Author: Hersey Shiga

Editorial Team
  • アンゴラ大使館クリスマス·パーティ

    2021年12月11日、日本のアンゴラ共和国大使館のメインホールで、ルイ·オーランド·シルバ·シャビエル大使のファティマ·リマ·シャビエル夫人がクリスマス·ランチを開催。日頃の感謝とその貢献に感謝を込めて、外交団、日本人スタッフ、その他、関係者、家族と共に過ごし、その労をねぎらった。 ファティマ・リマ・ザビエル夫人は、喜び、愛、希望が心に満ちて、だれもが祝福と感謝の気持ちを持ってクリスマスを大切に過ごせるように願っていると語る。 調和の精神を持ち続けることを祈り、夢とプロジェクトの実現に向けて、多くの人々の貢献に感謝を込めて。平和、愛と喜び。友愛とユニオンが常にありますように。 For information visit: Embassy of the Republic of Angola

  • 日印文化パフォーマンスの一日開催

    この度、インド大使館において、インドと日本の文化を紹介するイベントが開催された。インドはとても深い文化を持つ国として世界中に知られているが、実際の文化に触れたことのある日本人は少ない。 そのため、芸術·文化に大変造詣の深いグンジャンン·ヴァルマ夫人(サンジャイ・クマール・ヴァルマ駐日インド大使夫人)が中心となり、インドの結婚式、民族舞踊などが紹介された。その中でも、インド北部ラジャスタン州の舞踊「カルベリア」は蛇の動きを模した踊りとして知られる。初めて見る日本人も多く、貴重なインド文化体験の機会となった。 また、日本側のパフォーマンスは共に元日本大使夫人の北爪裕子さんと須永紫さんの尽力があり、盆踊り、阿波踊りなどが披露された。ここでは、インド、日本の人々が一つになって踊り、大変楽しい時間を過ごした。文化交流を言う分野をこえて、インドと日本が一つになり、心から楽しんだイベント出会った。 For more information visit: Embassy of India

  • マイ・イマジネーション ― 創造性は無限だ!

    コロナ禍で休館していたカナダ大使館高円宮記念ギャラリーで、カナダの5人のアーティストによる展覧会が開催されている。この展覧会を企画した芸術団体「ナショナル·アーツ·センター(NaaAC)」はカナダで障がい者に芸術的な訓練を行い、展示の機会を提供している。 現在、NaACには毎週300名以上の障がい者アーティストが集まり、創作活動を行っている。その作品は2018年から海外でも展示され、すでにドバイ、香港、ソウル、NYでも展覧会を開催した。イアン·マッケイ駐日カナダ大使は「カナダで最も長い歴史を持ち、かつ、最大規模の芸術団体」とコメントしている。 今回の展示には、カナダの障がい者アートの先駆者でもある故ジェーン·キャメロン(1949―2000)が制作した色鮮やかなタペストリーが展示されている。カナダ、アルバータ州で生まれたキャメロンは、生後4か月でダウン症と診断された。しかし、両親は質の高い教育を受けさせ、彼女の才能を開花させた。 この度の展示では、先駆者であるジェーン・キャメロンと共に、そのあとを継ぐ発達障害を持つカナダ人アーティストたち、デビッド・A・オッポン、アディール・サディク、レイ・ワン、ドナルド・グリーノウのテキスタイルなどの様々なアートフォームの作品約20点が一堂に展示されている。 この展覧会は、障害者の作品に対する一般の見方に影響を与え続けているアートの作品を鑑賞することであり、私たちの身の回りの世界への考察を通じて、無限の創造性を迎え入れることがどれほど大きな力になるかを探るものでもある。 この展覧会は、障害を持つ芸術家が、より豊かな社会的構造を持った、活気に満ちた文化的コミュニティの構築に貢献できることを強調している。 Official press release: Canadian Embassy

  • ショーナ-ケイ・M・リチャーズ駐日ジャマイカ大使インタビュー

    この度、駐日ジャマイカ大使ショ-ナ-ケイ・M・リチャーズ閣下にお目にかかり、お話しを伺う機会を得た。リチャーズ大使の考える日本でのミッション、日本との関わり、駐日大使に至るまでの外交官としてのキャリアを中心に幅広く語って頂いた。このインタビューは、リチャーズ大使自身のキャリアを振り返るだけでなく、女性外交官、日本の女性への貴重なアドバイスともなる。 リチャーズ大使のエネルギー、親しみやすさ、自らを取り巻く文化への誇り、そして日本への深い敬意と称賛は、ジャマイカ駐日大使に任命されたことへの感謝と両国間の生涯にわたる友情により、より深いものとなったことが伝わってくるインタビューとなった。 パートI:ラテンアメリカ婦人会バザーに参加して 駐日メキシコ大使館で開催されたカリブ諸国・ラテンアメリカ婦人会バザーにご参加なさいましたが、どのような印象を持たれましたか。 まずは初めて参加できたことが、とても嬉しかったです。 このバザーには、各国の福祉団体への資金を調達するという目的があり、その意向に深く賛同しています。長年に亘り、このバザーを通じてジャマイカの「子供たちの家」を支援する資金を調達してきました。ですが、昨年は新型コロナウィルスのパンデミックのために開催ができませんでした。今年はこのチャリティーイベントをなんとか開催できましたし、また、私たちが集めた資金によって貢献できることを嬉しく思います。今年の経験を活かして、来年のバザーの開催も楽しみにしています。 バザーへの参加者に、ジャマイカのブースは大人気でした。また、その時は民族衣装をお召しでしたね。 準備期間が短かったので、大使館では数週間でプランをまとめました。当日の飾りつけ、ブース設置は大変でした。ですが、(このイベントの)アイデアも、バザーへの参加もとても楽しみにしておりました。 皆様にお伝えしたかったのは、ジャマイカが持つ活気です。ジャマイカの国旗をご存知ですね。ジャマイカ国旗の色はそれぞれに意味があります。ゴールドは太陽の光と活気を表し、グリーンは天然資源に恵まれたジャマイカの土地を表しています。また、黒は力強く、創造的な人々を表しています。ジャマイカの人々は奴隷制度、困難、逆境に直面してきました。そして常に問題を克服し、前向きに進んでまいりました。ですから、ジャマイカを代表するときはいつでも、この国旗の持つ意味、つまり、活気とジャマイカ人の精神を体現することを心がけています。 私たちジャマイカ人の精神性を考える時、ボブ・マーリーとウェイラーズの有名な曲「ワン・ラヴ」を忘れてはいけないと思います。この曲は英国放送協会(BBC)によって千年の歌に選ばれています。 ワン·ラブとは、連帯、一体感、団結です。 ですから、私たちのブースでは、人々が集まってリラックスし、快適に過ごせることを目指しました。 「Everything is going to be alright  全てうまくいく。」ということです。ジャマイカブースが、そのエネルギー、色、生命を持っていたことを願っています。 ジャマイカのブースには、今年のオリンピックを祝うスポーツセクションもありましたね。 そうですね。東京オリンピック2020を祝うセクションが持てたことはとても嬉しかったです。東京オリンピック2020では、大活躍したジャマイカ人選手を称賛してくれた日本の皆さんに、改めて感謝の気持ちを伝えることができました。特に、2020年のオリンピックは、女性選手が大きな活躍をしたオリンピックでもあったと思います。 昨年2月、ジャマイカの首都、キングストンの日本大使館が主催した天皇誕生日のレセプションで、外務大臣を務めるカミーナ・ジョンソン・スミス上院議員は、「日本は安全、安心で楽しいオリンピック開催するでしょう」と述べています。…

  • ギリシャ刺繍展

    ギリシャ刺繍展(駐日ギリシャ大使館主催)が、美術館、ギャラリーが立ち並ぶ芸術地区で開催された。 この展覧会の企画は、ギリシャに縁の深い二人の女性の出会いから始まった。ギリシャ大使夫人のヨアナ·ハリクリア·ヤナカルとギリシャに留学の経験がある共立女子大学名誉教授の木戸雅子は、お互いのコレクションの中にまったく同じ図柄の刺繍作品を見つける。それは全く作者も違い、作られた年代にも20年以上の隔たりがあった。二人はこの偶然から、ギリシャ刺繍の美しさ、地域によって違う伝統の図柄、母から子どもたちに受け継がれてきた伝統を日本に紹介しようと努力を重ね、この度の展覧会に至ったという。 展示された刺繍作品は全て二人の個人蔵による。イオアナのコレクションの多くは、その母から受け継いだ作品であり、木戸雅子は留学時代から長期に亘ってギリシャ各地を歩いて収集したものであった。 作品は殆どが目の詰まった麻か綿の素材が使われ、その地となる布がまったくみえないほどにクロスステッチで刺していく。一ミリの隙間もないほどに一針一針が密集している。出来上がった作品は、日本の掛軸のような美しい表装が施され、テーブルセンターなどに仕立てられていく。また、ギリシャの北部では、唯一絹が生産される地域があり、その地方では透けるような絹地に絹の糸で、フリーステッチで刺していく作品が作られていく。時代を経た今も、そうした作品は変わらぬ美しさを保ち、力強ささえも感じる程だ。 イオアナ夫人は、「ギリシャでは、母が作った刺繍作品は男女を問わず、子供達に引き継がれていきます。私が子供のころまでは、嫁入り前の娘はそのコレクションを決まって木曜日に周囲の人に見せたものでした。結婚式は殆どが週末に行われるので、その前に母から引き継がれる刺繍を施したテーブルクロス、クッション、枕カバー、シーツなどを見せていたのでしょう。今は、時代が変わり、ギリシャも働く女性が多くなり、こうした刺繍の伝統は少しずつ衰退しています」と語る。 ギリシャを含むバルカン半島にはこうした刺繍文化が栄え、女性たちの手によって、ビザンチン、キリムなどの模様が多く刺され、家を美しく飾り、家族の暮らしに歴史と伝統、温かみと癒しをもたらしてきた。 二人の女性の偶然がもたらしたこの展覧会は、ギリシャの祖母から母へそして娘へと受け継がれた刺繍手芸作品の美しさ、緻密な手仕事の粋を、日本にいながらにして間近で見られる最高の機会であった。こうした美しい伝統が引き継がれ、より発展していくことを願って、この展覧会を後にした。 For more information visit: Greek Embassy

  • 鈴木大拙・西田幾多郎生誕150周年記念

    日本が世界に誇る「禅」 その思想を「ZEN」として世界に伝えた鈴木大拙 戦前戦後の激動の時代を駆け抜けた鈴木大拙がつたえたかったものとは? 先の見通せない子の時代にこそ、日本の「禅の心」を取り上げ、この舞台を通じて生き方を問い、見つめ、生きる光、希望を求めたい。 OPERA「ZEN」で、主人公の鈴木大拙の恋仲になる女性ベアトリスという大変重要な役をコロンえりかが演じる。 コロンえりかは、ベネズエラ出身のソプラノ。日本と英国で声楽を学び、美声と安定した歌唱力、可憐な舞台姿でオペラ、ソロコンサートと活躍の場を広めている。駐日ベネズエラ大使夫人としての活動も多く、チャリティーにも力を入れ、ホワイトハンドコーラスなども指導。名指揮者グスターボ·ドゥダメルを生み出した優れた音楽教育「エルシステマ」も日本に紹介し、その活動も支援している。 ≪金沢公演≫ 【日  付】2022年1月23日(日) 【会  場】金沢歌劇座【時  間】14:00開演(13:00開場)        ≪高崎公演≫ 【日 付】2022年2月6日(日) 【会 場】高崎芸術劇場【時 間】15:00開演(14:00開場) 【問合せ】(公財)高崎財団 027-321-7300 新作オペラ「禅」~ZEN~ PR動画はこちら↓から 作   曲  渡辺俊幸台   本  松田章一台本翻訳 家田淳指   揮  ヘンリク・シェーファー演   出    三浦安浩管…

  • ラテンアメリカ・カリブ諸国×日本

    “自由”を愛する国々6カ国の作家魂に響く日本人作家 101人 期間: 2021年 12 月 24 日(金)~27 日(月) 時間:12月24日 13:00 ~19:00、25日、26日 10:00 ~19:00 、27日 10:00 ~17:00 会場: リードシー代官山 1F(東京都渋谷区代官山町 20-5) GRULAC諸国および日本のアール・ブリュット作家の絵画展がGRULAC(中南米・カリブ海)諸国各国大使館(ベネズエラ・ハイチ・キューバ・エクアドル・メキシコ・ジャマイカ…

  • 白銀のスイスからメリークリスマス!

    歴史ある旧市街で、ロマンティックなイルミネーションがきらめきヒュッテ(小屋)やテントショップでプレゼントを買う人々で賑わう「クリスマスマーケット」はスイスの冬の風物詩。 在日スイス大使館やスイスの企業・団体が協力のもと、12月5日、東京・渋谷で1日限りのスイス・クリスマスマーケットが開催された。 このスイス・クリスマスマーケットでは、本場のラクレットチーズやスイスワイン、ホットチョコレート、アルプスの花々のハーブティー、クリスマス限定パンなどのグルメや、デザインの国スイスのアートグッズなどを展示・販売するほか、クライミング体験やアルプホルンによるミニコンサート、来場者なら誰でも参加できて素敵なプレゼントが当たるデジタル抽選会などが行われた。日本にいながら、渋谷でスイス気分を体験できた一日だった。

  • 永田哲也『呼吸する記憶』

    コンスタンチン·カキュシス駐日ギリシャ大使とヨアナ夫人、ルイ・オルランド・シャビエル駐日アンゴラ大使とファティマ夫人が、ホテルオークラのMAYU galleryで開催中の永田哲也『呼吸する記憶』展を訪問。 “Wagashi” is a series of contemporary artwork by Tetsuya Nagata that uses traditional Japanese confectionery molds to mold 永田哲也『呼吸する記憶』展日本の伝統的な和菓子の木型を和紙で型取り、現代アートとして生まれ変わった和菓紙。 そこには時代(時)の記憶と場所(空間)の記憶。そして、我々日本人の祝い(心)の記憶が写し出されている。作家は、それらを造形要素として連結させ、集積させ、新しい世界観へと構成。純白な和紙という素材によって生き生きと呼吸しながら作品へと昇華された姿は、白く無垢な輝きを放ちながら現実のものとして目の前に展開していく。…

  • いけばなインターナショナルフェア2021開催

    いけばなインターナショナル東京支部主催するフェアが、12月14日(火)東京・水天宮のロイヤルパークホテルで開催される。このフェアでは、31流派の家元作品を展示、また42ケ国の大使館の工芸品や食品が展示販売される。 開催日程/2021年12月14日(火)開催会場/ロイヤルパークホテル(東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1)開催時間/11:30〜15:30※一般客は、13時30分から15時までの受付。 コロナ感染拡大防止策のため入場制限あり。入場料/3000円(抽選券付き・当日券あり) ※当日券は枚数が限定。 事前購入希望の問い合わせ先:いけばなインターナショナル東京支部 03-3295-0720(木曜日を除く月〜金 11:00〜15:00) E-mail info@ikebanatokyo.or.jp