Author: Hersey Shiga

Editorial Team
  • 4年間の任期を終えて

    駐日エジプト特命全権大使アイマン·アリ・カーメル閣下のお別れレセプションが、10月11日に代官山のエジプト大使公邸で開かれました。 カーメル大使はご挨拶の中で、日本の皆様への深い感謝を述べられ、また、多忙な大使を支えたガーダ大使夫人にも心からの感謝を述べられました。 レセプションでは、日本とエジプトの外交、友好関係に大きな役割を果たされた元駐エジプト日本大使香川剛廣様にエジプト共和国より、共和国勲章(一等)が授与されました。無事に任期を務められたアイマン·アリ・カーメル閣下と香川剛廣元駐エジプト日本大使閣下に、心からの拍手が贈られました。 新型コロナウィルス感染が下火になったとはいえ、厳重な感染対策の中催されたレセプションでは、ガーダ夫人が心を込めてアレンジしたフィンガーフードがとても素晴らしく、マスクをした顔からも笑みがこぼれ、終始和やかな送別会となりました。 アイマン·アリ・カーメル大使ご夫妻は、10月中に日本を離れられ、エジプトに帰国されます。今後も日本との友情、交流が続きますように。 詳細は駐日エジプト大使館HPをご覧ください: https://egyptembassy.jp/

  • ハンガリー・フェスティバル2021開催

    10月16日に、ハンガリーフェスティバル 2021がアーク・カラヤン広場(106-0032 東京都港区赤坂1-12-32)が開催され、多彩なハンガリー文化が紹介された。 ハンガリーは音楽が盛んな国として知られており、日本とハンガリーにルーツを持つピアニストの金子美勇士、日本の高校生のコーラスグループ、室内管弦楽団によってバルトーク·ベラ、コダーイ·ゾルタンが作曲した名曲などが改めて紹介された。 また、ハンガリー料理は東欧で一番おいしいといわれる料理大国でもあり、フォワグラ、ワインの産地としても知られている。日本では特にハンガリー産のはちみつもとても有名だ。会場では、そうした代表的な産物がとてもリーズナブルな価格で販売されており、キッチンカーで登場したハンガリー名物グヤーシュスープは、すぐに売り切れてしまった。 工芸にも優れ、刺繍の国でもあるハンガリーは、カロチャ、マチョなどの刺繍製品も多く、会場では伝統的な総刺繍の民族衣装をまとったハンガリーの女性の姿も見かけられた。カロチャ刺繍は、ニコール·キッドマンが着用したことでも知られており、レース状に布を抜いて作るリシュリューという技法が難しい。その民族衣装をまとったハンガリー女性が登場していた。ここまで見事な民族衣装を見る機会は日本ではなかったので、とても貴重な機会でもあった。 池上彰さんと増田ユリヤさんによるハンガリーに関するレクチャーも開催され、新型コロナウィルスの感染予防のためのメッセンジャーRNAワクチンは、米国在住でハンガリー人の研究者カリコ·カタリン博士の尽力によって開発されたことが紹介された。増田ユリヤさんの著書「世界を救うmRNAワクチンの開発者カタリン・カリコ」も併せて紹介され、ハンガリーが優秀な科学者を多く輩出している国であるという一端を見ることができた。 ハンガリーの文化、発明などを知る興味深いレクチャーがなされたこともとても意味深く、改めてハンガリーという国を垣間見ることができたとても素晴らしい一日だった。 『ハンガリー』についての詳細はこちらから: https://tokio.mfa.gov.hu

  • アンダーズ 東京 ホリデースペシャル

    アンダーズ東京・虎ノ門ヒルズより、今年のホリデーシーズンを盛り上げるスペシャルメニュー・ギフトのニュース! 地上250mに設置されたイグルーで、他に類を見ないダイニング体験を楽しめるルーフトップ バー、『ザ タヴァン グリル&ラウンジ』のホリデーディナー、アフタヌーンティーセット、『ペストリーショップ』からはクリスマスケーキやギフトセットなどが登場! クリスマスマーケットから発想を得たテイクアウトのホームパーティセットは、プレッツェルやシュトーレン、ホットワインのスパイスで本場ドイツのクリスマス気分に。 お友達とホリデーをお祝いするのに最適な豪華なアフタヌーンティー。 香ばしいフォアグラのムースを詰め込んだトナカイ型のパイや、ラズベリーとマスカルポーネチーズ、ザクロゼリーで目にも美味しい5層のクリスマストライフルなどシェフが腕を振るったオリジナルメニューが楽しめる。 日本でも年々人気が高まっているシュトーレン、アンダーズ東京のオリジナルシュトーレンは、ラム酒とクルミに浸した5種類のドライフルーツをふんだんに使用。 ルーフトップ テラス クリスマス イグルー 期間: 2021/12/22 (水) 〜 24 (金)  ※2021/11/1(月)より予約開始 ザ タヴァン グリル&ラウンジ クリスマス ディナー 期間: 2021/12/23(木) 〜 25…

  • 第24回 ザ・グランド・インペリアル・チャリティ・バンケット

    デヴィ・スカルノ夫人が第24回 ザ・グランド・インペリアル慈善晩餐会を目黒のホテル雅叙園 東京にて開催した。 期待通り、煌びやかな夜会ファッション、鮮やかな色、音楽、多彩なコース料理、素敵な出席者、そして最高のエンターテインメントで溢れる夜となった。 会場には、何百人もの政府関係者、外交官、ビジネスリーダー、ファッションデザイナー、芸能人が顔を揃えた。 サイレント・チャリティー・オークションでの日本赤十字社とAARジャパン(難民を助ける会)へ贈られる。 相変わらず優スカルノ夫人が歓迎のスピーチをし、続いて駐日メキシコ大使のメルバ・プリア閣下が乾杯の音頭を取った。メルバ・プリア大使は、クアラルンプールでの公式ガライベントで、当時のインドネシア大使として初めてスカルノ夫人に出会ったと語り、 スカルノ夫人と、慈善活動における夫人の多くのイニシアチブに対して敬意を表明した。 乾杯の後、マジシャンのMASA MAGICさんによるマジック・ショー、タンゴダンサーのクリスチャン・ロペスと堤崎尚子ペアによるダンス・ショーや、美川憲一さんのスペシャル・ショーなど、賑やかなショーが行われた。 スカルノ夫人と、彼女が支援する慈善団体による素晴らしい夜は大成功を収めた。

  • Let’s Reconnect!『にっぽん-大使たちの視線』

    『にっぽん―大使たちの視線写真展2021』が東京・六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペースにて開催、本年度の受賞作品がオープニングセレモニーにて発表された。 名誉総裁を務める高円宮妃久子殿下のご出席の元、表彰式が行われた。 今年の高円宮殿下メモリアル賞は、チェコ共和国大使館 次席のウラジミーラ・ヒルシュ様の作品『希望と熱意を込めて』に贈られた。 今年のテーマは『Let’s Reconnect!』。 外交共同体だけでなく、日本の友人や生活との繋がりを表現する作品が展示される。 式典では、受賞作品が次々と紹介され、会場は受賞者の歓喜と熱気で包まれた。 「今年は『Let’s Reconnect!』というテーマを選び、外交団とともに現在を振り返り、未来のビジョンを考える機会を提供しました」と選考委員長を務める中曽根弘文参議院議員は説明する。 さらに、 ルクセンブルク大公国駐日特命全権大使で写真展実行委員会の議長を務めるピエール·フェリング閣下は「2021年『にっぽんー大使たちの視線』のテーマを『Let’s Reconnect!』と選んだ際、2021年の間に再び人と人が再び『Reconnect(再び繋がる)』できることを期待していました。 』と語った。 開催情報 場所:六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース展示期間:2021年10月6日〜10日 六本木での展示終了後は下記にて順次展示神戸:公益財団法人 兵庫県国際交流協会名古屋:セントラルパーク セントラルギャラリー横浜:みなとみらいギャラリー(2022年3月) 『にっぽんー大使たちの視線』についての詳細はこちらから: www.diplomatseyes.com

  • 『Les Couleurs en Jeu』 エルメス・ジャパン が美しい色に包まれる

     銀座メゾンエルメス フォーラムがジュリオ・ル・パルクの日本での初個展に大変身!”Les Couleurs en Jeu”日本語では『ル・パルクの色 遊びと企て』と題された特別展は、8月13日から11月30日まで開催中。 1928年アルゼンチンで産まれたル・パルク氏は1958年よりフランスに移住。1943年ブエノスアイレスの美術学校で学んでいた際に、コンクリートアートと、空間主義運動に興味を持つようになる。ラテンアメリカの芸術家の世代全体がメキシコの壁画家の比喩的な理想を提唱している間、ル・パルクは幾何学的な抽象絵画と大胆な色にもっと興味を抱く。1960年に、仲間の芸術家であるフランソワ・モレレット、フランシスコ・ソブリノ、イヴァラルなどと共ににヴィクトル・ヴァザルリと知り合う。 彼らは共に、孤独な芸術家の神秘化に反対し、代わりに視運動形態を通じて聴衆の積極的な参加を支持する芸術家集団であるGroupe de Recherche d’Art Visuel(GRAV)を結成した。 ル・パルクは、作品と鑑賞者との間に新しい関係を開くことに特に関心を寄せる。彼の作品の前では、観客はもはや、受動的で依存的な傍観者ではいられなくなる。 ジュリオ・ル・パルクの作品は、反復、回転、コントラストと変化の効果を探求し、躍動するイメージによる無限の空間識失調、遊び心のある視覚体験まで、さまざまな感覚で観客をアートの世界に参加させる。 『Les Couleursen Jeu』では、初期の絵画と、”La Longue Marche(ロング・ウォーク)”や”Lames réfléchissantes(反射ブレード)”などの象徴的なシリーズや、モービルと主要な現代美術フィギュアを組み合わせることで、彼の何年にもわたる作品・世界観に深く入り込むことが出来る仕組みになっている。 彼の日本で開催する初の個展となる本展示は、70年以上に渡るル・パルクの芸術の世界への貢献の鮮明な証拠となる。 まだまだ元気な92歳のル・パルクとの出会いをご堪能あれ。…

  • GUCCIの没入型エキシビション 「グッチ ガーデン アーキタイプ」

    グッチ(GUCCI)が、ブランド創設100周年を祝して没入型エキシビション「グッチ ガーデン アーキタイプ(Gucci Garden Archetypes)」展を2021年10月31日(日)まで、東京・天王洲のB&C HALL・E HALLにて事前予約制で開催中。 Archetypes(アーキタイプ)とは、さまざまなイメージの源となる存在=元型をあらわす言葉であり、グッチの広告キャンペーンは、まさしくグッチの世界のアーキタイプとなるものだ。エキシビションでは、グッチの広告キャンペーンの世界を再現し、ブランドのクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレのビジョンを探検する壮大な旅へと誘う。 「この6年間の冒険に人々を誘い、空想の世界や物語、驚きやまばゆいきらめきをめぐる旅をともにするのは、面白いことだと考えました。そこで、広告キャンペーンの世界に入り込んだような臨場感にあふれる遊びの空間を創ることにしました。なぜなら広告キャンペーンは、私のイメージをもっとも明快に体現しているからです」と、エキシビションのキュレーターを務めるアレッサンドロ・ミケーレは語る。 最先端のテクノロジー、精緻を極めた職人たちの手仕事、革新的なインテリアデザインによって、複数の空間でそれぞれに異なる没入体験ができる会場内は、テーマごとに分けられた多数の部屋が通路でつながれ、多様で魅惑的なグッチの広告キャンペーンの世界が再現されている。 臨場感ある歴代広告キャンペーンの空間を体感してみてはいかがだろうか。 GUCCI GARDEN ARCHETYPES 会場 : B&C HALL・E HALL 東京都品川区東品川2-1-3会期 : 2021年9月23日(木・祝)– 10月31日(日)時間 : 11:00 –…

  • ロシア文化フェスティバル 2021

    2006年に日露国交回復50周年を祝い、日露共同プロジェクトとして開始されたロシア文化フェスティバル。このプロジェクトは、両国にとって、良き隣人としての友情と二国間の多面的な発展を強化するための重要な役割を担ってきた。 >> 『Les Couleurs en Jeu』 エルメス・ジャパン が美しい色に包まれる<< 当時の両国元首によって実現され、プーチン大統領と小泉首相によって継続され、 安倍晋三前首相は日本組織委員会の委員長を務めた。 安倍氏の継続的な関与からも、両国関係の重要さがうかがえる。 例年、ロシア連邦により厳選されたアーティストや高官が日本に訪れ、合計50を超える展示会や文化公演などのイベントが開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で2020年のプロジェクトの多くは2021年に延期されていた。 しかし、両国にとって大きな意味を持つイベントであることを踏まえ、今年は十分な感染予防対策をとった上で、イベント開催が実現した。ショーや展示会は小規模な開催となったが、プロジェクトを通じて両国の文化的長所が素晴らしく融合していた。 今年のメインイベントは銀座ブロッサムにて公演され、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使と、安倍晋三前首相が出席した。 ロシア文化フェスティバル2021に関する詳細はこちら: 在日ロシア連邦大使館公式ウェブサイト