに日本の新鋭アーティストの生演奏を堪能しながら、お食事やカクテルを楽しめる『Peter センターステージ supported by ブルーノート東京』を開催。 第3回目となる6月9日(木)のゲストは、ピアニスト持山翔子氏とベーシスト小山尚希氏によるユニットm.s.t. (Make the Scenery Tune~景色に音を~)。クラシックをベースにした独自のアレンジで、ジャズスタンダードや映画音楽なども演奏するお二人の、”日常の小さな出来事”をテーマにしたオリジナル曲の生演奏を披露。 ホテル24階にある”Peter”の繊細なお食事と本格ライブミュージックで、ラグジュアリーで優雅なディナーのひとときはいかがだろうか。 【イベント詳細】 日程: 2022年6月9日(木) ※毎月1回を予定、7月以降は調整中 時間: 3セッション 19:30-19:50 / 20:20-20:40 / 21:10-21:30   料金: ミュージックチャージ2,800円  【お問合せ】 ザ・ペニンシュラ東京 ステーキ&グリル「Peter」…
The Peninsula Tokyo"Peter"

Jazzy Night at The Peninsula Tokyo

The Peninsula Tokyo’s steak and grill restaurant “Peter” and “Peter Bar” are presenting an event supported by Blue Note Tokyo, a jazz…

駐日イタリア大使公邸にてハウスコンサート開催

2022年5月9日、ジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使とサビーナ・ダントニオ同夫人はピアニストの岩田珠美氏協力のもと大使公邸にて「ハウスコンサート」を開催いたしました。 この会の為に、サビーナ夫人と岩田氏は、日本生まれイタリア育ちのチェリスト、マルモ・ササキ氏、著名な女性ギタリスト、村治佳織氏、能の謡と近代音楽との融合をはかり唯一無二の音楽活動を続ける青木涼子氏など、いずれも日本を代表する音楽家の方々にお声かけしました。 空が夕闇に染まり始めた頃、岩田氏のクロード・ドビュッシー作曲「月の光」のピアノ演奏によりコンサートが始まりました。続いてマルモ・ササキ氏がヴィターリ作曲の「シャコンヌ」を、村治佳織氏が「アランフェス協奏曲」を演奏しました。能声楽家の青木涼子氏はイタリアの現代音楽の作曲家アンナキアーラ・ゲッダが「源氏物語」を主題として作曲した「物の怪(もののけ)」を歌唱しました。 青木氏がまとったドレスはパリで活躍するデザイナー、中里唯馬氏によるデザインのもので、能の動きを計算しつくしたドレスは青木氏の歌唱を引き立て、より深い感動をもたらしました。また「ピアノ界のフェラーリ」と称されるイタリアの至宝、「ファツィオリ」のピアノにより岩田氏の演奏はさらに高尚な音楽となりました。 このコンサートのテーマは、「イタリア」「日本」そして「愛」であり、そこに「女性の本質」というエッセンスが加えられました。ベネデッティ大使とサビーナ夫人の日本文化への深い理解とわが国への敬意が感じられた素晴らしい機会にもなりました。また、大使公邸を彩るセンスの良い現代美術のコレクションも堪能した来場者たちは、改めて「イタリアの良さ」を感じ、まさに心温まるひと時を過ごされました。 この夜のハウスコンサートには、ファツィオリをはじめ、グッチ、アペロール、プロセッコ、サンペレグリノ、ヴェストリといったイタリアの著名なブランドが集結し、会に華を添えました。 駐日イタリア大使公邸 1965年にイタリアの建築家ピエール=フランチェスコ・ボルゲーゼと日本の建築家村田政真の設計によって建築されたイタリア大使公邸は、美しい邸宅と庭園を誇ることで知られています。 公邸内にはフォンタナ、カステラーニ、ブリ、ドラジオ、ノヴェッリ、トゥルカト、サントマソ、ペリリ、ジオ·ポモドーロとアルナルド·ポモドーロなど、60年代初頭に活躍したイタリア人の巨匠たちによる抽象アートの傑作が飾られています。 公邸から見渡せる江戸時代から続く庭園は、かの有名な一休和尚によって着想を得たとも言われています。 この公邸はかつて、旧伊予松平藩の江戸屋敷でもありました。 またこの地は主君の敵討ちをおこなった赤穂浪士47士の討ち入りの物語とも深いつながりがあります。 外部リンク:イタリア大使館 【関連記事】 イタリア大使館 チャリティバザー 駐日イタリア大使によるチャリティー活動 お告げの聖フランシスコ会支援 チュニジア大使公邸にてコンサート ロシア文化フェスティバル 2021